山梨県で2011年12月26日発表の県庁記事が2件ありました。
◇ 産業廃棄物への放射性物質混入可能性の追加調査の結果について
平成23年7月30日測定、8月22日発表の時も、今回も、記事本文にもPDFファイルにも、測定方法については何も書かれていません。施設がどこなのか分からないのは私が山梨県内のこういう処理施設については何も知らないからなので、それは私の不勉強ということで仕方ないです。
●それで国の暫定基準値以下ということで安心な廃棄物はどこの管理型処分場に埋められたのでしょうか。ちょっと知っておきたい気がします。
一見、まともなデータを発表しているかにみえて、読んでみても実態が分かった気がしない、不思議なものです。
◇ 国の放射線調査の測定方法等の見直しおよび本県の対応について
肝心な事が抜けているいるように思えます。空間放射線量が落ち着いているとはいえ、気になることは山梨県内にもあるかもしれない土壌汚染のホットスポットです。
●航空機モニタリングで差し引かれた東日本平均値を考慮した上で、丹波山地域などに対する山梨県としての考察と対応は知事記者会見の言葉で終わったのでしょうか。
●合同庁舎4箇所に配備された高精度の測定器を毎月一度使う時以外は自治体にお貸ししますという話だったと思いますが、借り出して測定している自治体があるのか無いのか、そういう実態の事をきちんと知りたいものです。
●文部科学省が補助してくれることになった給食食材測定器材について、山梨県はどのように対応されたのか、きちんと知らせて子供たちを安心させて欲しいと思っています。山梨県発表情報では給食問題が出て来ないことが最大の弱点になっていると感じています。そういう状況から判断すると、給食会という組織に何か問題があるのではないかとの思いが捨て切れません。
年末仕事のラストスパート中なので、なぐり書きですが、折角の発表なので記録だけしておきます。
◇ 福島県南相馬市在住の被ばく被害者 ぬまゆのブログ、2011年8月6日にブログを始められて、翌日、全国の、お父さん、お母さん、どうか・・ご自分の「子ども」を守ってください! との記事でご自身のことをお書きになった。12月、毎日、多数のコメントがついています。