日曜の深夜 後10分ぐらいで日付けが替わる頃、叔父は亡くなったという知らせを受けた。遠くに住んでいる叔母たちにすぐ連絡をとり、母と二人病院まで歩いた。
叔父と対面したが、口に管をくわえていたと最後の姿と大分変わり、穏やかな表情になっていた。葬儀屋さんの車で出て行くのを見送り、深夜の人気の無い道をとぼとぼと歩き帰宅すると1時半になっていた。
母は待合室にいる間従姉妹に後の事を細かく指示していた。
いくら職業と言えども、看護婦さん達は手際よく、主治医は私達と一緒に見送ってくれた。こんな時はその心使いがとても有り難い。
深夜に外を歩いたのが障り、気管支の悪い母は風邪を引いてしまい、私が通夜も葬式も父と参列するようになってしまった。
後で聞いてみれば、叔父は腎臓も透析一歩手前の状態だったと言う。
叔母達は丁度3週間で叔母に続いて叔父が亡くなった為、これで打ち止めにして欲しいと口々に言っていたが、年齢は関係なく気丈な人またはマイペースの人はピンピンしていて、没個性というか影が薄いと感じた叔父や叔母が逝ってしまったような気がする。
叔母の葬儀と違い今度は叔母達の外従兄弟等も参列して賑やかに叔父を見送った。
しかし、今回身近であったので人の人生ってあっけないものと実感したと同時に、それならば、人にどう思われようと自分の思うとおりに生きたいと思った。
慌ただしく3日間が過ぎ、予定通り高知まで出かけた事もあり、その疲れからか、昨晩は9時前から寝てしまった。
今朝、5時に目が覚めたがそのまま横になっていると、
「ヒケタ、ヒケタに行かなければならない!」と言っている。その後、「卵!」
「え?卵?」なぜか6月15日のゆで卵しか目の前に無い!これはダメだわと思っていると、
次にトーメイのパックに10個入った卵が現れた。 ああ、それがいるのね…と納得した所で目が覚めた。
う~ん、今のは何だ?ヒケタと言ったら、多分香川の引田?行った事はないが、先日白鳥町へ行った時に名前を目にしたくらいである。
卵と言えば、龍神様?海のお清めかしらと思った。以前、霧島の大浪池に行った時、何時もの3点セットの他、榊と卵のパックを持っていって供えた事を思い出した。
大きな白い巳様が牙をむき出しクワ~ッと口を開けた怖い顔がよぎった。
ラジオを掛けっ放しにしているので放送の中にそんな言葉が出たのでは?と思い、ホームページを調べたがそれは全く無関係だった。
気になってノワタリさんに伝えると、
「龍神様が御呼びですね。出来たら、私も行きたいですね。」と言われ、京都へ行く前日に足を伸ばす事となり その他神社を調べると、八幡様と恵比寿様があった。
今回、宿だけ押さえただけで、飛行機を手配する気が起きなかった訳が分かった。なぜか迷い取れなかった。妹はやきもきしていたそうだ。
其処はほぼ足摺の対角線上にあり、白鳥と隣で今は同じ東かがわ市である。7月に引き続いてまた行く事が不思議に感じる。なぜ、同じ瀬戸内海でも愛媛でないのだろう?ノワタリさんは、
「行けば、分かりますよ。」と、やんわり言われた。
今回は坂出まで車で行き、ノワタリさんと合流して引田でお清めをしてまた、坂出からJRで京都に向かい、解散後また坂出から車で帰ることになり、やっと計画が本決まりになった。
妹に伝えると、
「私が動けるようにうちの両親が元気なのよ。」と、言う。
有り難い事である。仕事を持っている私には時間、費用、人、どれが欠けても出来ない事である、感謝しなければならないと改めて思った。
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