遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

おさまりませんね

2020-06-14 23:16:39 | たわごと

すんごい雨でした。今夜、警報出てました・・・
gooニュース
今日14日(日)の天気梅雨前線が停滞し各地で雨北陸など大雨に警戒

引き続き大雨に厳重警戒 ― 北日本から西日本(北國新聞)
北陸で1時間に30mmの激しい雨 冠水や土砂災害に警戒(ウェザーニュース)
15日 関東甲信を中心に酷暑 マスクは適宜はずして (tenki.jp)
明日は天気マシになりそうですが、今度はクッソ暑い気候になるらしいです。

なかなかおさまりませんね
北京で発症者が36人増 食品卸市場と関連 複数の居住区を閉鎖(毎日新聞)
韓国のコロナ新規感染者49人 首都圏での集団感染続く(聯合ニュース)
東京で新たに47人の感染確認(産経新聞)
「昼カラ」新たに5人、全員60歳以上…喫茶店2店の感染者各15人に(読売新聞)
大阪府、14日の新規感染者は1人 再陽性も1人(日本経済新聞)
これら感染者は2週間前の感染としてみるべきなんで、東京の無症状のホストの集団検診で見つかったんは今までの感染者発見とは違うみたいにゆうてたけど、PCRの怪しい検出精度だと無症状者相手だと取りこぼしてる確率結構あるんで、18人だと思わないほうがええという意味で、今までとは違うぞ、たぶん。
それにしても、見事に人ってクラスター形成に警戒せなあかんとどんだけ言われてもクラスター作るんやな。昼カラオケの老人たちは、いち早く大流行に陥った札幌の人たち。もうすでに懲りてるはずなのに全然懲りてない。高齢者ほど大人しくしていないといけないのに。
人数は少ないけど、僕が注目しているのは大阪の再陽性。こういうのが頻発するなら、もうワクチンに期待するのはやめたほうがいい。去年引いたはずの風邪を、次の年に引いたりするじゃないですか。獲得免疫がなんとかできる相手じゃないのかもしれん。

コロナ騒動のかげで、インフルエンザが急速に感染者を減らしているんで、意外とウイルスにも不和合性(inconpatibility)があるんかと思ったんやけどな。
gooニュース
「ウイルスは悪者ばかりではない」別の感染抑えることも 専門家に聞く

ライターは中屋敷先生にいい質問しています。記事がちゃんとしてる。基本的なことでも、ちゃんとしてれば理系の人間も読み込める。
BCG(日本株)かすでにアジアにいた近縁ウイルスかよくわかりませんが、免疫を適度に刺激し活性化しているのかもという考えにはまあ可能性あるなぁと思います。
最近は、なんで欧米の人間はあのウイルスにやたら弱いんか知りたい。

免疫学はまだわからんことだらけで、「問題には答えがある」と思ってる方々には勉強しにくい分野なのな。

あ、不和合性(inconpatibility)というのはですね・・・昔々プラスミドの開発の競争がしれつな時代、複数のプラスミドが同時に一つの細胞で維持されるのかという問題が大問題だった時代がありましてな。当時はいろんな複製起点(origin)を持ったプラスミドの組み合わせで試されていました。それを調べているとそれぞれのoriginで複製開始に必要な因子の同定もできてくるとかいうこともありまして流行ったんですよ。同時に一つの細胞内で維持できないプラスミドの組み合わせを「互いに不和合性(inconpatibility)がある」というのです。これがヒトのウイルスでもあるんかとかおもてたんですが、まあ、わからん。

本日のお酒:YEBISU BEER + 天狗舞 純米大吟醸 涼吟


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