もりあおがえるのつぶやき

山里の四季の移ろい、日々の暮らしをつれづれに

再葬墓

2024-11-25 16:32:06 | 季節

 前から気になってたんだがなかなか行けなくて最終日やっといくことができた。この表題はわかりにくい、2度葬られるということなんだが。縄文時代後期BC1000年ころから弥生時代を通じて土葬した骨をもう一度掘り出しさらに焼いて骨壺に収めるという葬送が行われたという。

 

  骨壺

 

自分がまだ子供のころ村の葬儀は土葬だった。そして集骨して石でできた箱の中に入れられていた。この時洗骨されたのかどうもその辺はわからない。今は火葬されるがそれはまだ50年くらい前からだと思う。中国南部を旅した時、点々と土饅頭があるのを見た。あれをどうするのか聞くと掘り出して壺に入れ岩穴に収めるという。村の背後に岩山がそびえ、案内されたのは穴というより岩の隙間のようなところにいくつもの壺が並んでいた。ふたを開け見せてくれたがきれいな骨だった。同じようなことが岩櫃山でも行われているという。こおいう同じような葬送というものは3000年まえからあるのだろうか。タイ国境に近い大陸と交流、あるいは渡来があったのか。

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿