天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

笑顔

2019-08-19 15:26:59 | 日記
 張本智和が快挙!ブルガリア・オープンでハイレベルな中国選手(趙子豪)を破ってシングルス優勝とは、久々に留飲を下げた。ユーチューブで2回も繰り返し見入った。5ゲーム目の3ポイント目を取った時のラリーは息が詰まるくらい見応えがあった。相手がまた世界NO1の許昕の跡を継ぎそうなペンホルダーで、手首回しの可動域が広く、ワイド攻撃に手こずったけれど、スピードに勝った。スピードは目が慣れると次第に対応できるので、いずれ強敵に仕上がってくる思われる。張本のパワーが素晴らしかったのはもちろんだけれども、不運な事故に見舞われなかったのも幸いだった。4ゲーム目にイレギュラーバウンド球が体を襲ったけれど、急所を避けられてよかった。伊藤美誠みたいに眼に当たっていたりすれば、流れが変わっていたかもしれない。何事も計算や実力通りを反映するものではない。腕と徳を磨いて、勝利と幸運を呼び寄せるようにしたいものである。
 娘一家の猫を預かってもう1週間近くになる。食事のカリカリをほとんど食べないし、小便も大便も極端に少なく、慣れない環境に適応しないのかと心配していた。変なものを食わせるなとの厳命だったけれど、試しにカツオ叩きをひと切れ遣ると食った。面白くなって、液状ペット・フードのちゅるちゅーるを買ってくると、一袋や二袋くらいはあっという間に平らげた。好物だったのか、嵌ったみたい。飼い主が喜ぶと思って動画をLINEすると、そんな贅沢な味に慣れたらウチに置いとけないかもしれない、という返事だった。やや空気が微妙になってきた。
 菊池雄星はもう日本に帰っておいで、と言おうと思っていたのに、たった被安打2でいきなり完封した。短慮はいけない、早まったことは言うものでない。大谷翔平が久しぶりの本塁打(16号)を打ち、ゴルフの松山英樹も調子を上げているし、日本選手にフォローの風が戻ってきた感じがする。女子ゴルフの渋野日向子は凱旋2戦目で手に入りかけた優勝を惜しくも逃したけれど、泣きべそ顔もまた可愛らしく、ゴルフをやったことがないのに一挙手一投足に目が離せないわ。むかし、会社で燻っている時、腐ってはいけないといつもニコやかな風にしていたら、廊下ですれ違いざま「いつもニヤニヤしてんな!」と見知らぬ人に怒鳴られた。社内事情通によると、訳アリの人だと知らされたけれど、その心的外傷をいまだに引きずって今も柔和な顔ができず、いつも仁王像のように構える癖が付いた。笑顔も似合う人と似合わない人によって効用が異なるようである。

構へぬに 虚の一突き 喰らはさる
心の深手 癒ゆる時なし