甲府市中心市街地活性化基本計画策定委員会の第3回会議録の中で以下のような事務局説明がありましたので、ここにも書いておきます。
次に甲府市中心市街地活性化に関する市民アンケートについて。
このアンケートについては甲府市内にお住まいの20歳以上の方が対象。市内を5ブロックに分け、コンピューターによる無作為抽出ということで、現在アンケートの実施をさせていただいている。先週金曜日にアンケートを発送させていただき、既に本日付で回答が返ってきている部分もあるが、約2000名を対象にアンケートを出した。
内容としては、中心市街地に関してどのような考えを持っているかとか、どの程度中心部に行くかとか、どのような交通手段で行くか、中心市街地に必要なものは何か、足りない所は何か、中心市街地にとって重要な施設は何か、といったことを聞いている。
また、今度の中心市街地活性化基本計画については居住面も計画に求められているため、今までの商店街、外から来る人だけの問題ではなく、住んでみたいか、住んでみたいという方にはどのようなところに住みたいかということも含めたアンケートになっている。
このアンケートについては、次回の会議の際には勢力的に集約・分析する中で、項目に対する単純集計的な数値についてはお示しできると思っている。ただ、年齢、住居地を含めてのクロス的な集計については次回は難しいかもしれないが、また集約できたところで示したいと思っている。
アンケートの分析結果については、当然、計画に必要な部分を盛り込んでいくことになっている。他都市の計画を見ても、こういうアンケート調査の結果ということで、市民の意識調査ということで掲載しているため、この辺の必要な事項については掲載していく予定だ。
これで判ったことはアンケートの発送先は2000ですが、回答の最終状況と分析については次回の会議で報告されることが述べられています。
「甲府市内にお住まいの20歳以上の方が対象。市内を5ブロックに分け、コンピューターによる無作為抽出」ということからは、そういう作業ができる住民データベースが動いているという甲府市ICT行政の現状も分かります。抽出したリストから宛名印刷をかけるまでは簡単に作業できるプログラムが動いていると思います。
これは住民基本台帳ネットワークのデータベースを使って処理できる作業かどうか、私は知りません。また個人情報保護関係法令との間で、この作業についてはどのように申請-承認がなされたかという点も私にはわかりかねます。これはICT行政における別な問題です。
7月13日金曜日に発送し、17日火曜日のこの会議の時には、「既に本日付で回答が返ってきている部分もある」ということでした。市民の関心も高いと思います。
8月8日に報じられた市役所の新庁舎アンケートもおそらく同じように方法で行われたものと考えられます。