昨夜、飲み会ではなんかぐったりしてまして申し訳ありませんでした。帰ってからこのブログを書いて寝たんですが、12時すぎにまた起きて、てにをはを直したりして、宴会の場では寝てたくせになかなか寝付けず、朝の5時ごろにBS-NHKをつけたらメッツの松坂投手が登板してたので、見てしまいました。結局、朝は普通通りに起きて研究所へ出て働いたんですが、体調はもどらずグダグダな日曜日を過ごしてしましました。ま、それでも1000M泳はやったわけです・・・昨日もゴンドラの中ではぐったりしてたのに、強風の中さっさと離陸して飛んだりしてたわけですから、元気なのか疲れているのかよくわかりません。ちょっと脱水気味なのは自覚があります。水分補給するとずいぶん楽になりますから。
最近、突然意外な方からコメントがつきました。2013年に書いたブログに対してでして、毎日書いてる私としては、大昔のエントリーであります。レスを付けなきゃいけないんだけど、自分が何書いたか確認するだけでも大変でした。引用した産經新聞の記事なんてとっくの昔に削除されてますんで、どういう記事だったか読み直すことが出来ないんです。
まあ、横のスレッドのコメントに『酵母がんばれ』というエントリーをクリックすればやりとりが読めます。
花醤(はなびしお)という製品のサイトも見てみてください。なんかよさげでしょ? 『醤』は「ひしお」と読みます。日本人なら常識だね♪ 小豆島といえば醤油なんですよ。讃岐うどんを美味しく食べられるも小豆島の醤油のおかげ。西日本人なら常識♪
自然界から酵母を分離してきて、醸造に使おうという試みは酒造でもけっこう試みられています。その度に、ぼくは「花から採った酵母だから、華やかな香りがする」なんていう宣伝を全否定してきたんですが、それは今も全く譲るつもりはありません。阪大醗酵工学科で酵母使った研究で博士号をとった人間として、同意できない論理です。酵母は酵母です。真菌類が単細胞で増殖している状態を酵母といいます。
「分離段階でアルコール生成能や香りの高い菌株を選抜しました。」とコメント中にあるように、あくまでも分離した技術者によるスクリーニングの結果であって、偶然ではありません。あくまでも人間の技術です。製品に華やかな香りをもたせたのも醸した蔵の力です。
そこで僕が非常に興味を持ったのが、醤油醸造には耐塩性というハードルがあることです。醤油醸造では、清酒やパンと酵母の種からして違うのです。それがオリーブの花から採った酵母で見つかるのはどういうことなのか・・・コメントには、「小豆島には「醤の郷」と言って醤油蔵(400年の歴史)が密集した地域があります。その合間にはオリーブ畑(100年前に栽培成功)が点在しています。よって、運よく分離に成功したのでしょうね。オリーブと醤油を守り続けてきた島の先人達からのプレゼントだと思います。」と書かれています。
おかげさまで「直糖は通常の濃口醤油の3倍以上残っていました。それでいてアルコールも3%近く生成しています。」という、興味深いコメントもいただけました。発酵で生産されるアルコール成分はもちろん香りに影響します。通常の3倍あるという直糖の成分は、分子鎖の長さにもよりますが、口あたりをまろやかにするのか、すっきりにするのか興味津々です(すっきりほのかに甘い系だと想像)。理系技術系人間にはむしろそういうことを宣伝してくれると嬉しいっす・・・我々はマイノリティで商売にならないでしょうけど。(笑)
数々の失礼の段、お赦しください。
これ書いてて思い出した・・・・キリンビールに対してもずいぶんなことを書いてしまってます。親族にこの会社で働いている者がいるので、きっと怒っているでしょう。ほんとに申し訳ないです。お中元で一番搾りプレミアムをもらっておきながら、ひどい書き込みでした。本当にごめんなさい。
僕のアパートの台所はビールの空瓶ですごいことになってます。金沢市は瓶の回収が月に一回しかないんですよ。やっぱり缶で出してほしかった。(汗) 結局、缶ビールも適当に混ぜないとたいへんなことになると判断しまして、やまやに行ってクラシックラガーを買ってきました。僕が好きなキリンのビールは、クラシックラガーと一番搾りSTOUTです。これらはスーパーで売ってないんですよ。クラシックラガーは、やまやのような酒の量販店でしか買えない。一番搾りSTOUTに至っては、最近そこでも手に入らない。買えるようにしてください。 俺は待ってる♪
数々の失礼の段、お赦しください。お願いっ。
なんだか知らないけど石川県も発酵製品でなんかやろうとしています。この地域の発酵食品はものすんごく奥が深いんですよ・・・だから、いらんことせんでも・・・ここでも書きすぎると怒られるかも。w
能登ワインを化粧品に 産学連携で全国展開(北國新聞) - goo ニュース
今まで廃棄してきたワイン醸造時の沈殿物「澱(おり)液」から、美容効果のある成分を抽出し、化粧品の原料に活用する・・・んだそうだ。ビールのような高タンパクな醸造酒では「澱(おり)」は深刻な問題ですが、ワインではそこまでではありません。でも、それなりに沈殿してくるものはあるようです。濾過すりゃいいんですが、濾過してたまったスラッジの利用法が、この記事の『能登ワインを化粧品に』といふ・・・大丈夫か??
以下、記事より引用。
澱液に含まれるワイン酵母には、ペプチド、アミノ酸、ポリフェノールなどが豊富に含まれる。皮膚の細胞を活性化する「細胞賦活(ふかつ)効果」、紫外線を防ぐ「抗酸化作用」、肌をみずみずしく保つ「保湿作用」が期待でき、引き合いが増えているという。
つっこみどころ満載ですが、ここはぐっとこらえないと、またコメント欄での弁明が大変になります。注意、注意・・・・・
では♪
本日のお酒:KIRIN 一番搾りプレミアム + KIRIN CLASSIC LAGER + 立山 特別本醸造
最近、突然意外な方からコメントがつきました。2013年に書いたブログに対してでして、毎日書いてる私としては、大昔のエントリーであります。レスを付けなきゃいけないんだけど、自分が何書いたか確認するだけでも大変でした。引用した産經新聞の記事なんてとっくの昔に削除されてますんで、どういう記事だったか読み直すことが出来ないんです。
まあ、横のスレッドのコメントに『酵母がんばれ』というエントリーをクリックすればやりとりが読めます。
花醤(はなびしお)という製品のサイトも見てみてください。なんかよさげでしょ? 『醤』は「ひしお」と読みます。日本人なら常識だね♪ 小豆島といえば醤油なんですよ。讃岐うどんを美味しく食べられるも小豆島の醤油のおかげ。西日本人なら常識♪
自然界から酵母を分離してきて、醸造に使おうという試みは酒造でもけっこう試みられています。その度に、ぼくは「花から採った酵母だから、華やかな香りがする」なんていう宣伝を全否定してきたんですが、それは今も全く譲るつもりはありません。阪大醗酵工学科で酵母使った研究で博士号をとった人間として、同意できない論理です。酵母は酵母です。真菌類が単細胞で増殖している状態を酵母といいます。
「分離段階でアルコール生成能や香りの高い菌株を選抜しました。」とコメント中にあるように、あくまでも分離した技術者によるスクリーニングの結果であって、偶然ではありません。あくまでも人間の技術です。製品に華やかな香りをもたせたのも醸した蔵の力です。
そこで僕が非常に興味を持ったのが、醤油醸造には耐塩性というハードルがあることです。醤油醸造では、清酒やパンと酵母の種からして違うのです。それがオリーブの花から採った酵母で見つかるのはどういうことなのか・・・コメントには、「小豆島には「醤の郷」と言って醤油蔵(400年の歴史)が密集した地域があります。その合間にはオリーブ畑(100年前に栽培成功)が点在しています。よって、運よく分離に成功したのでしょうね。オリーブと醤油を守り続けてきた島の先人達からのプレゼントだと思います。」と書かれています。
おかげさまで「直糖は通常の濃口醤油の3倍以上残っていました。それでいてアルコールも3%近く生成しています。」という、興味深いコメントもいただけました。発酵で生産されるアルコール成分はもちろん香りに影響します。通常の3倍あるという直糖の成分は、分子鎖の長さにもよりますが、口あたりをまろやかにするのか、すっきりにするのか興味津々です(すっきりほのかに甘い系だと想像)。理系技術系人間にはむしろそういうことを宣伝してくれると嬉しいっす・・・我々はマイノリティで商売にならないでしょうけど。(笑)
数々の失礼の段、お赦しください。
これ書いてて思い出した・・・・キリンビールに対してもずいぶんなことを書いてしまってます。親族にこの会社で働いている者がいるので、きっと怒っているでしょう。ほんとに申し訳ないです。お中元で一番搾りプレミアムをもらっておきながら、ひどい書き込みでした。本当にごめんなさい。
僕のアパートの台所はビールの空瓶ですごいことになってます。金沢市は瓶の回収が月に一回しかないんですよ。やっぱり缶で出してほしかった。(汗) 結局、缶ビールも適当に混ぜないとたいへんなことになると判断しまして、やまやに行ってクラシックラガーを買ってきました。僕が好きなキリンのビールは、クラシックラガーと一番搾りSTOUTです。これらはスーパーで売ってないんですよ。クラシックラガーは、やまやのような酒の量販店でしか買えない。一番搾りSTOUTに至っては、最近そこでも手に入らない。買えるようにしてください。 俺は待ってる♪
数々の失礼の段、お赦しください。お願いっ。
なんだか知らないけど石川県も発酵製品でなんかやろうとしています。この地域の発酵食品はものすんごく奥が深いんですよ・・・だから、いらんことせんでも・・・ここでも書きすぎると怒られるかも。w
能登ワインを化粧品に 産学連携で全国展開(北國新聞) - goo ニュース
今まで廃棄してきたワイン醸造時の沈殿物「澱(おり)液」から、美容効果のある成分を抽出し、化粧品の原料に活用する・・・んだそうだ。ビールのような高タンパクな醸造酒では「澱(おり)」は深刻な問題ですが、ワインではそこまでではありません。でも、それなりに沈殿してくるものはあるようです。濾過すりゃいいんですが、濾過してたまったスラッジの利用法が、この記事の『能登ワインを化粧品に』といふ・・・大丈夫か??
以下、記事より引用。
澱液に含まれるワイン酵母には、ペプチド、アミノ酸、ポリフェノールなどが豊富に含まれる。皮膚の細胞を活性化する「細胞賦活(ふかつ)効果」、紫外線を防ぐ「抗酸化作用」、肌をみずみずしく保つ「保湿作用」が期待でき、引き合いが増えているという。
つっこみどころ満載ですが、ここはぐっとこらえないと、またコメント欄での弁明が大変になります。注意、注意・・・・・
では♪
本日のお酒:KIRIN 一番搾りプレミアム + KIRIN CLASSIC LAGER + 立山 特別本醸造