晩秋花がなくなりさみしくなるころに異彩を放つのがこの草だ。濃い黄色がとても目立って野山に花を添えてくれる。虫たちも花がなくなるのでみんながこの花に集まってにぎやかだ。
ひところこれが大繁茂して有害外来種として嫌われたが、どっこい日本の草たちも負けてはいない。この草がなくなることはないがそんなに増えもせず共存してる。空き地荒れ地などで大繁殖するのはもともとあるべき生態系が崩壊してるからだと思う。
さらに花粉症のもとだとか言われて嫌われたが、それはブタクサと間違われたのでセイタカアワダチソウは花粉症は起こさない。それどころか北アメリカでは薬草として使われている。アトピー性皮膚炎の薬としてそのつぼみをお風呂に入れるといいそうだ。さらに体の毒素を排出するのでハーブテーとして使われるそうだ。