旧聞に属しますが、堺市の市立図書にBL本が置かれ、ちょっとした騒ぎになったことがありました。
少し調べてみたのですが、どうも市民からの苦情を受け、一時は廃棄処分にしようとしていたらしいのですが、我らが上野千鶴子大センセーをトップに頂く市民団体が騒いで、廃棄を差し止めさせたようです。
彼女らの提出した「特定図書排除に関する住民監査請求書」から抜粋すると、
堺市立図書館において、本年2008年7月頃、市民や市議らの強い要求を受けて、特定の図書が開架から排除され、廃棄処分されようとしている。しかし、それは許されない違法な行為であるから、速やかに当該排除、廃棄行為を中止しもしくは現状復帰すべきである。
などと、大真面目に書かれています。
正直、こんな大事件(?)に今更のように気づいて蒸し返すぼくも相当なトンチキですが、こんな明らかにコートムケーなタワゴトを批判しようともしなかった世間の方も、かなりのノータリン揃いでしょう。
フェミニストたちもゲイも「オタクの自由を守る活動」をしている人たちも、一切の疑いなくBL本を図書館に置くのが正しいことだ、と絶叫しています。どうもBL本の排除は女性やホモへの差別というリクツのようですが、ならば百人が百人とも思いつくであろう「じゃあ、男性向けの萌えエロ漫画も図書館に置くべきなの?」という疑問には、答える意志はなさそうです(これはフェミニズムの物言いの全てにおいて当てはまるのですが、彼女らは「わたしたちは差別されてきたのだ」という怨嗟の念があまりにも強くて、あらゆる場合に冷静な判断ができなくなっているように思えます)。
そういう人たちの主張する「表現の自由」って、信頼できます?
◆堺市図書排除問題で住民監査請求/上野千鶴子「日本中、どこで同じようなことがあっても、闘うだろう」
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/ce5d38b68fa265aeb91fb6e3cf97ed3c
◆現代版・焚書する人たち/ 「図書館から不健全図書(BL等)を排除しよう!」 という人たち
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/248497f9024264b314b9f0770f0ee6af
◆堺市の図書排除問題/第二次申し入れの賛同人の募集・明日まで/その他の各種情報
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/d87d23bdaeb5285b31111bf04d96f962
BL(ボーイズラブ)系作品は有害なのか? <大阪府堺市の市立図書館がとった対応を巡って>
http://www.news.janjan.jp/living/0811/0811111248/1.php
カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20090414/1239646227
さて、では目下のところ、この図書館ではBL本をどのように扱っているのか。
「まだ撤去していないのでは」とPONさんにご教示いただき、ちょっと電凸してみました。
電話に出られた男性は、まず、BLという区分けはしていないとおっしゃっていました。今時男性向けのラノベでも過激なものはありますし、それは当然のことです。
それらの図書(大ざっぱにライトノベルと言っていいでしょうか)は購入時にイラストをチェックして、過激なものの購入は控える方針でやっていらっしゃるそうです。本来は文字を重視すべき気もしますが、なかなかそこまではやれないのでしょう。
しかし、既に購入してしまったものについては?
何しろこの図書館は既にBL本を購入してしまっています(その冊数、5499冊、購入額は366万8883円也、と言います)。
それらの本は現状では一応、閉架状態になっている(つまり、利用者の目に触れない書庫に入れており、借りたい人のリクエストに応じて取ってくる)、という状態になっているとのことです。
しかし、子供さんがもし、リクエストをしたら?
担当者さんは「たいていは成人が借りる」「もし子供が借りにきたら配慮は必要と考えている」と言葉を濁していらっしゃいましたが、やや突っ込んで尋ねると、「今のところ、年齢制限はしていない」との答えが返ってきました。
今まで「子供が借りにきた」という報告が上がってきたことはない、とのお話でしたが、正直、では事件から一年ほど経った今に到るまで、「子供が借りたケースは皆無」かとなると、それはちょっと考えにくいように思います(相当数が借りられていると言いますし)。
一方、どうも「貸し出しに年齢制限を作る」というのが図書館の建前としてやりにくいことのようで、こういう、「理念とゲンバの事情の齟齬」というのはどこでもあることですし、この年配であろう担当者さんには同情しなくもありません。
とは言え、記録は残るんだし、いろいろ言われないうちに対策を立てるべきだと思うのですが。あくまで想像ですがBL本の購入もまた現場での貸し出しも、おそらくは腐女子の司書さんが確信犯でやっていらっしゃるのではないでしょうか。
仮にこれが男性向けのエロ本だったらどう考えても騒ぎはこんなものでは収まらなかったでしょうし、女性向けだから大目に見られていたことは、疑いようがないでしょう。それを「女性への差別だ」と言い立てるフェミニスト(や、それに唱和する者)たちはやはり、いい気なものだと言う他ありません。
実はこれに近しい事態って、幾度も起こっています。
古くは地方自治体がO-157にたいする子供向けの啓蒙ゲームの製作をアダルトゲームのメーカーに発注したとして、騒ぎになったことがありました。これについては『封印作品の謎』で詳しい顛末が語られています。
最近では「さくらんぼ小学校」の騒ぎが記憶に新しいですよね。同人ゲームメーカーと同名の小学校が開校されそうになり、問題になった事件です。
この時の同人サークル側の対応は非常に大人で好感の持てるものであり、裏腹に学校側の対応があたふたしたみっともないものであったため、前者は大いに株を上げ、後者はバッシングを受けました。
しかし、とは言え、(本ブログでもこのメーカーのゲームを採り上げたことがあり、ネガティブなことを書くのは心苦しいのですが)この件でことさらにオタク側を正義の側、被害者の側にばかり置くのもどうかと、ぼくは感じます。
例の「追突されたようなものだ」発言*1も、ぼくたちの視点からは「追突してきたのはそっちだろう」という話になりますが、学校側の視点から見るとどうでしょう。果たして「小学校」という名を冠したアダルトメーカーが存在し、しかもその内容が小学生とやりまくるものっであった、そんな反社会的なメーカーがおおっぴらに存在していたという事態が、果たして一般の、おそらくはネットにも疎いおっさんに、想像がついたでしょうか。
おそらくオタクだと想像できる批判者の言葉に、「さくらんぼと言えば年若い少女の性的なメタファだって言うことは当たり前だ」といったものがありましたが、少女そのものが性的であること、いや、小学生の少女を性的な目で見ているというぼくたちの振る舞いこそが反社会的であるのですから、それこそレイプしておいて「女が俺を誘ったのだ」というのに近い暴論です。
市長の「こちら側が改名すれば相手の存在を許すことになる」との発言*2も、不快なものであったかも知れませんが、とは言え、小学生とやりまくるゲームを、教職者が「でも、非実在少年だから問題ないネ♪」と理解してみせたら、そちらの方が問題でしょう。仮に教師がこのメーカーのゲームをやっていたことがニュースになったとしたら、みなさん、大はしゃぎで教師を叩くのではないでしょうか。
むろん、ぼくの本意はことさらにこの学校の肩を持つところにはありませんし、結局、校名を変更することになったようですが、それも妥当な措置だとは思います。
ぼくが言おうとしているのは、単純に「この種のものは裏文化であり、不快感を示す人が大勢いることは当たり前だよね」と言うことです。ネットは裏か表かと言われると、既に即断できないところにきていますし、件のサークルの対応には非があるとは思いませんが。
*1小学校の存在する市の市長は校名変更の会見後に、「交通事故に例えるなら、(向こうから)ぶつかって来たような感じだ」と所感を述べ、ネットにおいて「順序から言えばぶつかったのはお前だろう」といった声が聞かれることになりました。
*2当初、市長は「校名を変えればアダルトの世界を正当化することになる」と発言して、校名は変更しない方針を示していました。
そもそもが80年代末に起こった成人コミック騒動も、「子供向けにしか見えない絵にもかかわらず、エロ漫画であった」ことが問題の発端でした。むろん、ぼくたちは別に「規制を逃れるため」子供向けっぽい絵を描いていたわけではなく、あくまでも「そういう絵が好きだった」だけに過ぎません。しかし(この騒ぎそのものはいろいろ問題含みであったとは言え)「エロ漫画がエロ本扱い」を受けること自体は、当たり前のことです。
BL本も商売としてみれば「エロ本コードをつけずに売れるのでおいしい」といった側面があります(腐女子と想像できるブログでアダルト扱いを受けたらBLは絶滅する、と主張しているのがありましたが、そんなわきゃありません)。おそらく、「規制」によっていっぺんにメシの種のなくなってしまう「隙間産業」の人々もいるかとは思います。
ていうか、俺か。
確か、文章は基本アダルト指定を受けないと思うので。
そうした人々はそうした人々で文句を陳情していくべきではありますが、それは上の「図書館では貸し出し制限をしにくい」というのと同じ次元での、「忖度すべき、ゲンバの事情」であって、別に「表現の自由」といった高尚な問題では、全くありません。
そしてまた、それと全く同じ理由で、これらは「オタク差別」といった高尚な問題では、全くありません。
つまり、それこそ二十年前の成年コミック騒動の頃ならともかく、既に社会の一大勢力になってしまったオタク文化は、闇雲に権利を叫ぶのでなく「いかに、その反社会性を世間と折りあっていくか」という戦略が求められていると言うことですね。
そこでただ被害者意識に振り回されて権利を振り回しているだけでは、図書館に怒鳴り込んだあの人たちの二の舞になってしまうのではないでしょうか。
ですから、やはりここはやはりあの人たちと歩調を合わせることには慎重であるべきです。
少なくとも「萌えフォビア」とかいう言葉を使うと、後々恥をかくことになるかも……という気はします。もしぼくたちオタクがあの人たちの甘えきったロジックを間借りしてしまったとしたら、容易には後戻りが聞かなくなりそうですから。
というところで、長くなりそうですので続きは次のエントリで。
堺市図書館に電話をかけられたとのこと、ごくろうさまです!
女子児童への貸し出しがスムーズには行われていないと知り、少しほっとしました。
この件は、過激フェミニスト達の主張の異常ぶりを示すわかりやすい事例で、ある意味良いサンプルを残してくれたといえるかもしれません。
この件についてはまた書かせていただきたいと思いますが、取り急ぎ、当時他サイトへ投稿したものを・・・
※ ※ ※
今回の堺市図書館のとった措置は、自分が10年以上前からそうあるべきと思っていたものです。
自分はBLと呼ばれるジャンルに対する規制の甘さにずっと訝しさを覚えてきました。
あからさまなポルノをポルノと認めず若年層が買いやすい体裁で提供している出版社と、
それを甘受している利用者(特に成人)に深い憤りがあります。
ポルノの範疇に入る物とそうでないものをわけ、
ポルノについては若年層の目に届かないように配慮しつつ楽しむ・・・という世の中の決まりごと。
それをBL関連書籍だけは免れている、ということが何故か問題にもならずにいました。
堺市図書館の対処のおかげで、一般の人もその欺瞞に気づくきっかけを得たと思います。
今回また一部フェミニストが、論理のすり替えによるBL保護をもくろんでいます。
今件はジェンダーの問題ではありません。
若年層にポルノを簡単に提供しない、という大人の配慮の問題です。
正直言うと今回、堺市図書館にはもっとふんばってもらいたかったですが
でも今件が、今まで不当に法の目を免れていた18禁BL小説に
有害図書指定を行うきっかけになっていくなら、感謝をしたい気持ちです。
これも感情的な動機から・・・??
PONさん>
>この件は、過激フェミニスト達の主張の異常ぶりを示すわかりやすい事例で、ある意味良いサンプルを残してくれたといえるかもしれません。
正直、上野センセイは(さんざん貶していますが、それでも)ある程度は世間に調子をあわせるバランス感覚を持っている人だと思っていたので、ちょっとショックですね。
やはり二十年近く総合誌にお呼ばれされないうちに、一般常識が錆びついてしまったのでしょうか。
それと比較的好感を持っていた藤本由香里さんがメンバーにいるのもびっくりですね。
>自分はBLと呼ばれるジャンルに対する規制の甘さにずっと訝しさを覚えてきました。
これは男性向けにもある程度は言えることですが、ことに女性たちは自分たちのやっていることのヤバさに無自覚すぎるように思います。
いくら何でもフェミニストたちのこんな詭弁に乗っかるようでは、だらしなさすぎるでしょう。
灯るさん>
>これも感情的な動機から・・・??
とにかく「私たちはサベツされている!!」という感情で頭の中がいっぱいになっていて、「でも、男性向けならもっと“サベツ”されんじゃん」とか「そもそもこんなの図書館に置くってどうなん」とか、そんなことは一瞬たりとも考えられないのだと思います。
こういうことをやればやるほど、「性犯罪冤罪=女災」はヤバい、という認識を一般的な人々に広めることになると思うのですけれども。
>フェミニストたちもゲイも「オタクの自由を守る活動」をしている人たちも、一切の疑いなくBL本を図書館に置くのが正しいことだ、と絶叫しています。
これについては、私の知る限りでは
ゲイ男性が堺市図書館に対し、当該書籍を置くよう要望した記事はなかったように思います。
逆にゲイ男性がBL表現を本気で毛嫌いし、それを享受する女を罵倒するような文章はよく見かけますね。
伏見憲明氏の上野批判の例もあるように、ゲイ男性が
野放図になっている女の図々しさを嫌う、というケースの方が多い気がするんですよ。
一部のフェミニストにとって、BLというものは突つかれたくない領域だと感じます。
それもかなり深い部分で。
(大奥という男女逆転マンガを描いたよしながふみもフェミニストを公言していますが、かつてはBLもかなり手がけていました)
彼女らがなぜ、レディースコミックは冷笑出来るのに、BL批判をされるとヒステリーを起こすのか。
それを考えてみると、見えてくるものがある気がするんですよ・・・
>ゲイ男性が堺市図書館に対し、当該書籍を置くよう要望した記事はなかったように思います。
上に並んでいるリンクのうち、下から二番目が「ゲイ」による擁護論です。
もちろん、ホモの全員が今回の件で擁護論に回っているわけでは全くありませんが、しかしフェミニズムに同調するホモは大変に多いのです。
というより、ゲイリベレーションそのものがフェミニズムの一派として出てきたということは事実ですよね。
おっしゃるように伏見さんは近年、ジェンダーフリーなどを果敢に批判するようになり、大変立派だと思っていますが、初期の彼が完全にフェミニズムの影響下にあったことは(いまだ未練を持って引きずっていることも含め)、否定のしようがありません。
>彼女らがなぜ、レディースコミックは冷笑出来るのに、BL批判をされるとヒステリーを起こすのか。
う~ん、ヒステリーを起こした例って他にありましたっけ?
本当はレディコミこそ「女性差別を女性が嬉々としてやっている」としてヒステリーを起こすべき代物のような気がしますし、更に言えばAV女優の妙な明るさについても同じ反応を起こしてしかるべきでしょう。
ただ、藤本由香里さん含め、BLについては「近場の火事」という意識が強いとは思いますが。
ご指摘のリンクの件、すみません!
上野氏のリンクタイトルを見て当時のうんざりした気分が甦り、
他リンクもぜんぶこの類かと思って見てなかったんです。
灯台もと暗しでした(汗
知人のゲイ男性が大のBL嫌いで、そちら側からの意見を聞く機会が多かったため
バイアスがかかっていたかも・・・こういう場で違う情報をいただけるのはありがたいです。
この文章を読んでみて思ったのですが、この主張者は
>僕は、BL系作品を好んで読むことはありません。
といっていることからも明確ですが、BLを概念としてとらえている感じですね。
実態(ポルノが児童に貸される)を見ない状態で、アタマ(ゲイ差別に至る可能性)で
結果的にフェミ側に寄ってしまったように感じました。
こういう観点で、結果的にフェミ側になってるゲイも多いのかな。
伏見氏について↓
>初期の彼が完全にフェミニズムの影響下にあったことは(いまだ未練を持って引きずっていることも含め)、否定のしようがありません。
そうですね、いまだ上野へのかつての尊敬を表明するあたり、真面目というか・・・
ただ思うのは、フェミニズムにかつて入り込んでいたものが反対側にまわっているということは、逆に強みだとも思います。
最初から反フェミだった立場よりも、説得力があるというか。小谷野氏もそうですね。
彼らにしか言えない主張を期待してしまいます。
というところで取り急ぎお詫びまで。
>>彼女らがなぜ、レディースコミックは冷笑出来るのに、BL批判をされるとヒステリーを起こすのか。
>う~ん、ヒステリーを起こした例って他にありましたっけ?
についてはまた書きますね。
>結果的にフェミ側に寄ってしまったように感じました。
こういう運動に足を突っ込んでいると、どうしてもつい冷静に事態を見ることができなくなってしまうんですよね。
リンク先の論者の文章からは、
> 行政サイドには、同性愛~LGBT~セクシュアル・マイノリティーに関する情報認識が皆無だったのかも知れません。ひとえに、人権意識の低さを如実に感じる事件です。
という言葉が象徴するように、とにかく「俺のことを知ってくれ」という気持ちを感じます。
「マイノリティが世間に向かって自分たちを知ってもらおうと発信している」。
何だか美談っぽいですが、「私たちを知って欲しい」という言い方はフェミニストたちもよくするものです。
そしてそれはエスカレートすると
「知ってくれ」→「私たちに都合のいい見方をしてくれ」→「そうしないやつは差別主義者」
とだんだんとねじ曲がっていくわけですよね。
「ミソジニー」という言葉はまさしくそれを象徴していました。
ホモも、そしてオタクも、一歩間違えるとそうした罠に陥ってしまう危険性をはらんでいると思います。
>最初から反フェミだった立場よりも、説得力があるというか。小谷野氏もそうですね。
伏見さんについては(最近のものは)『欲望問題』を読んだくらいですが、こっちへ来てくれるのか、それともまだフェミニズムに未練があるのか、微妙な感じでした。
「メンズリブ」業界には随分昔からフェミニズムに親和的な勢力がいて、正直この人たちの頭の中がどうなっているのか、ぼくにはさっぱりわからないのですが、伏見さんも下手をするとこの辺の人になっちゃうかな……という気もするのですが(蔦森樹とか、あの辺り)。
小谷野氏はかつてはフェミニズムに親和的だったのでしょうか?
市民のしもべはしもべらしくきちっと仕事すればいいんですよ。
これ、仮に萌えエロラノベが購入されてたら、絶対大事ですよね。
恐らく小学生に貸したりは絶対にしないし、買った者も責任問題になるはずです。
そこをわけのわからないリクツを並べ立ててごね得が通用するようになっている。
バカみたいな話です。