天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

霜月満月

2020-11-30 21:29:09 | 日記

 日本の片田舎の爺として米国政治や大統領に関心を持ったのはオバマ前大統領が来日し、広島原爆ドームに訪れた時くらいだったのが、トランプ大統領に代わってぐっと親かしみが出てきた。米国の謀略戦の先鋒のようなツイッターを利用し始め、トランプ・フォロアーになった。それがコロナ肺炎蔓延防止にしっかり取り組まなかったため大統領選に敗北し、ホワイトハウスを去ると、ツイッターも無味乾燥となり、淋しくなると諦めていた。バイデン老大統領ではツイートもせず、記者の呼び掛けに応えもせず、菅化して、米国への関心が無くなると思っていた。ところが、広報部長を始め、ホワイトハウス広報担当スタッフ7人にすべて女性を起用するというではないか。暫くはウオッチしてみるつもりである。ただ、トランプスタッフの誰にも興味が湧かなかったし、菅官邸の女性広報スタッフのように、気に食わない報道に厳つい目を光らせるだけの人材だったら、聞く耳も見る目も持たなくなるだろう。
 疑いの眼差しで散歩に出ると、目に飛び込んできたのはひと際大きい満月だった。霜月満月と言っても別に恥ずかしいものを覗いたわけでない。まだ上に昇りきらない満月を撮影しただけである。しばし心を洗われる光景だった。思えば今年は目に見えない敵に脅え、右往左往しただけの日々であっただけに尚更の感がする。あすから師走。時間が止まって何の予定も忙しさもないけれど、敵だけは、乾燥と寒さの咳に交じって、忙しく動き回るのだろうなあ。恒例の親子孫の正月の集まりも無くさざるを得ない。かと言って温泉は、露天も風俗もどちらも行ける状況ではない。独酌ときつねうどんで年末年始を過ごすしかなさそうである。どうりで今晩の満月は、コロナの影にでも覆われたのか、半影月食であった。

霜月の
望月ひやり
影の差す
明くれば師走
ころなも翔けむ






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