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富士山噴火に備える山梨県

2021-11-28 23:00:00 | 政治・社会
◎ 文化庁・文化遺産オンライン・雁ノ穴(がんのあな)
 雁穴丸尾中ニアル二個ノ熔岩隧道ト十六個ノ熔岩樹型トヨリ成ル隧道ノ一ヲ崩レ穴ト云ヒ長サ五十七メートル中央ニ天井ノ隧落セル所アリテ南北ノ二穴ニ分タル南穴中ニハ光蘇發生ス他ノ隧道ハ流レ穴ト云ヒ延長前者ニ三倍スレトモ大部分ハ熔岩溝ヲナシ其隧道ヲナセル部分モ穴ノ位置淺カリシ為メ天井ノ隧落セル所多ク其残部ハ二個ノ天然石橋ヲナセリ熔岩樹型ハ概ネ井戸型ノ直立樹型ニシテ横臥樹型ハ少シ中ニツキ棍棒山ハ大ナル立木ノ周圍ニ熔岩停滯凝固シテ高サ約五メートルノマメロン型熔岩丘ヲナセルモノニシテ中央ニ口徑一メートル深サ七メートルノ圓筒型竪穴ヲ存シ樹型トシテ珍ラシキモノナリ
◎ 富士吉田市教育委員会 市内にある国指定文化財15件、国指定文化財構成要素2件をご紹介します。  このページの末尾に「雁ノ穴」が紹介されています。
 種別:天然記念物
 名称:がんのあな
 指定年月日:昭和7年10月19日
 所在地:富士吉田市上吉田字雁ノ穴5605
 所有者:富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合
 富士山の雁ノ穴丸尾にあります。雁ノ穴は、崩れ穴および流れ穴と称する2個の溶岩洞穴と、16個の溶岩樹型群の総称です。雁ノ穴丸尾は、噴出の際に多量のガスを発散させたため、溶岩が多孔質で軽く、また井戸状の竪穴が多いなど、他の溶岩洞穴にはない特色を示しています。
◎ 2019.02.08 “ノーマーク火口”全国21の火山に富士山も監視強化"(NHK)
「富士山」で将来、噴火の可能性が否定できない火口が新たに確認されました。 「雁ノ穴火口」と呼ばれ、山頂から北東におよそ10キロ離れた自衛隊の演習場の中にあります。存在は以前から知られていましたが、最新の調査で約1500年前にも噴火が起きていたことがわかってきたのです。  この火口、従来の想定火口域の外側にあるため、監視カメラも無く防災計画もない“ノーマーク火口”です。
◎ 富士の国やまなし観光ネット・雁の穴(がんのあな)( 山梨県公式観光情報)
明日をまもるナビ・NHK
いつか必ず噴火する!?徹底検証 富士山噴火(1)(2021年9月15日)
  ・富士山は“いつか必ず噴火する”
  ・17年ぶりに改定された噴火想定
  ・富士山ハザードマップの改定ポイント① 溶岩流
  ・富士山ハザードマップの改定ポイント② 火砕流
  ・どこから噴火するかわからない富士山
  ・溶岩流到達地域の対応は?
◎ 想定される影響は?徹底検証 富士山噴火(2)(2021年9月15日)
  ・111の活火山とさまざまな火山災害
  ・恐ろしい噴石の被害
  ・火山灰が首都圏を襲う
◎ 火山灰の脅威に備える 徹底検証 富士山噴火(3)(2021年10月21日)
  ・火山灰をもたらす噴火とは?
  ・300年前の宝永噴火〜そのとき何が起きたのか?
  ・富士山噴火の火山灰シミュレーション
  ・やっかいな火山灰 3つの特徴
◎ 火山灰が首都圏に!そのとき何が起きるのか? 徹底検証 富士山噴火(4)(2021年10月21日)
  ・火山灰が首都圏に そのとき何が起きるのか?
  ・火山とともに暮らす 桜島の知恵
  ・火山灰が降ったらどうするか
2021年11月27日の山梨県内メディアの報道で知りました・・・
富士山噴火ハザードマップ改定後初めて県などが実動訓練(2021年11月27日 16時56分 NHK甲府放送局)
 ことし(2021年)3月に富士山噴火を想定したハザードマップが改定されて以降初めて、県や富士山周辺の市町村などが連携して、住民の避難の対応を確認する実動訓練が行われました。(以下、引用省略)
 実動訓練は、県や富士山周辺の10の市町村などが参加し、富士吉田市の市街地に近い、雁ノ穴火口から噴火が起きるという想定で行われました。
 このうち、富士吉田市ではおよそ600人が参加し、避難の準備などが必要になる噴火警戒レベル4が発表されたという情報が防災無線で流れると、住民たちは溶岩流が到達しないと予想される地域にある小学校に次々に避難しました。
 そして、避難所となる小学校では、市の担当者らがひとりひとりの体温を測るなど、感染防止対策をとりながら避難者を受け入れていました。
さらに、27日は噴火警戒レベルが「5」に引き上げられ、避難所に入れない住民が出たことを想定した訓練も行われ、自衛隊の車両などで別の自治体に避難させていました。

 県などによりますと具体的な噴火口を想定した訓練は初めてだということで、得られた成果や課題を分析したうえで、自治体の避難計画に反映していきたいとしています。
富士山噴火を想定 富士山ハザードマップ改定後、初の実動訓練 山梨(2021.11.27 19:05 UTYテレビ山梨)
 富士山のハザードマップ改定後、初めてとなる富士山噴火を想定した実動訓練が、27日行われました。
訓練は、午前10時に噴火警戒レベル4の発表。
正午には、レベル5に引き上げられ、富士吉田市の市街地から数キロの雁ノ穴火口から噴火したという想定で行われました。
このうち、避難所が開設された富士吉田市の小学校には、約200人の住民が車や徒歩で避難しました。
 さらにその後、噴火が発生し、警戒レベル5に引き上げられると、避難所の収容想定人数を超える見込みがあるとして、一部の避難者が自衛隊車両やバスに乗り、市外へ避難場所を移しました。
 富士吉田市の訓練は、これまで国中地域への広域避難を行っていましたが、ハザードマップの改定で、噴火口の場所ごとに想定される被災地域が具体的に示されたため、市内や近隣市町村への段階的避難に変更して行われました。

県は、今回の訓練を検証し、今年度中に策定する予定の新しい広域避難計画などに反映したいとしています。
富士山噴火に備え避難訓練 山梨(2021.11.27 15:15 YBSニュース)
 ことし3月の富士山噴火ハザードマップ改定版の公表後、初めての実動訓練が富士吉田市などで行われた。
富士吉田市の雁ノ穴火口付近で噴火したという想定で行われ、地元住民など約600人が参加した。
訓練では住民を避難所へ受け入れたり避難所がひっ迫したことを想定して隣接する自治体に住民を移動させる手順などを確認した。
具体的な噴火口を設定した実動訓練は今回が初めてで県などでは訓練で出た課題を検証する方針。
YouTube・2018/09/12 「雁の穴」 探索 2018(現地の状況が動画で紹介されています。下の画像は動画から引用させていただきました。)
雁ノ穴
自分は未だ資料全体を読んでいませんので、今後時間があれば確認しようと単純にリンク集として記録しただけです。リニア中央新幹線事業について検討している東京~大阪の方々にも富士山噴火の予測に関する情報は必要かと思いますのでリンク集にしておきました。
NHK記事から引用