天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

惑星

2020-02-17 13:37:31 | 日記

 中国の財政的影響力下にあると一部で疑われている WHO が新型コロナウイルスの封じ込めに中国が成功していると称賛するだけでなく、IMF までもがCOVID-19による悪影響の封じ込めのために流動性供給をはじめとした非常に積極的な中国の措置をゲオルギエワ専務理事がドバイでのブルームバーグとのインタビューで称賛しているのは、日本人の目からは奇異に覚える。この調子では、問題を起こしたのはいったい何処だったのか記憶が薄れ始める頃に、まだ日本が感染拡大阻止にもたついていると、感染源の主役という汚名を着せられることになりかねない。韓国の慰安婦像がアメリカをはじめ世界各地で建立されるのを座視している日本の外交は何をしているのか常々疑問に思っていたけれど、けさまた読売新聞に、厚生労働省の新型ウイルスに関する外国人向けウェブサイトに誤訳が満載という記事を見て仰け反ってしまった。なぜそんなだらしないことが起きるのか記事内容を読んだら、機械翻訳に頼っていたとか! パソコンをいじって機械翻訳を試すと、ほとんど意味が通じないことは周知である。海外と接点を持つような上層部は国家公務員試験の上級を通った日本選りすぐりのエリート精鋭のはずなのにどういうことなのか。「滞在歴」の英訳が「 stay reki 」って、いまどき漫才のネタにもならない。サイト運営者が出てきて解説してほしい。外務省はじめ官庁責任者が日本の立場を世界公用語の英語で発信する力に欠けているのではないか。
 こんなことで大丈夫かと不安を覚えるから相談したいのに、恐らく新型コロナウイルス感染対策本部専門家会議が提示する「診療の目安」は、一般庶民クラスに対しては、いたずらに不安がらずに各地の保健所等に設けられた相談センターに電話で済ませ、医療機関には邪魔になるから寄り付かないよう指示する内容になるのだろう。重症患者優先というのは言い訳に過ぎない。そして不安な気持ちを抑えながら電話してもなかなか繋がらないのが現実であると予想される。そうこうしているうちに潜伏期間を終えた患者が発生し、次々と感染が拡大していく道筋が想像できる。竹槍程度の武器を持たせて決死の覚悟で食い止めろと、自らは堅塁の安全地帯に閉じこもって号令を掛けるだけで作戦の妙もない戦前の大本営になってはいけない。インパール作戦やガダルカナル島の戦いのような無謀を強いて、死者を拡大することにつながる。首相官邸周辺だけは二重、三重の堀を張り巡らせ、あとは自らの才覚で戦えというような棄民政策を取ってはならない。「発生の初期段階」と認識しているなら、初期で食い止めるため、少しでも気分が悪く不安を覚えた人には医師あるいは医療従事者の所見が得られるよう、得意な解釈改憲でも何でもいいから戒厳令を敷いてでも、主要各地に受け入れ体制を即刻構築すべきである。いま政府の対応が生温いと、日本起源のパンデミックが世界を駆け巡るかもしれないという危機感を持って対処しなければならない時期である、か、もう過ぎたかもしれない。

日の本は
いかな惑星
猿のごと
火を見て怯ゆ
黙すのみにて







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