7/8(日)
食べ切れなかったパンの朝食。
いかんな、ビールが定番になりつつある…(泣)
坂の上からやたらカップルと行き合います。
爽やかな雰囲気にイラッとします。
10時ちょい過ぎに到着しましたが、今日は4階の入り口が見える5人目に並べました。
昨日は異常でしたね、やはりトークショー効果ですが。
124 彼岸花
トークショーでも話題になってましたが、小津監督の初カラー作品です。
言われて気にして見てみたら、確かに画面のちょっとした所に赤色が必ず顔を出してます。
なるほどねぇ、気がつかないけど深層意識にきっと作用して、それが感動になるんでしょう。
冒頭のシーンが東京駅なんですが、トークで言ってた通り12番ホームでした。
なるほど、監督のラッキーナンバーなんですね。
別会社からゲストとして迎えられた山本富士子が京都の娘はん役で出てまして、衣装合わせの時に、
あちらは豪華な着物をあてがわれてるのに、ネコちゃんの方はチャコールグレーのセーターだったので
ひどくいじけたとトークでも笑ってました。
それが、映像になってみたら…さすが見事なハーモニー!
ネコちゃんだってまったく見劣りしてません。(小津マジック)
佐分利信と田中絹代の娘がネコちゃん。
京都の宿屋の女将が浪花千栄子で娘が山本富士子。
田中絹代って、原節子みたいなお嬢さんってイメージでしたが、見事に抑圧された妻を演じてます。
これを原がやったら卑屈になるんだよな、適役です。
ラジオを聴きながら手で踊るシーンもお見事。
オヤジたちの飲みながらの話題は娘の結婚です。
家柄だの資産だのが判断基準の佐分利や浪花が持ってくる見合い話は娘の気に入りません。
会ったこともない人とうまくいくなんてわけわかんないわ!
時代は変わってきてますが、親たちには理解できません。
笠智衆の娘も家を飛び出して男と同棲して悩んでます。(この娘が若い頃のMさんにそっくりと思われる風貌。
推測ですが…)
会社の同僚の佐田啓二と恋仲になって、それが父親にもしれますが、猛烈な反対にあいます。
何より自分の知らないところで話が進んでるのが気に入らないんです。
そういう父親です。
態度をみてても殿様だもんな。
外から帰ってきたら、帽子から背広から次々脱ぎ散らかし、その後を母親が追いかけて畳んだり
ハンガーに掛けたりしてます。
最後に浴衣を肩にかけたら、さすがに帯は自分で締めてます。
男性天国なのか?ここが特集なのか?
山本が和服で化粧もバッチリのお人形(喋りも京都弁だし)に対して、地味なセーターのネコちゃんも
負けてません、ってかこっちの方が好みです。
浪花千栄子も、監督に抑えられながら?得意のマシンガントーク炸裂で、佐分利や田中の対応が
笑いを誘います。
お約束ですね。
素晴らしい映画でした。
休憩時間に入ってきた客で館内は八分以上の入りになりました。
盛況です。
125 泉
連続で観るのはどうかな?こんがらがります。
さっきの余韻が残ってるのに、浅間山麓の地主が佐分利信で、ネコちゃんはその秘書です。
さっき親娘だったじゃん?
彼女に思いを寄せるのは同じく佐田啓二なんですが、さっきはラブラブだったくせに、今度はなんだか
冷たい対応です。(製作はこっちが2年前ですが)
別荘地として森を開拓してるのですが、その水利権を巡って農民たちともめてます。
渡辺文男が地元猟師ですが、いきなりネコちゃんに求婚して拒絶されてます。(無理筋)
開発所長として小狡く動くのが西村晃、開発会社の社長でネコちゃんを愛人にしようと企むいかにも
小物の加東大介。
そして、ちょっと気を失ってるうちにzzz猟銃で自殺した佐分利信から始まって話がぐちゃぐちゃしてきます。
もうちょっと整理して欲しいです。
話があちこちに飛びすぎて、なにがテーマなのかさっぱり分からなくなりました。
新たな水源は掘り当てましたが、山道を去っていく佐田啓二。
ネコちゃんはどこへ向かっていくのでしょう?
ブラジル?
なんじゃそりゃ。
朝から汗だくでしたので、銭湯に行ったら、見えないテレビ(女の方を向いてる)から相撲の音が聴こえます?
始まったんですか。
稀勢の里はどうしたんでしょうね?
帰りに弁当屋に寄って、家飲み。
食べ切れなかったパンの朝食。
いかんな、ビールが定番になりつつある…(泣)
坂の上からやたらカップルと行き合います。
爽やかな雰囲気にイラッとします。
10時ちょい過ぎに到着しましたが、今日は4階の入り口が見える5人目に並べました。
昨日は異常でしたね、やはりトークショー効果ですが。
124 彼岸花
トークショーでも話題になってましたが、小津監督の初カラー作品です。
言われて気にして見てみたら、確かに画面のちょっとした所に赤色が必ず顔を出してます。
なるほどねぇ、気がつかないけど深層意識にきっと作用して、それが感動になるんでしょう。
冒頭のシーンが東京駅なんですが、トークで言ってた通り12番ホームでした。
なるほど、監督のラッキーナンバーなんですね。
別会社からゲストとして迎えられた山本富士子が京都の娘はん役で出てまして、衣装合わせの時に、
あちらは豪華な着物をあてがわれてるのに、ネコちゃんの方はチャコールグレーのセーターだったので
ひどくいじけたとトークでも笑ってました。
それが、映像になってみたら…さすが見事なハーモニー!
ネコちゃんだってまったく見劣りしてません。(小津マジック)
佐分利信と田中絹代の娘がネコちゃん。
京都の宿屋の女将が浪花千栄子で娘が山本富士子。
田中絹代って、原節子みたいなお嬢さんってイメージでしたが、見事に抑圧された妻を演じてます。
これを原がやったら卑屈になるんだよな、適役です。
ラジオを聴きながら手で踊るシーンもお見事。
オヤジたちの飲みながらの話題は娘の結婚です。
家柄だの資産だのが判断基準の佐分利や浪花が持ってくる見合い話は娘の気に入りません。
会ったこともない人とうまくいくなんてわけわかんないわ!
時代は変わってきてますが、親たちには理解できません。
笠智衆の娘も家を飛び出して男と同棲して悩んでます。(この娘が若い頃のMさんにそっくりと思われる風貌。
推測ですが…)
会社の同僚の佐田啓二と恋仲になって、それが父親にもしれますが、猛烈な反対にあいます。
何より自分の知らないところで話が進んでるのが気に入らないんです。
そういう父親です。
態度をみてても殿様だもんな。
外から帰ってきたら、帽子から背広から次々脱ぎ散らかし、その後を母親が追いかけて畳んだり
ハンガーに掛けたりしてます。
最後に浴衣を肩にかけたら、さすがに帯は自分で締めてます。
男性天国なのか?ここが特集なのか?
山本が和服で化粧もバッチリのお人形(喋りも京都弁だし)に対して、地味なセーターのネコちゃんも
負けてません、ってかこっちの方が好みです。
浪花千栄子も、監督に抑えられながら?得意のマシンガントーク炸裂で、佐分利や田中の対応が
笑いを誘います。
お約束ですね。
素晴らしい映画でした。
休憩時間に入ってきた客で館内は八分以上の入りになりました。
盛況です。
125 泉
連続で観るのはどうかな?こんがらがります。
さっきの余韻が残ってるのに、浅間山麓の地主が佐分利信で、ネコちゃんはその秘書です。
さっき親娘だったじゃん?
彼女に思いを寄せるのは同じく佐田啓二なんですが、さっきはラブラブだったくせに、今度はなんだか
冷たい対応です。(製作はこっちが2年前ですが)
別荘地として森を開拓してるのですが、その水利権を巡って農民たちともめてます。
渡辺文男が地元猟師ですが、いきなりネコちゃんに求婚して拒絶されてます。(無理筋)
開発所長として小狡く動くのが西村晃、開発会社の社長でネコちゃんを愛人にしようと企むいかにも
小物の加東大介。
そして、ちょっと気を失ってるうちにzzz猟銃で自殺した佐分利信から始まって話がぐちゃぐちゃしてきます。
もうちょっと整理して欲しいです。
話があちこちに飛びすぎて、なにがテーマなのかさっぱり分からなくなりました。
新たな水源は掘り当てましたが、山道を去っていく佐田啓二。
ネコちゃんはどこへ向かっていくのでしょう?
ブラジル?
なんじゃそりゃ。
朝から汗だくでしたので、銭湯に行ったら、見えないテレビ(女の方を向いてる)から相撲の音が聴こえます?
始まったんですか。
稀勢の里はどうしたんでしょうね?
帰りに弁当屋に寄って、家飲み。