
雪がかなり消えてきたのに今日は朝から雪が舞う。
れいわとは驚いたな、ラ行から始まるとは、ま、なんに決まってもそれなりにああだこうだはあるもんだ。令和に万歳しよう。気よく風和らぐがいい。何より万葉集からの出典がうれしい、何も日本文化の原点がだの政治的にだの言うつもりはない、ただ万葉集が好きなだけだ。なぜかというと山里に暮らす僕には万葉集に唄われた情景が自分の周りの風景とよく共感できるからだ。万葉集第1番の歌、
籠よみ籠もち堀串もよ み堀串持ち この丘に菜摘ます児 家聞かな 名告らさね
なんて今ここでフキノトウ採りしてる 情景じゃないか。それがこれを言ってる人が時の権力者、雄略天皇というのだから面白い。
別に元号が変わったから何が変わるなんて思わないが、まあ新年と同じで新しい時代に期待を込めるというんだろうか。平成の時代はすさまじい勢いでITの世界が広がった。令和の時代がどうなるのか、日本はすさまじい勢いで少子化になり働く人が少なくなる。これを防ぐにはアジアの人たちに助けてもらわなければならない、好むと好まざるにかかわらず、食べ物も文化も違う人たちの働きに助けてもらわなければ今の日本の社会は維持できなくなるのだ。令和の和がアジアや世界との和になることを期待する。