もりあおがえるのつぶやき

山里の四季の移ろい、日々の暮らしをつれづれに

藪山 湿地

2017-05-10 04:11:41 | 季節
僕のお庭はやぶやまだ。






さわおぐるま


三柏

藪山 湿地考
ひところ絶滅植物とかビオトープとかいう言葉がはやったけどそのころ僕の周りには敬愛するナチョラリストがいっぱいいて皆で湿地研究会なるものを立ち上げて活動したことがあった。その過程で開発でつぶされる湿地の植物を僕のところに移植してきて保護なんておこがましいがせめて絶滅する前に種の保存ができればと思いいろいろ株分けして増やしてきた。おかげで今では僕のまわりは見事な藪山、でも湿地植物に興味ある人には涙が出るほどうれしいところだと思う。湿地にカエルが鳴き、林は小鳥たちの稼ぎの場、それなりの湿地植物園になったと自画自賛している。稲以外はすべて刈り払い除草剤で退治する今の世に白い目で見られて数十年(僕も大したものだ)頑固に草藪を作ってきた。森や草原は空気を浄化する、湿地は水を浄化する、それを開発の名のもとに役に立たない藪山だと言ってどんどんなくしていってアレルギーや癌で苦しむ現代人。

菜の花祭り

2017-05-08 12:08:12 | 季節
春は黄色がいい,でもこれは黄色に酔った。広大な河川敷一面、黄色に覆い尽くくし。
菜の花祭りというのをやってるのを聞いてはいたがこの時期忙しくていけなかったがたまたま用事で通りかかり思わずよってしまったが、すばらしい、こんなにすごいもんとは知らなかった。ほんとに黄色に酔った。






ゼンマイ干し

2017-05-07 17:22:09 | 季節


ああ腰が痛い,一日ゼンマイ揉み、だってのに今ころ黄砂とやらで空が曇りいい日が当たらない。今日はダメだった,明日もう一日いいお天気を祈る。
こんなぜんまい干しなんてやるのは僕らの年代ではもういなくなった。乾燥したぜんまいを戻してうまく煮ものにするなんていう若い奥さんもいない、ぜんまいは栄養満点、山里の大事な産物なんて文化もなくなるのだろう。日本人はとても学習意欲が高い、それをどこで学習するかといえばテレビや新聞ネットだ、隣の奴の言うことは間違いが多い、権威ある新聞やネットというわけのわからぬものしか信用しない、どっかで全員一度に騙されるんだろう。ということでテレビや新聞でおなじみでない山里の文化なんてくそくらえだ。地元じゃだれも見向きもしない。さいきん・・・・・海外青年協力隊の国内版みたいのができたのか地域協力隊みたいのが若い女の子が来て面白がってるみたいだが、山里文化を、も少し知識、知恵、やる気のあるのが着てくんないかなあ