めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

ムチムチ

2020-03-21 13:59:44 | 日記
3/21(土)

早起きして新宿へ。




暖かくなって、この三連休はお花見日和か?




日帰り入浴で無料の朝食を食べてから汗を流します。(至福)

92.30→90.75kg

堂々めぐりです。(泣)

山登りして筋肉を付けないとな。

神保町の映画館が、一席ごとと聞いたので、昨日は諦めたし(池部良と三船敏郎観たかったな。)今日は

早めに行って並ぼうと思ってたら…




そんな人気でもなかったか。




並び方の作法までありました。




知らんがな。




チケット買ったらまだ1時間前なんで、三省堂に行って物色。

バッグを重くして戻ります。

両横が空席なので、手脚を伸ばして悠々です。

102 藤十郎の恋




元禄時代の歌舞伎役者藤十郎は売れっ子でしたが、最近少し飽きられてきてます。

自信を持って臨んだ興行が不入りで、追い詰められてます。

馴染みの料理屋の女将がムチムチ京マチ子。

スイも甘いも噛み分けた風格で、藤十郎に寄ってくるギャル達?を捌いてます。

藤十郎も、女房を取られた!と刃物を持って殴りこんでくる加東大介を見事にいなしてます。

この時代は「不義」はご法度で、働いた男女共獄門磔です。

現代に生まれて良かったな。

一緒に寝たけど入れてない!とか言えば許されます。(笑)

近松門左衛門渾身の不義モノ歌舞伎が、うまく演じられないと悩んでいた藤十郎は、稽古を止めて

マチ子の離れに向かいます。

ちょうどやってきたマチ子を相手にひと芝居。(クジラも芝居とは気付かず。)

何を言ってんのよ!と大人の対応だったマチ子も徐々にその気になってきます。

バレたら磔ですので、そこに至る仕草一つがリアルです。

長谷川一夫がキライになるくらいの感動作でした。

ひさしぶりにゼリヤへ。




ワインをたしなみながら、今後の山行、じゃなくて映画の検討。(泣)




青物が嬉しいですね!




ちょっと贅沢に盛り合わせにしました。




経済観念が壊れたか?(泣)




まだ時間があるので、再び三省堂で物色…

さらに重くなったバッグを提げて映画館に戻ります。

嫁候補が出てます。

103 充たされた生活




色っぽいです。

こんな眼で見つめられたら全てを投げ打ってしまいます。

新劇女優ですが、結婚相手が夢ばっかり語ってちっとも稼がないので、愛想をつかして離婚。

監督が羽仁進なもんで、絵も斬新です。

手持ちビデオじゃ?ってくらいグラグラ揺れる画面と、接写でネコちゃんの頬の凹凸まで見えちゃうのが

面白いを通り越して疲れます。

スクール水着?で海を泳ぎ、上がってきたら胸元の膨らみが見えてセクシー!

田村高廣が相変わらず優柔不断なのは良いとしても、なぜ新劇の関係者が安保闘争に一生懸命なのかが

ふに落ちません。

役者がデモに参加したってしょうがないだろに。

稽古して舞台に立てよ?

しかし、クジラが生まれてない昭和37年公開の映画で、こんな色っぽいネコちゃんが悔しい!

昼食が遅かったので、マイバスで軽く買ってきて家飲み。




「かずチーズ」が気になります…