もりあおがえるのつぶやき

山里の四季の移ろい、日々の暮らしをつれづれに

谷川岳

2018-09-12 16:35:01 | 季節
谷川岳なんて言うと魔の山なんてイメージがあるがそれは岩壁登攀の世界のことで稜線歩きは普通の山である.2000メートルにも満たない低い山にもかかわらず風雪厳しく森林限界は低く草と岩稜の鋭く切れ落ちた稜線はスリリングであり延々と連なる山並みはアルプスの高山を歩いているような気持ちにしてくれる。そうかと思うと平標山のように広大なお花畑があったりいい山だと思う。



ロープウェイ、天神平からの尾根は多くの登山者で賑わっていたが山頂を過ぎるとぱったりと人もいず一ノ倉までの稜線はお花畑をのんびりと歩けた。


通称ノゾキからの一ノ倉沢、この岩壁が多くの若者の命を奪ったのだ。


谷川連峰と言うだけ合ってここは延々と山脈が連なる.2000メートルに満たない山にもかかわらず風雪強く森林限界は低く草付きの山となり谷は急激に落ち込んでいる.またいつも霧がわいて天候が安定せずそれも魔の山のいわれなのか。


肩の小屋、やまをあるいていると常に道を探し足下に気をつけ空を見ては天気の代わりに気をつけ気の休まるときが無い。安全なところはないのだ、でも山小屋が見えるとあああそこに安心できるところがあるとホッとしてしまう。