齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

まだ見ぬアメリカ - ウエスト・バージニア州の調査中。今年はここまで。

2023-12-23 23:52:48 | アメリカ東部
ウエスト・バージニア州の調査の途中だが、今年はここまで。

もっとも興味がなく、見どころも少なく、通過するだけで良いと思っていた州であったが、国立公園ができ治安も全米平均よりも良いことが分かった。

カリフォルニアやアリゾナ、ユタなどにある刺激的な大自然と比べると、アパラチア山脈は平凡な山容が続くようだ。

< ユタにて>


< キャニオンランズ国立公園 >


しかし、歴史国立公園など、短いとはいえ米国史に関わる見どころは多い模様。

詳細は来年1月7日以降にアップするが、調査しているうちにワクワク感が湧いてきた。「カミさんもワクワクさせるには?」という課題は残る。

今年は何といってもオレゴン州・ワシントン州に行けたのは大きい。

コロナを気にせずに、本当にリラックスできた。

来年も仕事の谷間ができたら、ぜひ、アメリカに行きたい。谷間=失業 ですが。

では、また、来年。良いお年を。

< オレゴンコーストにて >


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まだ見ぬアメリカ - 最貧州だが治安は平均以上に良い「ウエスト・バージニア州」(1)

2023-12-17 00:44:57 | アメリカ東部
アメリカ50州訪問を旅の目標の一つにしている。現在38州訪問。つい先日まで39州と思っていたが、数え間違え。目標が残り11州から12州へと増えた。

まだ見ぬ州は東からノースカロライナ、サウスカロライナ、ウエスト・バージニア、オハイオ、ケンタキー、ミシガン、インディアナ、ウイスコンシン、ミズーリ、オクラホマ、カンザス、アラスカ。日本ではあまりなじみのない州ばかりだ。もちろん、自動車業界や農林畜産業の方には、少し付き合いのある州かもしれない。

旨いものは期待していないが、記憶に残る場所を訪ねてみたい。国立公園、国定公園、美術館や博物館、遊園地、街並み、建築物・・・・・

いつ行けるかは、仕事の状況次第。普段はまとめて2週間以上休みを取るのは難しいので、請負契約が切れたときがチャンス。つまり、失業=長期旅行。

いずれその時期はくるので、すでに一度旅行計画を立て下調べをしたことがあるノースカロライナとサウスカロライナは除いて、ウエストバージニアから見どころの調査を開始することにする。

ウエストバージニアの基本情報:
人口: 178.3万 (2021年)(50州中39位)
面積: 62,260 km²(41位)
州都: チャールストン(ダンスで有名なチャールストンはサウスカロライナ州の町)
愛称:山岳州(mountaineer)
タイムゾーン: UTC-5:00 (アメリカ東部時間)

ウェストバージニア州は、東部の州でアパラチア山脈中に位置しており、山岳州という愛称で知られる。

バージニア州から独立してできた炭鉱で栄えた州。山が多い州といっても最も高いところで1482m。なだらかな山並みが続く、こんな感じのところだろうと想像する。

<迫力のない山が続く。これはカナダのモントリオール近く>




この州の歌と言えば、ジョン・デンバーの名曲、「Take me home, country road」。日本語で「カントリーロード」といえば高齢の方は分かるであろう。

私の中では暗いイメージのウエストバージニア州だが、この歌を聞くと明るくなってくる。

もう一つの明るい話題は、国立公園が誕生したこと。

2020年に誕生した国立公園が「ニュー・リバー・ゴージ(渓谷)国立公園・保護区」(New River Gorge National Park and Preserve)。米国内で63ヶ所目の国立公園。

https://en.wikipedia.org/wiki/New_River_Gorge_National_Park_and_Preserve

私の古い地図ではNew River Gorge National Riverとなっている。



この公園の他にアパラチア山脈にはグレート・スモーキー・マウンテン国立公園やシェナンドー国立公園がある。

いずれの国立公園も有名ではあるが、カリフォルニアやアリゾナなど西海岸の州の国立公園に比べると景色が単調で似通っている。

紅葉のシーズン以外は退屈なドライブになりそうだ。

もっとモチベーションを高められる訪問先を探そう!
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 15 & 16 - 帰国の途&次回に備えて!

2023-12-10 19:38:56 | アメリカ西部
終わった!

<ホテルの窓から。結局、行かなかったデニーズ>


ホテルのシャトルバスで空港に出発3時間前に到着。

早速、ハワイアンエアーラインのカウンター前の列に加わった。

荷物をたくさん抱えたミクロネシア系の人がほとんど。



チェックインが始まっても、最初の二組の処理だけで40分もかかっていた。

こちらは飛行機が遅延してホノルルでの乗継時間がなくなるのではないかとやきもき。

それでも職員に焦る様子もないのは慣れているからであろう。

幸い飛行機は予定通りに飛び、ホノルルではちょっと変わった焼きそばを食べる時間もあった。

<肉は炒めずに乗せる!>


そして無事成田に到着。成田の入国審査や通関も簡単。

今回の旅行は、パンデミック中のカナダ旅行と比べると、帰国時の陰性証明書取得や携帯アプリのインストールなどの作業がなくストレスフリーで十分に楽しめた。

また、米国に行きたいと思っているが、懸念事項は:

・物価の差
 米国の食事は日本と比べてボリュームが多いとは言え、ざっくり、値段は二倍。チップも入れると2倍半。為替の影響も加味すると3倍。
 それなりの予算と工夫が必要。レストランには行かずにスーパーを活用、日本から食品を持参、といったことが有効。
 自炊するためには日本の保冷袋が便利。氷はホテルの製氷機のものを使い放題(これは昔からそうだ)。

 ホテルは部屋が広く日本のビジネスホテルと比べるのはどうかと思うが、あえて比べると、ほとんどが3万円前後なので日本の3倍程度と言える。
 安全に関わる部分なので危険な地域にあるモーテルなどには泊まれない。やはり「安全はお金で買う」つもりでケチらない方が良い。
 国立公園内などのキャンプ場やKOAなどの利用は安全で有効であろう。ただし、場所によっては熊に注意。
 国土が広いので車中泊ができそうだが、キャンプ場以外での公園やレストエリア等での車中泊は禁止されている。

・治安の悪化
 今回、特に気になったのはシアトルやポートランドなどの大都市のホームレスの増加。町のあちこちにテントが張られ、ホームレスが暮らしていた。
 襲われるようなことはなかったが、バス待ちなどをしているときにお金をねだられることが複数回あった。

 アメリカ人の平均給与は日本人の約2倍だが、物価も2倍かそれ以上。西海岸の大都市の家賃は月額45万円以上(安いところは治安の悪いところ)。
 車がないと生活ができない環境。定職についていても暮らしは大変。今まで以上に治安を調査して訪問先・宿泊先を決める必要がある。



これでオレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行は終了。
 
しばらくはまだ行ったことのないアメリカの12州を研究しよう。何か楽しみを見つけないとモチベーションが上がらない。

ちなみに行っていない12州はアラスカを除くとアメリカの南部か真ん中あたり。西海岸や東海岸に比べると見どころは少ない。

でも、何かあるはず!

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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 14 - 結局、こうなる。

2023-12-03 10:40:19 | アメリカ西部
フルムーン旅行の14日目、実質的に最終日。

<QPマヨネーズを使った最後のタマゴサラダを朝食に>


最終日に事故など起こさないように、おとなしめの計画を考えていた。宿泊したバーリントンからシアトルの空港までの走行距離は約100マイル(160キロ)。

その間で寄り道する選択肢は、
①航空機製造会社のボーイング誕生の地に建てられた航空博物館(The Museum of Flight)。航空マニアの聖地?
②バーリントンの西に位置するアンティークや工芸品の町ラ・コナーとワシントン州で一番人気の州立公園デセプションパス州立公園
③シアトル・プレミアム・アウトレット

カミさんに相談したところ、二つ返事で③のアウトレットに決まった。最後くらいカミさんの行きたいところにしよう。特に買いたいものはないそうだが・・・・

カナダ国境からメキシコ国境までを結ぶフリーウエイ5号線に乗り南下。あっというまにアウトレットに到着。混んではいないが寂れてはいなかった。



ここから先は、カミさんにお任せ。のんびり好きなだけ見てもらい、私は店の近くの椅子で読書。

結局、kiplingのバッグを買うことに。買いたいものはないと言っていても必ず何かしら購入。今回は私からの誕生日プレゼントということになった。結局、こうなる。

昼食はアウトレット内にあったフィリピン料理店LASAでビコールエクスプレスを食べた。今回の旅の中では旨い方だ。



<ビコールエクスプレスとニンニクが効いたおかゆ>


フィリピンレストランがあるということは、カナダやアメリカに移住あるいは仕事に来ているフィリピン人が経済的にも豊かになり、アウトレットに来る人も増えたことであろう。

結局、アウトレットに5時間くらい滞在しただろうか。

ここから更に5号線を南下し、SEATAC空港でレンタカーを返し、空港のビル内で食事。

ベーグルのスモークサーモンサンド。定番だが上手い。



ホテルは到着時と同じクラウンプラザ。かってが分かっているので過ごしやすい。到着時の部屋よりちょっとレトロ。



シアトル最後の夕焼け。窓ガラスの汚れは、日本のホテルではあまりないが、米国ではホテルでもオフィスビルでも良くある。日本人がきれいすぎるのか・・・・



終わったね。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 13 - ノースカスケード国立公園

2023-11-25 00:15:49 | アメリカ西部
フルムーン旅行も終わりが見えてきた。少々寂しい気分。さてその13日目は、ワシントン州のドイツ村リーベンワース(Leavenworth)から、西部劇風の町ウインスロップ(Winthrop)、「人気がない」ことで有名なノースカスケード国立公園を経由して、シアトルの北にあるバーリントン(Burlington)まで263マイル(421キロ)の旅。

97号線でウインスロップに向かうが、ウエナッチー(Wenatchee)の北から北上する部分は川を挟んで97号線とその予備線の97A号線が並行して走っている。どちらで向かうか計画段階で悩んだが97Aを使うことにした。どちらも大きい町はないが、代替線にEarthquake Pointという見どころがあったからだ。

97Aの道はこんな感じ。丘の上に家を建てたい人の気持ちは分かるが、黒澤明監督の映画「天国と地獄」を思い出してしまう。横浜の丘の上に住む金持ちの家を見あげて暮らす貧乏な医学生・・・・・そんなじめっとした雰囲気はないが、貧富の差はたびたび感じる。



途中のEarthquake Pointは地震大国の日本から来た私たちには大したことなさそうだったのでスキップ。

西部劇風の町ウインスロップの入り口にあるスーパーでトイレ休憩。トイレはバックヤードにあり、初めてスーパーのバクヤードを見学。





町中はこんな感じで町全体が西部劇風で統一されていて休憩とウインドウショッピングに丁度良い。ハンバーガー屋やアイスクリームの店もあり、そこそこ賑わっていた。







我々は町はずれの公園でランチ。野生の鹿がいた。





<公園で見かけた選挙の投票箱。TVでは大統領選挙のとき見たが、実物は初めて>


ここから北東に進んでノースカスケード国立公園を訪問。結果を言うと、この公園の東側の入り口付近は険しい岩山が林立し感動を覚えたが、それ以降は見所なし。本当の見どころは車ではなく、徒歩で回る必要がある。ただし、クマがいるので、クマ避けスプレーなど、それらりの装備としっかりした準備が必要。





バーリントンは思ったよりも賑やかな町であったが、それでもショッピングモールは閉鎖されていた。最近、ショッピングモールは人気がない模様。同じようなモールが多く、我々のような旅行者も魅力を感じなくなった。(7月9日の記事:ショッピングモールの衰退、ご参照ください)



この町で今回の旅行で初となるステーキを食べた。でも小さい。最低300gないと食べた気がしない。残念。



<それでも喜んで食べている私>
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 12 - ホテルの朝食。ワシントン州のドイツ村、リーベンワース。

2023-11-19 01:04:54 | アメリカ西部
フルムーン旅行12日目は、オレゴン州のザ・ダレスからワシントン州のドイツ村リーベンワース(Leavenworth)まで200マイル(320キロ)のドライブ。リーベンワースには15時過ぎに到着し、ドイツ村を楽しむ予定。

ここでホテルの朝食風景をご紹介。

このホテルはホリデイ・イン・エクスプレスだが、このクラスのホテルの朝食風景はどこも似たようなもの。

平らな鍋(正確な名前は?)には暖かいスクランブルエッグやソーセージ、ベーコン、ポテト。

そしてシリアル食品が並ぶコーナー、冷蔵庫にはヨーグルトとゆで卵。



パン類は食パン、ベーグル、マフィン。パンに着けるジャムやピーナツバター、クリームチーズ。

ワッフルを焼く機器やパンケーキ(自動)焼機もある。



飲み物はコーヒーや紅茶に加え、グリーンティーを置くところも増えてきた。





それとジュース。リンゴジュースやオレンジジュースが基本。1979年の初めてのアメリカ出張の時は、「本物のオレンジジュース」に感動した。

<これが今朝の朝食。お気づきのとおり、生野菜は置いていない。>


ちなみに自前の食料の一部は日本から持参した保冷袋に入れて移動。氷はジップ付きの袋に入れ、溶けた水が漏れないようにしている。

この時季なら夕方まで十分に氷はもつ。氷はホテル内の製氷機で好きなだけ無料で使える。



さて、コロンビア川沿いの町ザ・ダレス。川の反対側はワシントン州だ。

ホテル前のガソリンスタンドで満タンに。オレゴン州はセルフサービスが禁じられているはずだが、給油してくれるスタッフはおらず自分で。

この橋を渡ればワシントン州。





ワシントン州側の丘の上には風力発電のプロペラが並ぶ。

ユキマ(Yukima)の北、リーベンワースに向かう途中のレストエリアでランチ。

主食はホテルの朝食時にいただいたシナモンロール。

遠くにレーニエ山。森の中のレストエリアを想像していたが、このとおりほぼのっぺらぼー。木陰がなく暑かった。





ランチ後、北上を続け、13時過ぎにリーベンワースに到着。

リーベンワースは町おこしのために1960年代に南ドイツのバイエルン地方を模して造ったのだそうで、今ではワシントン州屈指の観光地。

クリスマス用品や山岳用品、お土産物店、レストランやカフェなどがあり、カミさんが急に元気になった。









晩御飯はスーパーのSafewayでビールやシュリンプカクテルを買って内食。





久しぶりにビールを飲んで寝てしまい、起きてみるとテーブルにこんなメモが。



フルムーン旅行も実質、残り二日だ。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 11- 2 - チェリーとコロンビア川

2023-11-12 09:15:18 | アメリカ西部
フルムーン旅行11日目(6月24日、土曜日)の後半。ガバメント・キャンプでの昼食後、コロンビア川沿いの町フードリバーへと北上。そこからコロンビア川に沿ってヒストリカル・コロンビア川・ハイウエアを東に進み、ザ・ダレス(The Dalles)へと進む。ホテルはホリデイイン・エクスプレス。

ガバメントキャンプから左にフード山を見ながら北上すると遠くに丸みを帯びた山容が見え隠れする。ワシントン州のアイコン的存在のレニエ山(Mt.Rainier)だ。標高4392メートル。



レニエ山を前方に見ながらコロンビア川の畔の町フードリバーを目指して行くと、なだらかな山裾に果樹園が増えてくる。その途中にあるパッカー果樹園(Packer Orchards)は、ベーカリーと果物の店。レニエ山を眺めながら、焼きたてのチェリーパイやもぎたての果物を店頭で食べるのもよい。日本で輸入しているアメリカンチェリーと違って、粒が大きく糖度も高い。日本のサクランボと違って酸味が少ない点が、好みの分かれるところ。





<パッカー果樹園からの眺め>


フード・リバー(Hood River)の町は、コロンビア川によって削られた段丘にへばりつくように建物が建つフリーウェイ84号線沿いの町だ。大きな町ではないが、田舎町とは思えないくらい小洒落たブティックやレストラン、カフェなどが並んでいた。ここで一休み。



ここからコロンビア川沿いに84号線を進み、途中からヒストリカル・コロンビア川・ハイウエアにはいる。84号線はコロンビア川に沿って走る高速道路だが、ヒストリカル・コロンビア川・ハイウエアは段丘上を走る旧道。ハイウェイと名付けられているが、スピードは出せない。また、シカが飛び出してくるので要注意。









のんびり走り、ハイウエイの終点がザ・ダレス。何もない町だが、コロンビア川の畔に和牛を使ったハンバーガー屋があるとのことだったが、貧乏旅行のため断念。夕食はいつものものになった。違いはペッカー果樹園で買ったチェリー。あま~~い!

<ホテルの部屋はこんな感じ。荷物は一人1個のカバンと食料品>


<いつもの夕食とチェリー。チェリーは山盛りでしたが、現地で摘まんだので、夕食用に残ったのはこれだけ>


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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 11- 1 - スミスロック州立公園とフード山

2023-11-03 17:15:39 | アメリカ西部
フルムーン旅行11日目(6月24日、土曜日)の予定は、ベンドからフォトスポットとして有名なスミスロック州立公園、フード山の麓のガバメント・キャンプ、コロンビア川沿いの町フードリバーへと北上。そこからコロンビア川にそってヒストリカル・コロンビア川・ハイウエアを東に進み、ザ・ダレス(The Dalles)という町のホリデイイン・エクスプレスに宿泊。走行距離161マイル(258キロ)。今振り返ると、この旅行で一番変化があり、見どころも多かったと思う。よって、Day 11は2回に分けてご報告。

まずは、半地下ホテル最後の食事。食事は悪くない。ただ、半地下の廊下が薄気味悪かったのと、半地下の窓から誰かに除かれたり、強盗が押し入ったりしないかと心配しただけ。さすがに、高級リゾート地、その心配は稀有であったようだ。

<コーヒー、ジュース、ゆで卵、マフィン、ソーセージ、スクランブルエッグ、ベーグルとクリームチーズ。これにカリカリベーコンがあればパーフェクト>


<どんな人が出てくるか顧客の質が気になった。でも、相手もヤバい東洋人と思うかもしれない>


<カーテンをさっと開けたら誰かが・・・・なんて想像してしまう>


ホテル前の97号線を北上。市街地を抜けてしばらくするとアリゾナやユタほどではないが、乾燥地帯が開けてくる。レッドモンド(Redmond)の町を抜けてしばらく進むとスミスロック州立公園(Smith Rock S.P.)の標識がでてくる。後は、標識を信じて進めば公園に着くが、どうも遠回りしている気がした。というのも帰りは別の道を使ってもっと早く97号線に戻れたからだ。カーナビのある人は、標識ではなくナビを信じよう。

人気のある州立公園なので駐車場はほぼ満車。たまたまラッキーだったようで待たずに駐車できた。公園は有料で自販機で確か5ドル払いチケットを購入し車の中のダッシュボード上当たりに置いた。このような支払いは携帯で払うのが常識にようだが、私は米国で使える携帯も支払手段もないのでクレジットカードで支払った(現金ではなかったと思う。また、チケットの有無を確認している職員はいなかった。いたら人件費の削減にならないからね)。

小さな公園だが景色はこのとおり素晴らしい。写真をよく見ていただくと分かるが、川沿い、対岸の山の中など散策路は多い。我々は駐車場に近い道をのんびり散策。遠くにカスケード山脈の山も見えた。写真を撮りそこなったが、岩の間に毛がふさふさした大ウサギのような動物もいた。









ここから97号線に戻り、マドラス(Madras)を抜けて26号線でフード山を目指したが、マドラスまでの間には、Crooked River Gorge(スミスロックに近いところにある深さ約150メートルの渓谷)、Peter Skene Ogden Scenic Viewpoint(高さ90メートルあるバンジージャンプのスポット)といったちょっとした見どころもあるようだ。実は標識を見つけたときには通り過ぎてしまい行きそこなった。少し、スピードを控えて運転すること。

マドラスからの26号線沿いにはワームスプリングス以外に町らしい町はなく、インディアン居留地のWarm Springs Indian Res.の中をひた走る。遠くにカスケード山脈の山々が見え農場や牧場が続く。フード山に近ずくころには森に変化する。





今回の旅を計画するときフード山にあるティンバーラインロッジ(Timberline Lodge)を一時、予約した。ここは、映画「シャイニング」の舞台になった高級ロッジ。全体の計画を見直す中でキャンセルとなったが、もし、予定通り来ていたら大雪でした。ノーマルタイヤのレンタカーでは途中で立ち往生したかと思います。

フード山の中腹にあるガバーンメントキャンプ。ロッジやレストランが並ぶ変わった名前の町だが、ルーズベルト大統領時代に景気対策としてティンバーラインロッジの建設を行い、そのベースとなったキャンプ地がここなのだそうだ。なるほど、だからgovernment campか。

ここでフード山を見ながらランチ。今旅、初めてのホットドッグとレモネード。ボリューム満点で旨い。隣のテーブルには韓国人女性5人のグループが食事中。久しぶりの東洋人。







ここまでで丁度100マイル(160キロ)。残りは60マイル(約100キロ)。どんな景色が現れるのか!?
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 10 - ベンドでリゾート気分!?

2023-10-29 10:38:01 | アメリカ西部
オレゴン州カスケード山脈東側のリゾート地ベンド(Bend)での二日目、フルムーン旅行としては10日目(6月23日、金曜日)の予定はドライブではなくショッピング!
大自然に興味がないカミさんのモチベーションを上げることが目的の今日一日だ。

この町はリゾート地として栄え、グルメの町としても有名になりつつある。まずはトレーダージョーズ、ターゲット、ウォルマートなどを見てカミさんの満足度を高め、更に最近開発されたオールドミル・ディストリクトでショッピング。この近辺でランチ。時間が余ったらドライブだ。

ベンドは小さな町。ホテル前の97号線を少し北上すると街並みが途切れ、トレーダージョーズなどが立ち並ぶ比較的最近開発されたと思われる大型の店が立ち並ぶエリアに入る。まずはトレーダージョーズ。2016年にLAのトレーダージョーズに行ったが、当時の店に比べると高級感・センスの良さが格段にアップ、かつ、値段はお手頃。変わらないのはここのショッピングバッグが日本では人気であること。場所によっては購入枚数に制限があるとのことだが、ここではそんな制限はない。ということでカミさんはお土産用にショッピングバッグを5種類、私はチョコレートと石鹸を購入。





<ローカルビールも各種。ポートランドで飲んで感動したダークビールは隣町のレッドモンドで製造。あるかなと思ったが・・・・残念>


次はターゲット。2018年、コロラド州デンバーのホテルの隣がターゲットだったので行ったが、ここもやはりセンスが良くなったと感じた。それでもトレーダージョーズと比べるとチープなデザインのものが多い。もちろん値段は安い。



ここからダウンタウンを通ってオールドミル・ディストリクトに向かった。その手前にオーガニック・コーヒーの店があったので一休み。Youtubeでも紹介されていた店で雰囲気はよい。肝心のコーヒーはというと、アイスコーヒーの味は薄め。自宅で煎れるフィリピンのバラココーヒー(Barako)の方が格段にうまい。カミさんが満足してくれれば良し。

< Strictly Organic Coffeeの店内 >


< 男女共用トイレの表示。こういう書き方もありですね >


< 店の前の道路。車の通りは多いが緑が多く美しい>


Youtubeで見たオールドミル・ディストリクトは作ってはみたものの人が集まらない場所といった印象だったが、それはコロナの影響だったのかもしれない。実際のオールド見る・ディストリクトは6月という時期を考えるとそこそこ人が集まっていた。シンボルとなる元製材所の3本の煙突、ブティック、レストランや映画館、目の前の川で水遊び。夏には結構な人出になるのであろう。







<今は使われていない煙突の下部はこのように加工されていた>


<Red Robineで久しぶりにハンバーガー。カミさんはチキンサラダでした。>


ショッピングに満足したカミさんのお許しを得て、名峰シスターズを抱く町シスターズまでドライブ。牧草地帯にポコッとあるような町だが、3000メートル級の火山が立ち並ぶ風景はみものだ。



<この看板どおり左からSouth Sister、Middle Sister、North Sister。どれも3000メートル級>


<それよりも気になったのがこの尖ったやま。Mt.Hoodかな?オレゴンは山歩きが好きな人にはたまらないところだ>


<シスターズの街並み。キルトで有名な町だそうで、立ち寄ったアンティークショップ、兼、古本屋、兼、古着屋にも売っていた。>


ホテルへの帰りにアウトレットに寄ったが顧客はまばら。まもなく閉鎖かな。ホテル近くのウォルマートは巨大。あらかじめ待ち合わせ場所を決めておかないとカミさんとはぐれてしまう。これぞ物資豊かなアメリカといった感じだが、ここで働く給料だけでは生活が大変というのも実情。

ホテルやコテージで山や川(海辺ならビーチで)を見てのんびり過ごすようなリゾート気分には全くなれなかった。そもそも半地下のホテルではね。

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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 9 - オレゴン州の軽井沢、ベンド。ホテルは選択ミス。

2023-10-22 09:34:23 | アメリカ西部
フルムーン旅行9日目(6月22日、木曜日)の予定は、カスケード山脈の西側の町、ローズバーグ(Roseburg)からクレーターレイク国立公園を経由し、リゾート地ベンド(Bend)まで進む。走行距離は216マイル(346キロ)。ベンドで二泊し、リゾート気分を味わう。

ベンドを起点に冠雪した山々を眺めるCascade Scenic BywayやMcKenzie-Santiam Scenic Byway、スミスロック州立公園、ジョン・デイ化石層国定公園へドライブすることができる。また、オレゴン州内陸部では唯一、高級食材店ホール・フーズがあり、トレーダージョー・マーケット・チョイスなどスーパーマーケッも充実している。

以上の予定であったが、7月29日の記事で書いたようにクレーターレイク国立公園は雪の影響で北側の入り口が閉鎖されており今回も行けずじまい。ご縁がないということか。

さて、朝食はいつものやつ。好物のカリカリベーコンを思いっきり食べた。



ローズバーグからは138号線を東に進んでクレーターレイク国立公園を目指した。期待したほど面白い道ではなく、ところどころに山火事の後が残っていた。

<川に沿って進んでいくが、渓谷と呼べるようなところはなく単調な道>


ダイアモンドレイクとその周辺の火山は美しく「来たぞー」と思ったが、前述のとおり、クレーターレイク国立公園の北側の入り口は閉鎖。南側に回れば入れるとのことであったが、3時間ぐらいのロスになりそうなので諦めた。クレーターレイクそのものより湖畔にあるロッジに行ってみたかったのだが残念。

<ダイヤモンドレイク。写真は少しピンボケ>


<シエルセン山(Mt.Shielsen)の山容は印象的>


この国立公園の代わりに軽井沢の鬼押し出しに似たような溶岩台地があるニューベリー火山国定公園(Newberry National Dessert Monument)とハイデザート博物館(High Desert Museum)に寄ってからベンドに向かうことにした。

以下、写真で説明。

ニューベリー火山国定公園亡いのトレイル。というよりお散歩コース。


溶岩の噴出口跡。バスで登っていく。


公園のピクニックテーブルに現れたアンケート係の女性。「どこから来た?」から始まって20項目くらいだろうか。こんなこともないと英語を話す機会は少ない。


ホテルはラ・キンタ。97号線から降りてすぐにあり、見つけやすく、ホリデイインが続いたので違うホテルを、と思って選んだのだがイマイチ。韓国映画「パラサイト」にあった半地下誠克を強いられることに。部屋の広さは十分あったが、ホテル裏に面して窓があり、物騒な感じがした。カーテンをぴっちり閉めて防御。まあ、ここはリゾート地で治安はいいはずだができることはやっておこう。



チェックイン後、ホールフーズまで晩御飯のおかずを買いに行った。ホールフーズがあるということはこの町の所得水準が高いということ。

晩御飯はピクルスなど。


明日はドライブではなく、カミさんのご要望に応えてショッピング中心になる予定。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 8 - バンドンまでオレゴンコーストを更に南下。そこから内陸のローズバーグへ。

2023-10-14 17:54:15 | アメリカ西部
旅行8日目(6月21日、水曜日)の予定は、ニューポートからフローレンス(Florence)、クーズベイ(Coos Bay)を経由してバンドン(Bandon)までオレゴンコーストを南下。名物のカニを食べ、そこから東に進み、カスケード山脈の西側に町、ローズバーグ(Roseburg)まで進む。走行距離は約205マイル(328キロ)。

ニューポートのホテルは、ホリデイインエクスプレス。ホテル自慢のシナモンロールが朝食。甘~~いシナモンロールとソーセージの組み合わせは悪くない。でもオムレツは今一。



先週も書いた通り、オレゴンコーストは、たくさんの州立公園が連続していて、多分、ほぼ全域、州立公園。どの公園に行ったのか覚えていないが、行った順に表示。









<地平線の彼方まで続くオレゴンコースト>


<やはりこの花が気になる。色が鮮やか。>


この町がフローレンス。101号線から少し降りた川沿いの町。人影はまばらだが、きれいに整備されており、河辺から眺める橋とその先にある砂丘のコントラストが良い。





<砂丘が見える州立公園のベンチでランチ>




クーズベイは、オレゴンコーストでは比較的大きな町だが、寂れており期待外れ。ここは通過のみ。



バンドンではカニ、名物のダンジネスクラブ(Dungeness Crab)を食べると決めていたが、港の前のTony‘sは結構、混んでいたので少し周りを散策。



カニや魚のオブジェが結構置いてあるが、私の趣味ではなかった。



カニとクラムチャウダーを注文。カニはむいてもらった。毛ガニとかに比べると大味。蒸して食べればもっとうまいかもしれない。





マヨネーズを使いたかったが車に忘れた。残念。

バンドンからローズバーグまでのコースト山地を横切る約80マイルのドライブは予想通り退屈。田舎道の割に整備されていたのでスピードは出せた。

<この屋根付きの橋が唯一の見どころ。米国西部で見るのは初めて。小説『マディソン郡の橋』は、ワシントン州在住の写真家が、屋根付き橋の写真を撮影するためにアイオワ州に行き恋に落ちる話でしたね。>


クレーターレイク国立公園の入り口に近いローズバーグ。

見どころはないがホテル(ホリデイイン・エクスプレス)には裏庭があり芝生の上でのんびりできた。



その横には川が流れ水鳥が泳いでいた。



日没までベランダで飲んびり。晩御飯は中華三昧(この酸辣湯麺はお薦め)など。





さてここから先はオレゴン州内陸部のセントラルオレゴンの旅の始まり。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 7 - シーサイドからニューポートまでオレゴンコーストを南下

2023-10-08 23:52:12 | アメリカ西部
旅行7日目(6月20日、火曜日)の予定は、シーサイドからニューポートまでオレゴンコーストを南下。走行距離は約130マイル(208キロ)。都市部を除き、今回の旅行で最も少ない移動距離。

オレゴンコーストには数えきれないくらい州立公園が並ぶ。恐らく州立公園ではない海岸はないのではないか。

その中でも期待して訪れたのがエコラ州立公園(Ecola State Park)。シーサイドとキャノンビーチの中間に位置し、101号線からアップダウンのある細い道を進むと絶景が広がる。



<ここも映画「グーニーズ」のロケ地>


キャノンビーチは、町の北側に観光案内所があり、そこでオレゴンコーストの無料の資料を収集。そして、その周辺にあるレストランでランチ。





一度は食べたかったオムレツ。消費税入れて41ドル。チップ20%を入れると49.2ドル。1ドル145円とすると7134円。オムレツが二人で7千円。

アメリカで生活するのは大変。日本は長い間、給料が増えないという問題があるが、もっと質の高い食事を安く食べられる。やはり暮らすなら日本だ。

でも旅行はアメリカ。

キャノンビーチと遠くに見えるヘイスタックロック(Haystuck Rock)。高さ72メートルで世界で3番目に大きい一枚岩だそうだ。なによりオレゴンコーストいちの人気写スポット。



キャノンビーチからは、ガリバルディ(Garibaldi)、ティラムック(Tillamook)。そこからスリーケイプスループ(Three Capes Loop)という海岸線の田舎道をドライブ。残念ながら見どころの一つケープメアーズ(Cape Meares)ループががけ崩れがあったのか閉鎖中。

リンカンシティ(Lincoln City)、ディポベイ(Depoe Bay)を経由してニューポートに到着。

どの写真がどこだったのか分からなくなったが、伊豆の海岸にも似た荒々しいところもある一方で穏やかなビーチが広がる海岸もある。どちらかというと後者が多いかな。





<ニューポート近くまで来ると砂丘がある>








<鮮やかなピンクの花が美しかった>


<TUNAMIについては8月11日の記事を見てね>


夜は質素にカップうどん。カツオ出汁が効いていて旨かった。


キャノンビーチの観光案内所で収集した資料を研究。


以前無料の資料を集めすぎて空港のチェックイン時重量超過になったことがあった。持ち帰る資料は絞り込もう。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 6 - アストリアからオレゴンコーストを南下

2023-10-01 11:16:42 | アメリカ西部
旅行6日目(6月19日、月曜日)の予定は、ポートランドに別れを告げ、コロンビア川を渡ってワシントン州に入り、川沿いを西に進む。

河口近くにあるアストリア橋を渡り、オレゴン州に戻り、映画「グーニーズ」や「キンダーガーデンコップ」のロケ地アストリアを訪ね、宿泊地シーサイドまでの268マイル(429キロ)のドライブ。

美しい海岸線と砂丘のオレゴンコースト南下の始まりだ。

ホテルの朝ごはんはこれ。どのホテルもほぼ同じメニュー。ちなみに自宅の朝食もこんな感じ。カリカリベーコンはないが。ご飯と納豆とみそ汁といった朝ごはんはしばらく食べていない。



朝のうちは若干、雨が残っていたが、晴れる模様。ホテル近くからインターステイト5号線に乗り、コロンビア川を越え北上。ケルソ(Keruso)から4号線に乗り西へ。

ケルソから更に北上し、1980年に大爆発したセント・へレンズ火山国定公園(Mt.St.Helens National Volcanic Monument)に寄りたかったが、土砂崩れで道路が閉鎖されたため断念。

さて、カミさんはと言うとコロンビア川を渡って景色が単調になったあたりから熟睡。私は景色を見なければもったいないと思うのだが、「景色はどれも同じ」とのこと。

リゾートでのんびり昼寝してすごすのと同じと考えれば、車の中で寝るのも休暇の過ごし方の一つだ、と今、この記事を書いていて思う。

田舎道の4号線をしばらく走るとコロンビア川が左手に見えてくる。運転席側。カミさんはこれが気に入らないのか。そういえば自分中心に計画を立てていた。

ときどき野生のシカが現れる。カナダよりも野生動物に会う機会が多いのは何故だろう。動物が多いから?道路が多いから?

アストリア橋が見える公園でトイレ休憩。前回、この橋を渡ったのは39年前。懐かしい!



アメリカの橋は、日本のレインボーブリッジのようなモダンなデザインは少なく、鉄の塊であることを誇示するような武骨なデザインが多い。でもこれがいい。





橋をテーマにコロンビア川、コロラド川、ミシシッピー川などを回ってみたいが、その前に50州制覇が目標。でも時間がない。どこかで仕事を辞めないとね。

アストリアは夏のシーズン前のせいか人影は少なかったが、レトロモダンな建物があり情緒があった。土産物屋も垢抜けしないが、ホッとするような店が多かった。













<アストリアと言えば映画「グーニーズ」のロケ地。Goonies Welcomeのサイン>


<かつて鮭の加工工場が並んでいたアストリア。その鮭をモチーフにしたゴミ箱>


川沿いのメキシコ料理店でランチ。



さて、次の町が本日の宿泊先のシーサイド(Seaside)。本当は更に先のキャノンビーチ(Canon Beach)に泊まりたかったが、人気観光地のためか程よい値段のホテルはすでにフル。あきらめてシーサイドにした。

ホテルは運河の前に立つリバーサイド・スイーツ。キッチン付きで部屋は広く快適。





チェックイン後、早速、ビーチまで行ってみた。

メリーゴーランドがあるモールやお土産物屋、シーフード店などが並ぶ通りを直進するとビーチに到着。寄り道しなければホテルから5分ほど。

この辺りはかなり遠浅なのであろう。砂浜が広い。今思うと何故、海辺までいかなかったのであろう。旅行中、一度も海水に触れなかった。



夕食はこのとおり。キッチン付きのホテルに泊まったにも関わらず調理はなし。

でも、これが毎度毎度の私とカミさんのアメリカ旅行中の基本的な食事。

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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 5 - ポートランドを車で回る

2023-09-24 10:03:04 | アメリカ西部
旅行5日目(6月18日、日曜日)の予定は、ポートランドのダウンタウンから見て東側、ウイラメット川を挟んだ対岸にあるホーソンブルバードやアルバータストリートなどを車で回ること。

空港のレンタカー会社まで電車で移動、の予定だったが、生憎の雨でかつ寒い。

大きなカバンを二つ抱えて最寄り駅まで行くのはなぁ~。

それともう一つ、9月11日の記事(写真の説明)に書いたように、

<このときホームで見かけた看板をもっと注意して読むべきだったと後で後悔することに。何?次々週の記事で!>

何か書いてあったよな、という訳でネットで調べてみると、丁度、この18日から工事のため空港行きの電車は途中までで、そこから先はバスで運行とのこと。

雨の中バス待ち!!カミさんのブーイングが予想された。

という訳で急遽、日本でも使ったことのないUberで車を予約してみることに。

携帯の画面に予想進路と金額が表示されOKすれば予約完了。

本当に来るか、どんな運転手か(タクシーではなく個人の車。日本で言えば白タク)、いろいろ気を揉んだが、時間通りにホテル前にサンルーフつきのやや高級な車が到着。

60代と思われるおっさんが現れた。「今日はPSU(ポートランド州立大学)の卒業式で道路が混むので、Uberで示された道路とは違う道を行くね」と第一声。

日本人だと思ってぼったくるつもりかと疑ったが、確かに移動の途中、すごく渋滞しているところがあり、「多分、本当なんだ」と思うことにした。

たいして時間もかからずに空港に到着。チップは忘れずにあげた。

空港からは地下道を通り、レンタカー会社のHertzに無事到着。

予約してあったので問題はなかったが、予約なしの人はごめんなさいとの表示があった。



空港から西に向かいアルバータ通り、ミシシッピー通りと回ったが、駐車スペースがなく、遠くに停めて雨の中歩いてくるほどでもないな、ということで車から降りることもなく、フリーモント通りのホールフーズまで行き夕食の買い出し。

そこから南に向かいホーソンブルバードへ。ここも『地球の歩き方』で先の二つの通り同様三ツ星で勧めていたが、これといった店はなし。

ただ、ランチを食べたレバノン料理のニコラス(Nicholas)は良かった。

予約なしだったので少し待たされカウンターでの食事となったが、高級感のある店内でケバブもサラダも美味であった。





このランチがなかったらつまらない雨の一日になってしまったであろう。

食後、ホテルまで移動。コロンビア川を渡る5号線の橋近くにあるホテル。周りに飲食店は少なく、ホテル数件とアパート群があるのみ。



よって、晩御飯はホールフーズでかった食糧。





ちなみに、前泊したホテルの朝食は典型的なアメリカのビジネスホテルの朝食。



カリカリベーコンは私の大好物。日本で売っているベーコンを焼いてもこうはならない。

そうこうしているうちに円安が止まらないニュースが流れた。支払いが増える!



Uberが旨く行ったので、日本に帰ってからもGOアプリを入れてタクシーを呼んでみた。

ご存知のとおり、日本の場合は規制があり、個人が客を乗せて商売することはできないので来るのは本物のタクシー。

安心感はある。ただ、あの物騒なアメリカで個人営業ができているので日本でも可能であろう。規制緩和なるか?
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 4 - ポートランドのファーマーズマーケット

2023-09-18 00:11:45 | アメリカ西部
ポートランドの名物の一つは、ファーマーズマーケット。ほぼ毎日どこかで開催されているそうで、
6月17日(土)、ポートランド州立大学(PSU)で毎週末開催されているファーマーズマーケットに行ってみた。

ホテルからはライトレイル(路面電車)で一本。

わんさかわんさか沢山の人が押しかけているわけではないが、新鮮な野菜や果物、パン、花などを求める人で賑わっていた。



チェリーが美味しそうだったが夫婦二人にはボリュームがありすぎ、キッチン付きのホテルではないので野菜は買わず、結局、日持ちのする素焼きのヘーゼルナッツを買った。







こちらに住んだら毎週末、いや毎日、ファーマーズマーケット巡りするであろう。屋台もありメキシコ料理などが安価で食べられた。

アイスクリームを食べながら一休みした後、ライトレールでダウンタウン中心部へ戻った。



エジプト人が経営する店で綺麗にデザインされたお土産用の石鹸を買い、小さなホテルのカフェで休憩。

ダウンタウンにカフェはいくつかあったが、ホームレスぽい人がいて入る気にならなかった。

ホテルの中が一番安心・安全。

そうはいっても、引き籠っていては旅行ならない。

ダウンタウンからホテルまで、安全そうな交通量の多い、大きな通りを歩いて戻った。

<途中、やはり例の本屋に>


ホテルの下のパブで食事。

オレゴンのダークビールが旨い。

<このダークビール。Wild Ride Brewing, Redmond ORの地ビール。スーパーに行く度に探したが見つからなかった>


<シーザースサラダは日本よりも旨い。レタスのシャキシャキ感が違う。>


<40年前の日本のピザはショボかったが、今はイタリアンの店も増え、本場イタリアや米国と同じレベルだね。でもアメリカに来たら一度は食べたい>


ワシントン公園のバラ園に行けなかったのは残念。次回かな。

ポートランドは全米の住みたい町の一つと言われているが、現実にはホームレスが多い。

町のあちこちにテントがおり、電車待ちをしているとホームレスが寄ってきて小銭をくれという。

住んでいる人は少しずつ町が変化してきたので気にならないかもしれないが、久しぶりに来た私には残念でならない。

カリフォルニアでは車上生活者が増えているとのこと。仕事がない人ばかりでなく、夫婦で仕事をしても家賃が高すぎてアパートを借りれないそうだ。

好景気に沸いているはずのアメリカで取り残されている人が増えている。

アメリカのトレンドの後追いをする日本。大丈夫だろうか。

幸い日本は人口減。空き家も増えている。家賃が高騰する可能性は少ない。

ただ、すでに若者の半分が非正規社員。年齢がいっても収入が増えないのは問題だ。

<夜の7時過ぎでも明るい。遠くに橋が見える。アメリカには武骨なデザインの橋が多い。いつか橋をテーマに旅行をしたいな>
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