阿蘇から帰った1週間後の日曜日、同じスイミングクラブの友達に誘われて隣町のプールに連れて行ってもらった。
どうも体が重い、サボってたせいかなと軽く考えていたが、終えた後プールから出ようとしたら、いつもならスタート台の横に腕だけで上がれるのに出来ない。
シャワーを使おうとしても立っているのも辛くフラフラする、更衣室にあった椅子に座り休んでどうにか服を着た。人のに乗せてもらってたのでよかったと内心思った。
帰宅しても起きている事ができず、昼間から横になっていた。そこにノワタリさんから、次月の足摺の旅の打て合わせのがきた。もう宿とは予約を入れていたが、レンタカーと行程はまだ決めていなかった。今回もフジワラ姉妹が参加する事になっていた。同じ四国内なので彼女達に余り負担をかけず、できるだけ近回りをして途中で合流すればと思っていたが、ノワタリさんの考えは異なっており、全員が一台のでずっと動きたいと言うものだった。その話をしようとしていたら、ノワタリさんが「ネコちゃん、変」と言ったので、私も「ノワタリさんこそ、変」と言ってを切った。
その後、その話は進まず、フジワラ姉が私達の間に入り話を進めたが、益々、話はおかしくなりこじれて来た。そのプールの件以来、夜は眠れず、体と気分は重くとてもきつかった。しかし、いつもアレルギー性鼻炎などが出て2月から3月にかけて体調が悪くなる事が多かったので気付かなかった。
月末頃になって霊障だとわかった。それで、変だと言ったのだったと言われた。ノワタリさんによると、泳いだ後、普通であればとてもさっぱりして気分爽快になる。それは身に憑けているものとか思いを水に落とすらしい。とても敏感になってきた私はそれを拾うらしい。泳ぐ事を止める方が良いと言われたが、それも我慢出来ないので苦肉の策で泳いだ後、この時からプールに入る時に榊の葉を身に付けたり、泳ぎ終わった後、御真言を唱えながら粗塩で身を清めなければならなくなった。いずれ強制的にストップが掛かるだろうとも言われた。それは1年半後左手首を骨折する事で終わりを迎えた。
私は体質のせいで、それまでもしょっちゅう霊を憑けて来るが、その時はとてもきつかった。今までの中で3本の指に入る。このままほって置いたら、心も乗っ取られてしまうところだった。ノワタリさんに祓って頂くと、「赤いモスリンの着物の女が不気味にニタ~と笑っているわ。」と言われた。
その間、私の霊障を受けているせいか、フジワラ姉もとてもおかしくなっていた。私達の行き違いをあからさまに喜んでをしてくる。テンションが以上に高くなり「はぁ~おもしろ~い。ネコさんがこう言った。ノワタリさんがこう言った。アハハハハ…」と普段より1オクターブ高い声で電話口で笑い異様で、不気味であった。気の毒に私に憑いていたものが乗り換えたのかしらんと思うほどだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます