静岡新聞が取り上げた長崎知事記者会見での質疑応答、 長崎知事記者会見(令和3年5月20日木曜日)
衆議院サイトには質問答弁経過情報があります。『 質問本文(HTML)へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ 』 で当該文書が読めますが、5月20日では質問と答弁のPDFファイルのみアップロードされています。HTML(通常テキスト判)は追って公開されるはずです。
2021.05.18 富士川汚泥、発生源は山梨 投棄の凝集剤と一致 生態系への影響深刻【サクラエビ異変 母なる富士川】(静岡新聞)
2021.05.19 雨畑ダム堆砂問題 政府、初の答弁書「撤去指導も」現時点では否定(静岡新聞)
山梨県内メディアも報じているかも知れませんが、山梨県内での報道を私は確認していません。仕事に追われているのでこの件は後日詳細を確認するつもりで記録だけしておきます。
goo blog のユーザー情報でこの記事にアクセスがある事を知り確認したら画像の配置などが goo blog の仕様で勝手に変えられていたので修復しました。
もうブログのトップ記事(複数記事の表示)では無いので、全文表示に切り替えましたが、その他読み難い点はご容赦ください。
中見出し・・・『富士川水系「死の川に」 凝集剤や汚泥、住民懸念』、『AAPの生態系影響、調査を サクラエビ再生のための専門家による研究会座長 鈴木款・静岡大特任教授』、『不法投棄の泥かは分からない 山梨県一問一答』、『流域住民らの河川環境への指摘』
◇ 静岡新聞 〔特集〕サクラエビ異変 アーカイブ
この件は2021年に時間が出来たらWebサイトで整理したいと思っています。山梨マイクロプラスチック削減プロジェクト が進行している山梨県です。雨畑川問題を放置するような県政では無いと思いたい。【以上追録 2020.12.29】
『静岡新聞社・静岡放送のデジタル会員組織「@S(アットエス)パスポート」の会員限定コンテンツ』(大半は会員登録が必要な記事のようです)
特集・インタビュー 雨畑ダム、歴史から検証 富士川開発、重鎮がけん引(2020/1/1 14:17) を読みたかったのですが会員限定記事です。紙面記事になっているので図書館で静岡新聞を開けば読めると思います。
◇ サクラエビ記録的不漁問題 哲学者2氏 インタビュー(この記事は全文読めます)
ダーモット・モラン氏とヴィトリオ・ヘスレ氏
「特集・インタビュー」の概要は知ることができましたが、雨畑ダムが誕生する過程から現在に至る歴史については山梨県庁様に記録があると思いますので、それらに基づいた県政としての対応計画について、明確な説明があってしかるべきものと私は思います、県議会では既に説明されていたかも知れません。後日確認しておきたいと思います。
静岡県のサクラエビ不漁については、私には縁の無い事なので情報を漁る予定はありません。雨畑ダム問題に関する哲学者お二人からのご意見には感銘を受けました。原発震災(人災)における企業・行政の対応を思い、リニア中央新幹線事業にも思いを馳せます。
台風19号による雨畑地区本村集落被害【静岡新聞 YouTube 記事・動画です】
『調査は、7月までの3か月間で計9回行うことを予定しており、7月の調査結果(速報値)を、両県で公表したところです。・・・今後、3か月間の結果を評価して両県で公表していく予定です。』
◇ 静岡県経済産業部、くらし・環境部 山梨県内富士川支流早川等の濁りの調査結果(2019年8月29日 記者提供資料)
『5月から7月までの全体の調査の取りまとめについて 現在、山梨県と調整中であり、とりまとまり次第、公表します。』
◇ 静岡新聞 サクラエビ 異変 アーカイブ 特設サイト 「第1章 母なる富士川」、その他 【特設サイトの目次から入る記事は会員限定です。】
美味しいサクラエビを食べに静岡に出かけたというブログ記事をこれまで何度も読みましたので、いつか私も行きたいと思っていました。そんなことから確認した情報でしたが、雨畑ダム問題がその歴史を含めて明確になったのは全く想定外でした。国の管理下にある事業が地域に及ぼす影響について地方自治体は如何に対応し、その情報発信はどうすべきかというテーマが私の脳裏に刻まれたとも言えます。
今後の山梨県政・国土交通省の対応はネットから知り得る限りは確認しておくつもりですが、このブログ記事は自分のサイトに記録することにして、更新はこれで終了とします。2019-09-09 追記
【追録】
◇ 2019.09.04 雨畑ダム堆砂「全撤去は困難」 日軽金、検討会開催(静岡新聞)・・・Yahoo!ニュースでも掲載・読者コメントあり
◇ 2019.09.04 雨畑ダムの土砂対策で初の検討会(NHK甲府放送局)【国土交通省 vs 企業 の問題と読める記事】
◇ 2019.09.03 雨畑川対策で初の検討会(YBS山梨放送ニュース)
◇ 2019.09.03 根本的な解決を目指す 土砂堆積の雨畑ダム 初の対策検討会(UTYテレビ山梨ニュース)【ダムを管理する日本軽金属は9月3日、抜本的な解決に向けて国と山梨県、それに地元、早川町を交えた対策検討会を設けました。】・・・およそ9割が土砂で埋まり浸水被害も 土砂堆積のダム 初の対策検討会(Yahoo!ニュース配信版)
◇ 2019.08.31 水のない川、干上がった田 山梨で起こった“異変” リニア工事で“水枯れ”は起こるか?(テレビ静岡・Yahoo!ニュース掲載)【この記事でリニア実験線沿線での水利破壊事案も報じられました。山梨リニア情報が他県メディアで全国に】
◇ 2019.08.30 早川水系で強い濁り 静岡・山梨両県が7月調査、5~6月と同じ(静岡新聞)
2019年8月29日 富士川等の水質の状況調査結果(7月分の速報値)について(山梨県森林環境部大気水質保全課)― 報道発表資料
◇ 2019.08.30 雨畑川の浸水被害 日軽金が対策計画を提出(YBS山梨放送ニュース)
◇ 2019.08.20 山梨県知事記者会見-雨畑川の浸水対策について
◇ 2019.08.20 雨畑ダム湖底露出 シルト堆積、異様な光景 ダム上流つり橋崩壊(静岡新聞)
◇ 2019.08.20 雨畑ダム(山梨)湖底に大量ヘドロ 魚類や水草、確認できず(静岡新聞)
◇ 2019.08.20 雨畑ダムで日軽金を行政指導へ(NHK甲府放送局)
(2019年8月)15日から16日にかけて県内に接近した台風10号の影響で、早川町の雨畑ダム上流の川があふれ、集落の道路が冠水するなどの被害がでました。・・・日本軽金属は、川沿いにコンクリートの壁を設置するなどの対策を取ってきたということですが、ダムの上流では、去年も台風の影響で同じような被害が起きたことから・・・長崎知事は20日の記者会見で、日本軽金属に対し、期限を定めて川底の掘削や堤防の強化などの具体的な対策を求める河川法に基づく行政指導を行うことを明らかにしました。(編者が引用を編集しました)
◇ 山梨県知事記者会見ホームページ
◇ 河川法(電子政府の総合窓口)
◇ 山梨県(森林環境部)大気水質保全課・広報ページ
◇ (静岡県経済産業部)水産業局水産資源課
◇ (静岡県くらし・環境部)環境局生活環境課
(更新日付が付されている記事があります)
【追録】 2019.08.14 海底湧水、泥で目詰まりか 富士川河口周辺、生態系に影響の恐れ(静岡新聞)
駿河湾の濁りの元になっているとみられる雨畑ダムについても「周辺は南アルプスの造山活動により崩壊地も多い地質構造。元々ダムの建設には適さない場所だった」
静岡県水産業局の中平英典局長は「これまで議論してこなかった論点なので勉強をしていきたいと考えている」と述べた。
【2ページ目からの中途半端な引用です、全文をご確認ください】
【追録】 2019.08.08 静岡「サクラエビ」不漁を招いた一流企業のアッと驚く環境破壊(週刊新潮 2019年8月8日号掲載)
全国版の週刊誌記事になっていました。地方紙レベルの問題では無くなったようです。
玉石混淆のネット界ではありますが、「石」にすぎない私のサイトも「玉情報」をご紹介するように心掛けております。ご案内したリンク先をご確認いただき皆様の玉をお磨きください。
◇ 2019.08.13 雨畑ダム「洪水被害おそれ」判定(NHK甲府放送局)
国土交通省の甲府河川国道事務所がこのダムの状態や危険性について定期検査を行ったところ、堆積した土砂によって川の底が上昇し洪水被害のおそれがあることがわかり、4段階中最も悪い「A」判定、「直ちに改善の措置が必要」と判定されたということです。 雨畑ダムの状態が「A」と判定されるのは 平成26_2014年以降、4回連続です。 そのうえで、会社側に対し抜本的な解決に向けた対策を取りまとめ、報告するよう求めました。 通知には報告の期限は記されていませんが、国土交通省甲府河川国道事務所は「できるだけ速やかに報告を求めたい」としています。
◇ 2019.08.13 川底上昇問題で国 雨畑ダム管理会社に対策報告求める(Yahoo!ニュース・UTYテレビ山梨) | UTYテレビ山梨サイトの掲載記事
こちらの記事では 『国の行った定期検査』 と記されています。この場合の「国」とは「国土交通省 (甲府河川国道事務所)」を意味しています。

日本軽金属(株)が管理する雨畑ダムは、国土交通省が水利権許可している施設です。この度、関東地方整備局長から雨畑ダム定期検査の結果が通知されたことを受け、甲府河川国道事務所では、雨畑ダム上流部の堆砂により河床が上昇し、洪水被害の恐れがあることから、日本軽金属(株)に対して、抜本的な解決に向けて堆砂対策に重点を置いた計画をとりまとめ、報告するよう通知しました。 (掲載PDFファイルに詳細があります)
◇ 国土交通省・ダムの定期検査の結果について、時系列データ は必要なのでサイト内確認の手立てとしてリンクしておきます。
雨畑川に関する情報は静岡新聞が継続していますのでご確認ください。
◇ 富士川圏域河川整備計画(素案)へのご意見を募集しています。(山梨県県土整備部治水課 担当:治水担当 /掲載日不明)
『ご意見募集期間等 令和元年8月9日~令和元年9月9日まで』
河川整備の新しい計画制度(更新日:2016年12月5日)このページを参照してみたら、平成9_1997年の河川法の改正による策定で富士川について未制定だったようです。「富士川圏域河川整備計画」が成立するまで雨畑問題には実質的に取り掛かれない?
今回の県庁様20年遅れ作業は雨畑問題の解決遅れ理由になるのかも知れませんが、河川法とか関係法令、山梨県条例規則などを全く知りませんので、私には理解不能。【2019-08-09 追録】
◇ 2019年7月30日 埋まるダム、迫る危機 山梨・雨畑川、静岡新聞社ルポ
◇ 静岡新聞7月30日付朝刊 関連動画集【サクラエビ 異変】 も5本公開されています。「雨畑ダム」、「つり橋」、「昨秋の台風被害」、「本村集落の外れ」、「稲又第三砂防えん堤」
『大雨のたびに町外の親戚宅に自主避難するといい、「ダムを誰が管理しているのか知らないが、早く安心して暮らせるようにしてほしい」と切実だ。』、『駿河湾に注ぐ濁り水の源をたどると、そこには、先代が「地域活性化のため」と受け入れたダムの負の遺産に耐え忍ぶしかない住民の姿があった。』
◇ 2019年7月30日 ダム堆砂 水害不安、9割超 静岡新聞社・雨畑地区住民調査
『アルミ加工大手日本軽金属(東京都)が管理し、土砂で埋まる雨畑ダム(山梨県早川町)について、静岡新聞社がダム周辺の住民35人を対象に7月2~3日に行った意識調査』
この状況には対策なさらず早川・芦安連絡道路に注力なさるのは何故なのか、山梨県政様からの説明発信を拝読したい。
◇ 雨畑川の生コン投棄、刑事告発検討 山梨県、採石業者など(静岡新聞 2019/7/18 07:22)
・・・県外からの報道で県内状況が確認できます、インターネットのお蔭です。
まさかとは思いますが、以前から県庁様ご承知の問題なら業者様を罰するだけでは済まない事になります・・・大気水質保全課様や早川町様だけの問題では無い
7月30日の静岡新聞ルポの内容は私には衝撃的でした。開府500年を喜び祝うことよりも、昭和20年以後70年の地域の歴史を深く考えてみる事が大切だと、これは山梨県に限らず、私の故郷、東京でも同じ、全国47都道府県の全てに言えることだと今更のように思いました。
【メモ追録 2019-07-17】
静岡県公開資料に記述されています・・・『担当 経済産業部、くらし・環境部、山梨県森林環境部 水産業局水産資源課、環境局生活環境課、山梨県大気水質保全課』
(以下は順序を整理したリンクです)
◇ 経済産業部
◇ (静岡県経済産業部)水産業局水産資源課
◇ くらし・環境部
◇ (静岡県くらし・環境部)環境局生活環境課
◇ 山梨県森林環境部
◇ 山梨県(森林環境部)大気水質保全課
【ちなみに 山梨県の記者発表資料(PDFファイル) には水質保全課のみ記載されています。報道関係者各位におかれましては静岡県側の情報確認の手間がかかったかも知れません。リニア事案同様に山梨県民皆々様は静岡情報には無関心かも知れませんから、うん県庁しっかりやってるね・・・】
●河川管理に関わる法制、民間事業体による利活用(漁業、観光、ダムや水路の建設・改良など)、防災対策、許認可・監視、それらの担当組織などについて私は全く知識がありませんので、雨畑問題は思いがけないテーマとなりました。今後の学習課題です。
【蛇足】 雨漏り(あまもり)、雨傘(あまがさ)と読むのが普通だと思いますが、雨畑(あめはた)と読むことが分かりました。他に準じて(あまはた)と読んでいた私ですが、山梨県甲府市にある右左口(うばぐち)という地名と同様に記憶したいと思います。・・・〒 409-2734 山梨県南巨摩郡早川町雨畑 アメハタ
これに気付いたのは、静岡県-2016年7月13日(水) 知事発表:山梨県早川町視察訪問について、静岡県川勝平太知事記者会見記事に雨畑の硯なども話があり「雨畑(あめはた)」と記されていて、これは誤植ではないかと地名の読みにも信頼度の高い郵便サイトから確認したことによります。
リニア事業をフォローしていますので、この記者会見記事も掲載当時に読んだ記憶はありますが、その頃は今の雨畑問題などは知られておらず、私が雨畑を確認したのは南アルプストンネル山梨工区で発生する汚染土の仮置き場が雨畑にも設定された時でした。それ故、雨畑川汚染が報じられた時、その原因はリニア汚染土仮置き場かと思ったほどです。
山梨県内富士川支流早川等の濁り等の調査結果について
1 水の濁り(浮遊物質量)等について
6月に静岡・山梨両県が合同で行った調査の結果(速報値)を報告します。
◇ 2019年7月9日 静岡県と合同で早川水系及び山梨県内の富士川本流の水質調査を実施しました【山梨県庁トップページの新着情報、報道発表資料に記載されています】
◇ 2019年7月9日 山梨県・森林環境部大気水質保全課 担当:水質担当 ・富士川等の水質調査(山梨県・静岡県合同での水質調査)
【この件に関するホームページです。過去記録も掲載されています。まちづくり・環境 新着情報一覧 から入れます。】
◇ 早川中、下流 強い濁り 雨畑ダム上流でも 静岡、山梨両県調査(2019/07/10 08:05 静岡新聞)
【山梨県内報道機関のネット記事は見つかりませんでした。】
◇ 富士川漁協、濁り「究明せず」 日軽金からは多額補償金(2019/6/24 17:21 静岡新聞)
『静岡新聞社が(2019年6月)23日までに独自に入手した同漁協の内部資料によると、同漁協は早川水系でほとんどが土砂で埋まる雨畑ダムを運用する日軽金から、年間約1500万円の補償金を受け取っている。』
◇ 支流の早川、雨後5日も強い濁り 富士川上空ルポ(2019/6/25 07:46 静岡新聞)
一度失われた信頼を取り戻す事は出来ない場合もあります。山梨県政にとって雨畑問題がそれに該当する道を歩んでいるような気がしてなりません。
富士川の濁りは2017年10月から・・・富士川の濁りの原因 早川へ(2018年10月29日 ブログ記事)を知りました。そして、2019年05月15日記事で、富士川の濁りの原因 静岡新聞スクープ!、まさにこの記事で私は初めて知ったのです。しかし地域の方々は 2017年10月から富士川の濁り異常に気付いておられたようです。
天網恢恢疎にして漏らさずと言いますが、インターネットという網も疎に見えてネットワークになると大きな力を発揮する場合もある、ネティズンの一人として私の想いです。
6月14日18時過ぎのテレビニュースで、汚泥が撤去されたことを確認したとの報道がありました。山梨県の記者会見のような映像も流れていたので、その汚泥は何処に運ばれたのか 気になります。
電力事業の水力発電や水道、農業用水や洪水対策など公共目的でダムがあるのは知っていましたが、民間企業が事業用ダムを建造し、企業の発電所まで導水路が造られている事例は私には想定外でした。そして長年にわたり地域の環境に影響があったようだと知りました。雨畑ダム建造の過程から今回の問題に至る歴史的経過を山梨県政サイトで探してみたいと思っています。実験線招致以来のリニア中央新幹線関連事業が同じような轍を踏みつつあるのではないかとも、なんとなくですが、感じる今日この頃です。
◇ 06月14日 11時02分 雨畑川の汚泥 業者が撤去完了へ(NHK甲府放送局)
『県は午後1時30分に担当者を現地に派遣し、汚泥がすべて撤去されたかどうか確認することにしています。』
【確認・山梨県庁】
◇ 広報(広報誌・広報番組・発表資料)
◇ 新着情報
◇ 庁議及び各種本部会議等の協議結果
◇ 県土整備部治水課 と 森林環境部大気水質保全課 の双方を確認したいと思います。
◇ サクラエビ問題は知事も 記者会見 で語っておられました・・・平成31_2019年4月23日火曜日『早川及び富士川の水質調査について』、この時は大気水質保全課長も記者質問に答えています。
山梨県の長崎幸太郎知事や早川町の辻一幸町長らは9日、投棄現場を視察した。長崎知事は「大変ショックを受けた」と述べ、同社が5月末までに撤去できなかったため、新たに提示した6月14日の期限までに完全に撤去されない場合、廃棄物処理法や河川法違反で刑事告発することを明言した。
山梨県環境整備課の担当者は「10年間外部への搬出はなかったと思っている」と述べるなど、長期間に及ぶ計画的な不法投棄だった可能性もある。
【その10年間を県庁さん達はどのように過ごして来られたのでしょうか。早川町内に設定されたリニア工事汚染発生土の仮置き場巡回もお忘れなきよう・・・】

山梨県知事記者会見 で語られ、山梨県庁トップページ や 広報(広報誌・広報番組・発表資料) の記事一覧に記載されていても、大気水質保全課 で、今回の事案の経過を説明する記事が、私には未だ確認できません。
月次情報を出しているだけでは無く、事案の経緯、5W1Hを丁寧に記録することは行政の仕事だと思っていますが、何時でも誰でも分かり易く県庁ホームページから入れる情報へのリンク設定が必要だと思います。
長崎知事の記者会見を静岡新聞が紙面記事で報じたことを知りました。この見出しは知事のご発言、『また、度重なる指導にもかかわらず、汚泥の撤去が速やかに行われない場合には、河川法並びに廃棄物処理法など、関係法令に基づく改善命令、最終的には刑事告発などを視野に入れ、厳正に対処していきたいと考えています。』 を意味しています。
この記事が紹介された Facebook に私は次のようにコメントしました・・・
このサクラエビ不漁と雨畑の関連が表に出たのは2019年4月頃からでした。以後5月末までの「度重なる指導」でしょうか。「度重なる」との表現から感じるのは、県庁担当部署にはかなり以前から分かっていて業者に指図を続けていた事を意味するように受けとれます。これは知事ではなく県庁職員達の問題です。
山梨県内富士川支流早川等の濁り等の5月の調査結果(速報値)について
山梨県内富士川支流早川等の水の濁り(浮遊物質量)等について、5月に静岡・山梨両県が合同で行った調査の結果を報告します。
1 調査結果(速報値)【表の引用は省略】
SS及びpHの表示については、環境省の定める公共用水域水質測定結果の報告の取扱い方法に従い、SSについては有効数字を2桁とし3桁目以下を切り捨てるとともに小数点以下も切り捨て、pHについては小数第2位を四捨五入して小数第1位までとしている。
SS:浮遊物質量。懸濁物質量とも言う。水中に浮遊する粒子径2mm以下の不溶解性物質の重量濃度のこと。早川には環境基準はないが、富士川では25mg/Lが環境基準となっている。
pH:酸性・アルカリ性の指標。中性は7。値が7から大きく外れ、低ければ何らかの酸性の、高ければ何らかのアルカリ性の物質が溶け込んでいることを示す。
電気伝導率:液体中での電気の流れやすさを示す指標。水には種々の物質を溶かす性質があるが、物質が溶け込むと電気が流れやすくなるため、水中にどれくらいの物質が溶け込んでいるかを示す指標となる。河川水は本来溶解しているものが少ない水であるため電気伝導度は低いが、汚染されると上昇する。
今後も月数回程度の調査を継続し、合同調査の最終的な結果を取りまとめていきます。
(参考)各調査地点の位置
◇ 富士川 先月調査では濁りなし(2019-06月04日 17時18分 NHK甲府放送局)
◇ 静岡県記者提供資料、その他も後日確認してみます。
◇ 下の【追録】に記した雨畑ダムから導水路で企業の発電所に届き、その後に海に流される水についての調査については公式発表を待ちます。
◇ 静岡新聞記事になるなら明日5日と思います。
◇ 2019/5/30 07:10 静岡新聞・雨畑ダム堆砂「対策を」 知事、深刻な状況を指摘
(静岡県の)川勝知事は、1967年完成の雨畑ダムが台風などの影響でほとんどが土砂で埋まっていることに「深刻な状況」と指摘。ダムがある雨畑川の河川管理者の山梨県と早川町に「真剣に受け止めてほしい」とし、「静岡県にできることがあれば手伝いたい」との考えを明らかにした。
◇ 山梨県知事記者会見(令和元年5月28日火曜日)
発表事項以外の質疑応答・・雨畑川の汚濁ついて/雨畑地区の現状に対する認識について
知事記者会見のトップページを開いても、この5月28日記事は一番下にあるから、静岡県知事部局の方が見落としたのかも知れません。私は日付順が逆でしょうと、このブログ【備忘メモ】で書いているのですが、県庁さん、しっかりして下さい。他県を巻き込んだ事案について長崎知事のご施策が迅速に全国に伝わるようにネットを活用するのは県庁さんのお仕事ですよ。
◇ 2018年4月~2019年2月15日 知事記者会見記録
◇ 2019年4月~知事記者会見記録
5月23日の静岡新聞は5月22日に山梨県は現場を調査したと伝えています。時間が出来たら山梨県庁サイトで県民への報告記事を探したいと思います
◇ 2019/5/23 07:30 静岡新聞・雨畑ダム放流で汚泥流出 山梨県が現場調査(既出の関連記事がリストされています)
◇ 2019-05月23日 NHK甲府放送局・大雨で汚泥流出 今月中“撤去”
◇ 日本軽金属株式会社(蒲原製造所への電力供給が目的で雨畑ダムが造られたそうです)
◇ ニッケイ工業株式会社(goo 地図で表示されましたが、早川町雨畑にあるので、この会社だと思います)
◇ 静岡新聞は山梨県立図書館に収蔵されています。5月22日に静岡新聞社が日本軽金属に取材した紙面記事があります。ネット記事としての公開は無いので図書館で紙面を探すのが良いと思います。上に記したニッケイ工業の名前はこの記事にも出ていました。日軽金は10%の資本参加をしているとのこと。
◇ 山梨県政から発信された記事は未確認です。(2019-05-24 朝)
山梨県内報道も確認しました・・・
◇ 2019_05月15日 18時09分 NHK甲府放送局・汚泥が川に流出 県が行政指導
◇ 2019.05.15 18:55 YBS山梨放送・山梨県が採石業者に改善指導
◇ 2019年05月16日 05時00分 山梨日日新聞・早川・雨畑川流出 許可得ず汚泥保管
山梨県庁サイトで、知事記者会見(令和元年5月15日水曜日)、「雨畑川のがれきの投棄について」記者さんの質問と知事、課長(部署不明)の回答がありました。【記者会見目次ページは日付が新しい記事を上にするようにした方が良いです。】
◇ 山梨・雨畑川に汚泥投棄 採石業者、廃棄物処理法に抵触か(2019年5月14日 静岡新聞 )
取材した4月下旬、雨畑川の河川内にダンプがヘドロを投棄している様子が確認できた。関係者によると、月に一度程度、各回100トン以上が投棄されてきた可能性があり、山梨県は、こうした経過や同社の関与について詳しい聞き取りを行っているとみられる。
山梨県側に早川水系の濁りの実態調査を打診した静岡県水産業局の中平英典局長は「事実とすれば、大変遺憾だ」と話した。 <メモ>汚泥 事業活動により生じた産業廃棄物の一つで、含水率が高く粒子の微小な泥状のものを指す。廃棄物処理法は汚泥を含む20種類を産業廃棄物に指定し、処理方法などを厳格に規定している。
自分は忙しい最中ですので、時間が出来たら山梨県政からの発信を確認するつもりです。山梨県内報道は未確認、とりあえず記録しておきます。
静岡新聞記事の内容から確認・・・山梨県の県土整備部治水課 と 森林環境部大気水質保全課 の双方を確認したいと思います。
サクラエビ問題は知事も 記者会見 で語っておられました・・・平成31_2019年4月23日火曜日『早川及び富士川の水質調査について』、この時は大気水質保全課長も記者質問に答えています。
◇ 雨畑川に汚泥を不法投棄か(2019.05.14 YBS山梨放送ニュース)
山梨、静岡両県が水質を調査している早川水系の河川に、採石業者の事業所から泥が捨てられていた可能性があることが分かった。泥が捨てられていた可能性があるのは早川町の雨畑ダムの下流を流れる雨畑川右岸。
県によると、雨畑川沿いの施設で、砂利を分別している採石業者が、土砂から砂利を取り出す際に発生した泥を、川に投棄していたとみられ、県が現地調査と業者への聞き取りを行っている。県によると投棄された場所や泥の排出工程によっては、河川法や廃棄物処理法に抵触する可能性があるという。
雨畑川は駿河湾のサクラエビの不漁が続く静岡県からの要請で、山梨、静岡両県が水質調査を進める早川水系の河川。
根が深い闇なんでしょうね。
早川町という独裁行政、補助金なしには成り立たない町政ですから。
リニアの工事でもかなりの利権があるとのうわさは土建関係者から聞いております。
私は雨畑という地名をリニア事業の汚染残土仮置き場になった時に初めて知りました。
それが山梨の銘品として名高い「雨畑硯」と関係あることに気付いたのは、しばらくしてからです。
そのような土地に民間企業によりダムが造られている・・・私には理解できませんが、全国各地に同様なケースは沢山あるのが日本国の実状なのかも知れません。
ただ虚しさを感じるだけです。
グーグルアースでは確かにショベルカーが入って作業をしている様子が確認できます。
たいへん重要な情報のはずですけど、今のところ、行政発表や報道では伝えられていません。この状況では、浚渫作業が問題扱いされてしまう危険性があると感じました。
当該産業でトップの企業と事案の共有ですから、それなりの方法もあったのだと思います。
早川町政も雨畑地域の方々も全て承知して、それなりに対応されてきたものでしょう。
サクラエビ問題で静岡県から目を付けられなければ、これまで同様に全ては何事もなく過ぎていったのだと思います。
6月、7月・・と継続されるらしい現地調査の情報は静岡県発信に注意していく予定です。
鮎のおとりを商売にされているのでしょうか?
富士川の濁りを観察されています。
かなり以前から濁っていることを発信しています。
https://blog.goo.ne.jp/sano-ayu/e/7b580d5dc9664e51d04da52826578280
このブロガーさんは、
「10月21日で、富士川が濁り始めて1年になりました。」 とお書きになっています。
2018年10月29日のブログ記事ですから、富士川地域の方々は2017年10月から富士川の濁りに気付いておられたのでしょう。
そして、2019年05月15日の記事で、
「富士川の濁りの原因 静岡新聞スクープ!」と。私は静岡新聞で初めて知りました。
https://blog.goo.ne.jp/sano-ayu/e/722226a1b272a6a0f786e2a1589963f5
知らぬは行政ばかりなり・・・なのでしょう、
この情報はブログ本文にも記録しておきます。
行政も町民も知っているのでしょう。
仮置きしてその上に製品(生コン?)をかけて大水が来れば流れるようにしてあるそうです。
運び出したヘドロ何台かはXX(地名)に最終処理したみたいですが、そのほとんどは森林組合の裏にある砂利業者跡地に山積みして軽くブルーシートをかけてある。実はその下から原石を採取し(深さ20メートルくらい)代わりにヘドロを埋めて隠している。
大気水質保全課様や早川町様だけの問題では無い、山梨県政への信頼は薄れ地域活性化施策など全てに影響することになる。
人の手で壊してしまった自然は人の手で元に戻す手助けをしなければならないのではないでしょうか。 日本軽金属、山梨県、国は、押し付け合うのではなく、協力するべきです。 全国にも同じ問題を抱えているダムは沢山あります。 全国に向けモデルケースとなるべく環境回復へ向けての手助けをするべきだと思います。
自然に謝り、行動に移せば必ず自然は応えてくれるはずです。
人が自然を手助けするという考え方は、なるほどと思いました。
昔々は人が自然に手助けして貰いながら甲州街道とか中道往還なとが出来てきたのだと思います。
いまだ不勉強なのですが信玄堤は自然の手助けを上手に活用して地域を守ると共に自然を手助けして甲府盆地の農業を盛んにしたのではないかとすら思います。
六法全書を読みながら自然を相手にする責任から逃れるだけでは地域は活性化しないでしょうね。