ぼつぼつ町の体育館も開けるようなので、卓球再始動に向け体を準備しておかなければならない。しかし、まだコロナをビビってマスクを着けろ、3密を避けろと、煩い決まりがあるみたいなので、すぐには参加しない。ただ、みんなをびっくりさせるためには、以前と見違えるような技術は磨いておかなければならない。今取り組んでいるのは、シェークハンドでありながらバックもフォアと同一面でヒットする世界初の試みである。昔、テニスをやっていた時のチップスを活かすことにした。テニスでバックを両手打ちにすると、自然とラケット面はフォアと逆サイドで打ち返す。卓球もシェークハンドの場合、フォアを表面で打つとバックはふつう、裏面で返す。しかし、テニスのレジェンド、レンドルのようにバックもシングルハンドだと、フォアと同じ面を使う。これによりクロスにしろ、ダウン・ザ・ラインにろ、見事にドライブが掛かった威力ある球のスーパー・ショットとなって、観る者を興奮させたものである。これを採り入れることにした。最初はとても打てなかった。しかし、思い返した。レンドルのラケット・グリップの握りのとても厚かったことを。ラケット面を水平に地面に置いた状態で、垂直に手を下ろして親指と人差し指側の間に均等に握るより、さらに人差し指側に回す感じの握りであった。真似た最初は、なぜこんな窮屈な握りでフォアを打ったり、サービスが出せるのか理解できなかった。しかし、慣れるとバック打ちが非常にスムーズになった。卓球でもペン・グリップの時は、同じ面を使っていたけれど、指の握りがラケットの下から支える形だから、テニスと手首の返しが全く逆になる。これを卓球のシェークハンドで使いこなすのは、極めて難しく高度なテクニックが必要となる。これを1年ほどかけて克服し、来夏のオリンピックまでには習得しておくつもりである。
東京都知事選がやっと面白くなってきた。熊本県副知事が立候補というのは意外。どうせ旧自治省、総務省の出向役人かと思ったら、知事の大学時代のゼミ弟子という繋がりで民間からの登用らしい。小野泰輔と聞いても初耳だけれど、人気NO1キャラクター、くまモンが勝手連として応援に付いたら、小野妹子以来の小野性の歴史上の人物になるかもしれない。東大法学部という学歴も、蒲島郁夫県知事のお墨付きで詐称の疑いはなさそうだし、なかなか面白い一戦となりそうである。スポーツが実戦試合は競馬とその親戚くらいで、やっと今月19日からプロ野球が始まるといっても無観客だし、やっぱりこういう血で血を洗いそうな本格的な戦いに注目が集まりそうやがな。
もっと戦慄的な攻撃が、米ミネソタ州の黒人男性の警官による暴行死が、検視官によって「窒息死」と断定、「殺人」とされたこと。膝で首を押さえつけている場面は動画でよく知られているけれど、それが直接の死因とは、残虐過ぎて悼みの言葉に成らない。抵抗を押さえ付けるための過剰な圧迫といっても、その破壊力が想像を絶する。新型コロナウイルスのパンデミックがきっかけなのか、国際関係を始め各層の人心が荒れ立っている。指導者やインフルエンサーが率先して、この切所に知恵と忍耐を発揮できなければ、ますます住み辛い世の中となる。コロナを後回ししてでも、人間の争いの方を収束させることが先決である。
長の面 (をさのつら)
剥き出し乱れ
抑へむと
首を絞むれば
ひとは離れむ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます