齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 5 - ポートランドを車で回る

2023-09-24 10:03:04 | アメリカ西部
旅行5日目(6月18日、日曜日)の予定は、ポートランドのダウンタウンから見て東側、ウイラメット川を挟んだ対岸にあるホーソンブルバードやアルバータストリートなどを車で回ること。

空港のレンタカー会社まで電車で移動、の予定だったが、生憎の雨でかつ寒い。

大きなカバンを二つ抱えて最寄り駅まで行くのはなぁ~。

それともう一つ、9月11日の記事(写真の説明)に書いたように、

<このときホームで見かけた看板をもっと注意して読むべきだったと後で後悔することに。何?次々週の記事で!>

何か書いてあったよな、という訳でネットで調べてみると、丁度、この18日から工事のため空港行きの電車は途中までで、そこから先はバスで運行とのこと。

雨の中バス待ち!!カミさんのブーイングが予想された。

という訳で急遽、日本でも使ったことのないUberで車を予約してみることに。

携帯の画面に予想進路と金額が表示されOKすれば予約完了。

本当に来るか、どんな運転手か(タクシーではなく個人の車。日本で言えば白タク)、いろいろ気を揉んだが、時間通りにホテル前にサンルーフつきのやや高級な車が到着。

60代と思われるおっさんが現れた。「今日はPSU(ポートランド州立大学)の卒業式で道路が混むので、Uberで示された道路とは違う道を行くね」と第一声。

日本人だと思ってぼったくるつもりかと疑ったが、確かに移動の途中、すごく渋滞しているところがあり、「多分、本当なんだ」と思うことにした。

たいして時間もかからずに空港に到着。チップは忘れずにあげた。

空港からは地下道を通り、レンタカー会社のHertzに無事到着。

予約してあったので問題はなかったが、予約なしの人はごめんなさいとの表示があった。



空港から西に向かいアルバータ通り、ミシシッピー通りと回ったが、駐車スペースがなく、遠くに停めて雨の中歩いてくるほどでもないな、ということで車から降りることもなく、フリーモント通りのホールフーズまで行き夕食の買い出し。

そこから南に向かいホーソンブルバードへ。ここも『地球の歩き方』で先の二つの通り同様三ツ星で勧めていたが、これといった店はなし。

ただ、ランチを食べたレバノン料理のニコラス(Nicholas)は良かった。

予約なしだったので少し待たされカウンターでの食事となったが、高級感のある店内でケバブもサラダも美味であった。





このランチがなかったらつまらない雨の一日になってしまったであろう。

食後、ホテルまで移動。コロンビア川を渡る5号線の橋近くにあるホテル。周りに飲食店は少なく、ホテル数件とアパート群があるのみ。



よって、晩御飯はホールフーズでかった食糧。





ちなみに、前泊したホテルの朝食は典型的なアメリカのビジネスホテルの朝食。



カリカリベーコンは私の大好物。日本で売っているベーコンを焼いてもこうはならない。

そうこうしているうちに円安が止まらないニュースが流れた。支払いが増える!



Uberが旨く行ったので、日本に帰ってからもGOアプリを入れてタクシーを呼んでみた。

ご存知のとおり、日本の場合は規制があり、個人が客を乗せて商売することはできないので来るのは本物のタクシー。

安心感はある。ただ、あの物騒なアメリカで個人営業ができているので日本でも可能であろう。規制緩和なるか?
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 4 - ポートランドのファーマーズマーケット

2023-09-18 00:11:45 | アメリカ西部
ポートランドの名物の一つは、ファーマーズマーケット。ほぼ毎日どこかで開催されているそうで、
6月17日(土)、ポートランド州立大学(PSU)で毎週末開催されているファーマーズマーケットに行ってみた。

ホテルからはライトレイル(路面電車)で一本。

わんさかわんさか沢山の人が押しかけているわけではないが、新鮮な野菜や果物、パン、花などを求める人で賑わっていた。



チェリーが美味しそうだったが夫婦二人にはボリュームがありすぎ、キッチン付きのホテルではないので野菜は買わず、結局、日持ちのする素焼きのヘーゼルナッツを買った。







こちらに住んだら毎週末、いや毎日、ファーマーズマーケット巡りするであろう。屋台もありメキシコ料理などが安価で食べられた。

アイスクリームを食べながら一休みした後、ライトレールでダウンタウン中心部へ戻った。



エジプト人が経営する店で綺麗にデザインされたお土産用の石鹸を買い、小さなホテルのカフェで休憩。

ダウンタウンにカフェはいくつかあったが、ホームレスぽい人がいて入る気にならなかった。

ホテルの中が一番安心・安全。

そうはいっても、引き籠っていては旅行ならない。

ダウンタウンからホテルまで、安全そうな交通量の多い、大きな通りを歩いて戻った。

<途中、やはり例の本屋に>


ホテルの下のパブで食事。

オレゴンのダークビールが旨い。

<このダークビール。Wild Ride Brewing, Redmond ORの地ビール。スーパーに行く度に探したが見つからなかった>


<シーザースサラダは日本よりも旨い。レタスのシャキシャキ感が違う。>


<40年前の日本のピザはショボかったが、今はイタリアンの店も増え、本場イタリアや米国と同じレベルだね。でもアメリカに来たら一度は食べたい>


ワシントン公園のバラ園に行けなかったのは残念。次回かな。

ポートランドは全米の住みたい町の一つと言われているが、現実にはホームレスが多い。

町のあちこちにテントがおり、電車待ちをしているとホームレスが寄ってきて小銭をくれという。

住んでいる人は少しずつ町が変化してきたので気にならないかもしれないが、久しぶりに来た私には残念でならない。

カリフォルニアでは車上生活者が増えているとのこと。仕事がない人ばかりでなく、夫婦で仕事をしても家賃が高すぎてアパートを借りれないそうだ。

好景気に沸いているはずのアメリカで取り残されている人が増えている。

アメリカのトレンドの後追いをする日本。大丈夫だろうか。

幸い日本は人口減。空き家も増えている。家賃が高騰する可能性は少ない。

ただ、すでに若者の半分が非正規社員。年齢がいっても収入が増えないのは問題だ。

<夜の7時過ぎでも明るい。遠くに橋が見える。アメリカには武骨なデザインの橋が多い。いつか橋をテーマに旅行をしたいな>
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 3 - ポートランドの蔦屋?

2023-09-10 01:11:08 | アメリカ西部
さて、三日目(本年6月16日)の予定は、シアトルからポートランドまでレンタカーで移動し、ホテルにチェックイン後、お目当ての本屋とホールフーズに行くこと。

シアトルの空港(SEATAC)の場合、すべてのレンタカー会社が空港近くのビルに集まっており、そこまでシャトルバスで移動。

今回はAVISではなくHertzを利用。保険等がパックになっており,カウンターで余計なことを聞かれないのでAVISよりもらく。

<車を返すときも傷のチェックはしないので気にしなくても良いのだが念のため傷は写真に取っておいた>


シアトルからポートランドまでは約170マイル(約270キロ)、3時間のドライブだ。

途中、レストエリア(日本のサービスエリアに相当。売店がないところが多い)に寄って休憩しようと思ったが、
カミさんが熟睡していたので、ノンストップでポートランド空港のレンタカー返却所に到着。

街中でも車は返せるが、初めての町をうろうろするよりも、空港で返して電車で向かった方が安全で安心。

という訳で空港からMax Light Railでダウンタウンに。途中で別の路線に乗り換えホテルのあるパール地区へ。

<このときホームで見かけた看板をもっと注意して読むべきだったと後で後悔することに。何?次々週の記事で!>


これが乗り換え駅。冬場は寒そうだ。


下車駅からホテルまで10分ほど歩くことになったが、安全と言われている地区にも関わらずホームレスがいるのには閉口した。

ホテルは部屋が広くて快適。眺望もまあまあ。

<夕暮れの眺め。ポートランドは橋の町でもあり、ホテルからもいくつかの橋が眺められた>


ホテルの前には、ワールドフードというスーパーがあり、3ブロックほど行けばホールフーズもある。

<ホテルとワールドフード>


いずれも高級食材等を売っている。この地区は比較的所得が高いのだ。それでもホームレスはいる。

<ホームレスのテント>


その日の目的である本屋、Powell's City of Booksに到着。新しい本から古本まで、幅広い分野の沢山の本と、ちょっとしたグッズを売っていた。

トイレはセキュリティ上の理由か鍵が掛かっており、店員に言って開錠の番号を教えてもらう必要があった。







ネットでの販売が主流の米国では、珍しい本屋だ。日本の蔦屋や台湾の誠品書店のレベルではないが。

この本屋の2ブロック程先にホールフーズがある。

ここで食料品を買いホテルで夕食の予定であったが、食事ができるスペースがあったので、そこで食べてしまった。

安上がりだし美味しいし言うことなし。





ここのトイレの鍵の開錠番号はレシートに書かれてあり、原則、買わないと入れない仕組みになっていた。

帰りにホテル前のワールドフードに寄ってみたが、ここも食材やワインが充実していた。

ホールフーズと本屋があるので、このパール地区のホテルにしたのだが、正解であった。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 2 - Seattle やはり何もない

2023-09-03 00:31:14 | アメリカ西部
シアトルにはマイクロソフトなどの大手IT企業があり、米国の中でも豊かな町の一つであるが、観光地としての見どころは少ない。

『地球の歩き方』やYoutube等でどこに行くべきか研究したが、パイク・プレイス・マーケット(Pike Place Market)以外に見どころはないようであったし実際にそうであった。

「いやいやそんな」と反論がありそうだが、私やカミさんの趣味に合うものはなかった、ということだ。

とは言え、旅行2日目(6月15日)空港近くのホテルから電車でシアトルへGo



電車はがらがらだが薬でもやってるのではないかと思うくらい大声でずっと携帯でしゃべっている乗客がいた。



車窓からは治安の悪そうな金網フェンスで囲われた家が多い町も見受けやれた。シアトルのすべてが裕福ではないのだ。



自転車の持ち込みも可



ビル街が遠くに見えはじぇめてしばらくするとイチロー選手が活躍したセーフコフィールド(SAFECO Field)が左手に見える。

そして間もなく電車はトランジットトンネルにはいる。渋滞を避けるためシアトル中心街に路線バスと電車が通るトンネルがあるのだ。



ウエストレイク(Westlake)で下車し地上に出れば、パイク・プレイス・マーケットに繋がるPine St.。

潮風の匂いのする方に進めば、パイク・プレイス・マーケットの北側に出る。



そこを右手に進むとチーズ工房やスターバックス一号店、ピロシキの店やレストランが並ぶ。

昼ごはんはここらで食べて、夜はピロシキを持ち帰りホテルで夕食というのが今日のプラン。

早速、ピロシキ屋へ。日本で食べるピロシキのように揚げたものではなくパン。ただし、中身がぎっしりらしく重い。



ランチは予定通りクラムチャウダーとフィッシュ&チップス。チャウダーは日本で食べるよりクラムがしっかり入っていて美味だが、フィッシュ&チップスはこんなもんでしょう。



スターバックスが入る通りの反対側は、観光客がのんびりすわれるところがあるが、ここにも薬をやっているのかと思われるぶつぶつつぶやき続けているいている女性がいた。危害を加えるような感じではなかったが。



パイク・プレイス・マーケットの中はこんな感じ。



Youtube等で見かける魚屋や豚のオブジェもあったが、新発見はマイタケ、エリンギなどキノコ類を沢山売っていたこと。昔はいわゆる白いマッシュルームしかなかったのに。





5時前には店じまいが始まり、追い出されるように駅に向かって歩いた。コーヒーショップに入りたかったが、探すとないものだ。

途中、ホームレスが集まる通りがあったが、しばらく行くときれいな公園がありそこで一休み。





夏時間でもあり緯度も高いので9時過ぎまで明るいが、明るいうちにホテルに帰ることに。

明るい時間なので空港駅からホテルまでは徒歩。

遠くにレニエ山(Mt.Reinier)が見えた。ワシントン州のアイコンといっても良いであろう。



ディナーはピロシキ。何もない町だったが、時差解消の街歩きには良かったかも。

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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 1 - Seattle via Honolulu

2023-08-27 09:52:39 | アメリカ西部
いよいよオレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行道中記の始まり。

4年ぶりのアメリカ。次の職場に移る前の気分転換が目的だ。

期間は、本年6月14日(水)から6月29日(木)までの16日間。

ワシントン州シアトルからオレゴン州ポートランド、アストリアを経由してオレゴンコーストを南下。





カリフォルニアに近いベンドン(Bendon)から内陸に進みクレーターレイク国立公園を経由してカスケード山脈の東側を北上。

避暑地のベンド(Bend)、フード山の麓を通り、コロンビア川を東に。

97号線でワシントン州に入り、ユキマを経由し、アメリカのドイツ村、レヴェンワース(Leavenworth)へ。

そこから更に北上し、ノースカスケード国立公園を経てシアトルの戻る、という計画。

走行距離2000マイル(3200キロ)のドライブ旅行。

初日は、成田からハワイアン航空でホノルルへ。約8時間。

ハワイアン航空を選んだ理由は価格。

できればシアトルまたはポートランドへ直行便で行きたかったが、シアトル直行便は価格が2倍、ポートランドは直行便はコロナの間になくなった。

ハワイアン航空はJALと提携しているせいか米国の航空会社の中では食事は一番良い。CAのサービスも悪くない。

<夕食は和風ハンバーガー>


ホノルルでちょっとハワイの雰囲気を味わえる。アロハ~。

<ハワイの空と空気を味わう>


空港そのものが小さいので、移動が少なく乗り換えに便利。LAのように別のビルまでバスが必要ということはない。

飛行機が遅れることもあるので、乗り換え時間は大目の4時間半を取った。

シアトルへ行く便もハワイアン航空を利用。約5時間。3時間の時差があり、到着は22時近く。

地図で見る限りホテルまでは徒歩でも行けそうであったが、深夜であり安全を考えてバスにした。

送迎バスの利用は初めてだったのでネットで調べて予習しておいた。

ホテルは空港近くのCrowne Plaza Hotel。

バッゲージクレームで荷物を受け取ったのちにCourtesy Vehiclesという案内に沿って進むとホテルの送迎バスが来る車寄せに出る。

車寄せには1A、1Bなどの番号が付いており、近くのCoutesy Van Phonesからホテルに電話して車寄せの番号を言って迎えに来てもらう。

Courtesy Van Phonesの看板にホテル名と二桁の番号のリストが掲載されている。

この二桁の番号をプッシュすればホテルに繋がる。

この通りに実行。ホテル側が自動応答だったので少し戸惑ったが、連絡が付き問題なく乗車。

下車時は忘れることなく運転手にチップを渡し(完全に無料とはいかない)、ホテルに23時頃にチェックイイン。

長~~い一日が終わった。

<とにかく無事到着>

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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行は、一回、お休み。「え~、アメリカ人が!!」

2023-08-20 15:51:01 | アメリカ西部
ウォールストリートジャーナルによると海外で年金を受け取っている米国人は45万人近くいるそうだ。

1位はお隣のカナダで7.1万人。恐らくトロントやバンクーバーなど英語圏の町に住んでいるのであろう。
米国より物価が安く、米国と同じ生活スタイルで過ごせるので住みやすそうだ。寒さ以外は。

3位はメキシコで3.3万人。気候が温暖で物価がかなり安いので、別の調査でも「引退後に過ごしたい国」の1位となっていた。
現役の人でもメキシコの国境の町、ティファナに住み、カリフォルニア州のサンディエゴで仕事という人もいるそうだ(CNBCニュース)。

続いてイギリスが2.5万人で4位。英語圏でありイギリスにゆかりがある人も多いのかもしれない。

そして何と、日本が5.4万人で2位。そういえば私の知人も米国でも働いていたことがあるので、米国からも年金をもらっているとのこと。

何故、そんなに人気があるのか。

英語を話す人は少ないので、生活に多少の不便を感じるかもしれないが、とにかく安全で清潔。

長い間のデフレと最近の円安で物価は米国よりもかなり安い(感覚的には米国の7割)。

親米なので差別に会いにくい。外国人が惚れこむような匠の技と文化があり、日々の生活を楽しめる。

高いクオリティの世界中の食事が味わえる。米国のジャンクフードの店も沢山ある。などなど・・・・・

思いつくままに書いたがどうだろ。

2011年に、このブログを始めたとき、年金生活になったらコストの安いフィリピンで生活しようと思っていた。

当時は10万円あればフィリピンで楽な暮らしができたが、今は無理。

フィリピンは年率6~7%で経済成長をしており、物価や所得もそれなりに上がってきている。

それもあってかユニクロや無印良品、三越が進出。

残念ながらフィリピンで年金生活という夢はほぼ消えた。

これからは逆に海外で稼いで、物価の安い日本に戻って年金生活(できれば海外からも年金)という図式が主流になりそうだ。

<2015年のフィリピン。あれから8年、大分、変わったであろう。調査に行かねば>


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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:少し心配。オレゴンに津波はあるのか。

2023-08-11 23:57:13 | アメリカ西部
2011年の東日本大震災以降、海辺のホテルに宿泊すると「万一、津波がきたら」と考えてしまう。

ちなみに東日本大震災のとき、米国西海岸には約9時間後に津波が到達し、死者も出ている。

また、ハワイには約7時間後に2~3メータの津波が到着している。津波の伝搬速度はジェット旅客機と同じだ。

今回の旅行では、オレゴンコーストの町、シーサイドとニューポートにそれぞれ一泊した。

ニューポートのホテルは、小高い丘の上にあり安心であったが、シーサイドのホテルは、海岸から200メートルほどの距離であり、万一の時はどう逃げるかと考えた。

オレゴン州の海岸には、前述の東日本大震災時の津波の他、1964年のアラスカ大地震の際も津波が到達している。

また、オレゴン州の沖合には、「カスケード沈み込み帯」という断層帯があり、地震の巣となっている。

<州立公園にあった地震に関する情報>


1700年1月26日にカスケード地震と呼ばれる大地震が発生し、これによる津波が北海道まで到達したことが地質調査で判明している。

という訳で、オレゴン州の海岸線は、津波要注意の場所で、津波注意の看板がああちこちにある他、山側に避難する経路も用意されていた。

<101号線沿いで頻繁に見かけた津波注意の看板>


避難経路は必ずしも公道ではなく、個人の敷地を通る経路などもあり、普段は閉鎖されているが、避難する際は使えるようだ。

日本では避難経路は用意されているのか、旅行者にも分かりやすくなっているか、今度、海沿いをドライブするときはチェックしてみよう。

<オレゴンコーストはリアス式海岸ではなく、遠浅の海のようなので津波の高さはそれほどでもないかもしれない>




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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:ガソリンが入れやすくなった

2023-08-05 23:05:59 | アメリカ西部
米国は州によって税制・法律が異なるので、ガソリンの価格やガソリンの入れ方も州により異なる。

先ず、ガソリンの価格。あくまでも今回の旅行中(6月後半)に入れたときの一例。
1ガロンは、3.78541リットル。当時、1ドル145円。

・オレゴン州(三カ所)
 どこも$4.499/galで172円/リットル
 
・ワシントン州(二カ所)
いずれも$4.999/galで191円/リットル

という訳で州によって若干の差。6月時点での日本よりも少々高めだが、為替レートが110円/ドルなら割安。

また、2019年にカリフォルニアを旅行した時は、ガソリンスタンドでクレジットカードを使おうとすると米国の郵便番号を聴かれ、実質的にクレジットカードは使えなかった。

この場合は、ガソリンスタンドに併設されている売店に現金で払って給油。

今回は郵便番号を聞かれることはなく、通常のクレジットカード使用時と同様にピンコードを入れて給油。便利になった!!

利用したガソリンスタンドは全国チェーンなので他の州も多分大丈夫だと思う。

もう一つの発見は、オレゴン州のガソリンスタンドはセルフサービス禁止だということ。

昔の日本みたいにガソリンスタンドに店員がいて給油してくれる。

でも、簡単な英会話が必要になる。レギュラー、満タン・・・・・ピンコードは自分で入れるよ・・・・・さて

<国内外を含めてトヨタの車に乗るのは初めて。我が家の三菱のボロ車より燃費が良く静か>


<「ガソリンスタンドはこの先200マイルなし、なんてところもあるので、基本、タンクの半分を切ったら給油>
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:想定外の出来事は

2023-07-29 17:52:31 | アメリカ西部
前回まで熟年旅行と書いたが、昔、JRが使っていた「フルムーン」旅行に変更。

熟年は過ぎているし「終活」旅行には早すぎるし、終活では、何となく、旅行中にポックリ行きそうだ。

さて、金曜日に旅友と呑み会。やはり国内旅行よりも海外旅行の方がいいよね、ということになったが、その理由の一つが想定外の出来事が結構あること。
思っても見なかった美味しいものが見つかった、とか。TVや写真で見るより遥かにきれいな場所だったとか。

でも、良いことばかりが「想定外」ではない。

事前の調査不足もあるが、今回の旅の想定外は以下のとおり。

ポートランドの空港とダウンタウンを結ぶ電車が、リニューアルのため途中までしか行かなくなった。

 丁度、空港までレンタカーを借りに行く6月18日から、約2か月、途中の駅まで行くが、そこから臨時運行バスで空港に向かうとのこと。
 朝は、気温10度くらいで寒く、かつ雨。大きな荷物を二つ抱えて乗り継ぎはきつい。風邪でも引いたら最悪。

 という訳で、初めてUberでタクシーを予約。タクシーといっても、日本で言えば白タク、個人がサイドビジネス等でやっているもの。
 予定のコースと料金、車のナンバーがあらかじめ通知され、車がホテルに到着する前に「間もなく到着」とメールが飛んでくる。
 初めてだったので本当に来るかなど余計な心配をしたが、問題なく利用できた。チップは忘れずに渡した。
 使い慣れると便利。日本帰国後もGOアプリを利用。こちらはもちろん白タクではなくタクシー会社の車。もちろんチップなし。

<屋根が少なく寒い雨の日に待つのは躊躇われた>


・クレーターレイクの北入口が閉鎖されていた。

 まさかこれだけ有名な国立公園のメインゲートの一つが閉鎖されているとは。国立公園のホームページを調べると確かに書いてあった。
 閉鎖の理由は積雪のためだそうで、「この時季、閉鎖は珍しくない」とも書いてあった。何のための一文だろう。
 これは完全に私の調査不足。南側のゲートから入ることはできたが、往復で3時間余分にかかることになるため訪問を断念。
 やはりアメリカの摩周湖、クレーターレイクには縁がないらしい。

<クレーターレイクは諦め、クリアレイクで我慢>




・ハワイアンエアはチェックインが大変

 これは往復で感じたこと。成田もシアトルもチェックインが昔ながらの人手で行われており、長蛇の列ができ1時間以上は待たされる。
 特に帰りのシアトルでは、最初に並んでいた二組の客が、パスポートの問題等でトラブり、40分以上、エコノミークラスのチェックインが全く進まなかった。
 大丈夫はと気をもんだが、慣れているようで慌てる様子はなかった。
 ただ、途中から普段はカウンターには入らないであろうマネジャーらしき人が出てきてチェクインを手伝い始めた。
 また、ホノルル空港は、ミクロネシア諸国へのハブ空港の役割を担っているようで、ハワイに向かう便は大量の荷物(多分、お土産)を抱えた家族が多く、
 これも時間がかかる原因になっているもよう。

その他、キッチン付きホテルの食器が、食洗器内に汚れたまま置かれていた、ヘアドライアーが壊れていて交換したドライアも壊れていた、シャワーの湯の出が悪い、TVのリモコンの電池切れなど、サービス品質の高い日本ではまず起きないトラブルもあった。

<キッチン・ダイニングルームと寝室も広く、また、眺めも良く、食洗器の件さえなければ良いホテルでした>


海外旅行をしていると想定外のことが起きる。これも海外旅行旅の楽しみ。
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オレゴン州・ワシントン州熟年旅行:時差ぼけ解消法

2023-07-23 06:36:37 | アメリカ西部
米国旅行で悩まされるのが時差。米国に着いて時差ボケ、帰国して時差ボケ。

日本の夜中2時、3時、米国時間の朝10時、11時に西海岸の町に到着。そこから米国時間の夜まで寝ずに活動。

時差ボケ中は、昼間、眠いだけでなく、夜、寝てもぐっすり眠れず、1~2時間で目が覚めてしまう。

ビジネストリップの場合、時差ボケの中、会議が続くのできつい。コーヒーを飲むくらいでは眠気はとれない。

個人旅行の場合は、最悪ホテルで寝ていればよいので楽だが、それでは旅行の意味がなくなる。

今回は時差ボケの中、車を運転しなくてもよいように着いた翌日は電車を利用してのシアトル散策となった。

私の場合、太陽に当たるのが一番の時差ぼけ解消法。体内時計が現地の時間に調整されるようだ。シアトル散策は大変有効であった。

時差ぼけ解消法のサイトはこちら。

3日目のシアトルからポートランドへのレンタカーでの移動中(約4時間)は、ほとんど眠気を感じなかった。

ただ、カミさんは隣のシートでぐっすりお休み。時差ボケとれないよ!!

<シアトル散策>


ポートランドでも二日ほど電車で市内を散策し、時差ボケは解消。なかなか良いプランだと自画自賛。

カミさんも時差は取れたと思ったが、6日目から車での移動が始まったとたんに、移動中は熟睡。

せっかくの景色が無駄に!もったいない。

大自然には興味はほとんどないそうで、「どれも同じ景色」と言っていた。

<西伊豆と同じなんて言わないで>


買い物以外は興味がほとんどないようだ。ちなみにアウトレットには5時間滞在。私は逆に興味がなく、付き人役に徹した。

こんなに興味が違うのに、よく40年以上も一緒に旅行しているものだ。

帰国後は3日ほど日中散策して太陽に当たって時差解消。4日目には新しい職場での仕事が始まり、時差ボケを感じることなく慌ただしく過ごした。

カミさんはマイペースで時差ぼけを解消したようだ。

私の知人は、時差ボケ解消に睡眠導入剤を使うそうだ。たとえば、米国に着いたら夜まで寝ないで我慢し、睡眠導入剤を飲んでぐっすり朝まで寝るのだそうだ。

帰国時も同様にするそうで、そうすると一日で時差が解消されるそうだ。

私は、風邪や発熱でも薬をできる限り使わない主義なので、睡眠導入剤は手にしたことがないが、ビジネストリップで仕事に集中するには有効な手段かもしれません。
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オレゴン州・ワシントン州熟年旅行:やはり米国の物価は高い

2023-07-15 22:42:32 | アメリカ西部
JTB等の調査によると、今年の国内旅行はコロナ前の2019年を上回るが、海外旅行はそこまでは行かず「安近短」の韓国などが人気とか。

伸び悩みの原因の一つは、やはり為替。1ドル100円近くから140円まで40%も円安になったのは痛い。

今回の旅行中は、1ドル140円どころか146円まで安くなった。このためクレジットカードの請求額は、完全に予算オーバー。ちなみに予算は1ドル140円で組んでいた。

為替の影響を考えなくとも日本よりもはるかに高いと感じるのが、ホテルとレストランでの食事。

先ずはホテル。

今回、利用したホテルの平均価格は、一泊36,000円。

Crowne Plaza Hotel以外は、Holiday Inn Express、Hampton Inn & Suites、Fairfield Inn、La Quinta Innと日本のビジネスホテルに相当するホテルチェーン。

円安以前にドルベースの単価が高い。安いモーテルもあるが、やはり安全第一。米国では、「安心と安全」は金で買うもの。

次がレストランでの食事。

ちなみに、食費に気を付けようと思ったのは、到着の翌日、シアトルのPike Place Market 近くでフィッシュ&チップスとクラムチャウダーを食べたときである。



タラのフライとクラムチャウダーを「二人でシェア」。飲み物なし。これで$41.68(約6000円、チップ20%込み)。1ドル100円としても4000円は高すぎ。

ビールやワイン、クラムチャウダーもう一杯とムール貝のワイン蒸しなど注文したらこの倍では済まない。

しかも、それほど愛想も良くない普通のレストランで・・・・・だからと言ってチップを10%にする勇気はなかった。

ということで、この日以降は基本、夕食はスーパーで買ってホテルで食べることにした。いわゆる「内食」。

<例えば、こんな感じ。サラミやサラダ、パンを買ってホテルで食事。この10年くらいの米国旅行はこのパターンが多い。
 節約も目的の一つだが、外食は時間がかかるし遅くなると場所によっては物騒でもある>


<Whole Foodsで買った食材。夕方になると暖かい料理がなくなるのが残念だがクオリティは高い。
 日本人はあまり好きではないかもしれないが、我々は大好きなピクルス。種類が多く、量り売り。>


<日本から持参したマヨネーズでホテルの朝食で出た固ゆで卵を使ってタマゴサラダ作った。
 勿論、米国でもマヨネーズは買えるが短期滞在には量が多すぎる。また、味も異なる。
 米国人からすると「日本はなんでも美味しいが、マヨネーズはまずい」という人が多い>


<スーパーのSafewayで買ったエビのカクテル。これは旨かった>


食費は「内食」にしてかなり節約できた。

一旦、旅に出て節約できるのはこの部分のみ。かといってあまりケチケチしていては旅の楽しみが損なわれる。

思いがけない旨いものにも出会えた。それはまた別の機会に。
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オレゴン州・ワシントン州熟年旅行:ショッピング・モールの衰退

2023-07-09 08:51:19 | アメリカ西部
モールに人がいないなと最初に思ったのは、2019年のコロラド州デンバー。

デンバーの中心街にあり、有名店(電気自動車のテスラのショップもあり)も多いモールなのにがらがら。


1979年末、人生、初めて海外出張であったカリフォルニア州サンノゼ。そこに小さなショッピングモールがあった。

メイシーズなどのデパートと衣料品店や映画館、ゲームセンター、レストランなどが一体になったショッピングモール。

映画を見て、モールをぶらつき、ハンバーガーを食べて帰る。子供の頃、小田原駅前のデパートに行くのが楽しみだったのと同じようなワクワク感があった。

1956年に最初のショッピング・モーツがつくられ、1980年代に発展したショッピング・モールだが、最近は衰退が続いているとのこと。

CNBCなどのニュースで見ていたが、今回の旅行でそれを目の当たりにした。

Insider 2022/10/13 版
In 2020, Coresight Research projected that 25% of the country's approximately 1,000 malls would close shop in the following 3-5 years. In April, analysts at UBS projected that 40,000-50,000 American retail stores would shut down by 2027. They said traditional shopping malls are at particularly high risk because shoppers now prefer to make quick trips to close-by stores, per CNBC.

ここはワシントン州シアトル北部の町、バーリントン。広大なスペースに止まっている車は僅か。


こういうスペースをどう再開発するかが、米国の課題の一つとのこと。

米国は国土が広いので、壊す費用をかけて再開発するより新しい場所に建物を建てた方が安上がり。

よほど良いロケーションでないと再開発は進まずスラム化する可能性もある。

ちなみに、米国のショッピング・モール衰退の原因をAI CHAT GTPで検索すると、

そこそこの文章量(日本語)で、ネット販売の影響、コロナによる外出制限の影響、消費者が求める顧客体験等の変化を挙げていた。

教科書どおり。あちこちの本やサイトを調べる必要なし。

AIは日常生活はもちろのこと、専門性の高い職業分野にも入ってくる。

拒否したい心理をおさえて、自分の専門分野でどう活かすか、使いこなせるようにしよう。旅行にも!?
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オレゴン州・ワシントン州 熟年旅行:行ってきました。その印象は?

2023-07-02 06:53:07 | アメリカ西部
6月14日から29日までの16日間、米国オレゴン州とワシントン州に行ってきた。

最初の2日間はシアトル、その後、ポートランドに移動し3日間滞在。ワシントン州とオレゴン州の代表的な都市で計5日過ごした。

そこからオレゴンコーストを南下。その後、内陸に向かいクレーターレイク国立公園を横切り、カスケード山脈の東側を北上。

フード山からコロンビア川に沿って進み、ワシントン州のノースカスケード国立公園に寄り、シアトルに戻った。

シアトルとポートランドの印象は良くない。

どちらの町もホームレスが多く、町を歩いていると小銭を要求されたり、集団でいるので匂いが気になった。

以下は、少し古い2020年のForbesのホームレスに関する記事。

都市部のデータはホームレス問題への対応をまとめる地元の計画団体コンティニュアム・オブ・ケア(CoC)により分類されている。

CoCの管轄地域のうち、2020年のホームレス人口が最も多かったのはニューヨーク市の7万7943人だった。
ニューヨーク市の前向きな点として、同市のホームレス人口の大部分である7万1000人近くが保護施設に宿泊できていることがある。

ロサンゼルス市・郡は2020年のホームレス人口が2番目に多く、6万3706人だった。
昨年のホームレス人口が3番目に多かった都市圏は1万1751人のシアトル市/キング郡で、2位のロサンゼルス市・郡よりはるかに低かった。

・2020年のホームレス人口が多かった米都市

米国の2020年1月時点でのホームレスの総人口は、58万466人だった。

2020年のホームレス人口が多かったCoCの管轄地域は次の通り。

1位 ニューヨーク市(ニューヨーク州、7万7943人)
2位 ロサンゼルス市・郡(カリフォルニア州、6万3706人)

3位 シアトル市/キング郡(ワシントン州、1万1751人)AmazonやMicrosoftなどの優良企業がある町でこの惨状。
4位 サンノゼ市/サンタクララ市・郡(カリフォルニア州、9605人)シリコンバレーの中心。私が赴任いていた町。
5位 オークランド市、バークレー市/アラメダ郡(カリフォルニア州、8137人)
6位 サンフランシスコ市(カリフォルニア州、8124人)
7位 サンディエゴ市・郡(カリフォルニア州、7638人)
8位 フェニックス市、メサ市/マリコパ郡(アリゾナ州、7419人)
9位 サンタアナ市、アナハイム市/オレンジ郡(カリフォルニア州、6978人)
10位 ワシントン(コロンビア特別区、6380人)


米国家庭の世帯収入が円ベースで日本の約2倍と一見、豊かに見えるが、いわゆる中間層からこぼれ落ち、貧困層に入る人が増えている。

その数、3720万人(ニューズウィーク日本語版2023年1月5日号)。

NYやLAにホームレスが多いことは認識していたが、大手IT企業の多いシアトルやサンノゼがこのような状況とは・・・・・・

<アメリカ企業で約30年働き、アメリカの大自然が好きで旅行をしているが、こういうシーンは見たくない>
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オレゴン&ワシントン州への地味な旅:シーフードメニューを調べてみる

2023-06-25 04:47:19 | アメリカ西部
ワシントン州もオレゴン州も海に面しており、海岸沿いの町にはシーフードレストランが数多くある。

絶対に食べたいのは、クラムチャウダー。日本ではアサリが使われることが多いが、米国ではホンビノス貝が使われていて肉厚で美味。サンフランシスコやボストンを訪問した時はもちろんのこと、サンフランシスコ空港での乗り換え時間にも欠かさず食べていた。というよりも食べる時間を確保して乗り換えの便を選択。

<サンフランシスコではパンをくり抜いてそこにチャウダーを入れる店が多いがオレゴンは普通にカップやボールのようだ>


次にカラマリ。「なんだイカリング」と言われそうだが、小さいイカのフライ。ビールのつまみに最適。


牡蠣もオレゴン州の一部で養殖している模様。ただ、シーズンではないので生ガキではなく牡蠣フライになりそうだ。
ちなみに牡蠣のシーズンは「r」のつく月、SeptemberからAprilまで、と言われている。


続いてカニ。サンフランシスコでは籠に生肉を入れてワタリガニを取っている人を見かけたが、オレゴン州の名物はダンジネスクラブ(Dungeness Crab)。
これは初めてなので食べてみたい。値段が高かったらカニサンドやカニサラダ、カニ肉入りフライドポテトで我慢しよう。

<これはサンフランシスコで食べたカニサラダ。カニも美味しかったが、レタスが新鮮で感動>


<これもサンフランシスコで食べたカニ肉入りフライドポテト。サンフランシスコの球場のガーリックポテトの方が更にうまい>


この他にマテ貝やムール貝のワイン蒸し、フィッシュ&チップス、赤エビのカクテル、エビの素揚げなどがありそうだ。

とはいえ寒流が流れる西海岸。魚の種類は少ない。スーパーで見かけるのは、タラとオヒョウ、サーモンくらい。

米国は物価が高いので何回もシーフードレストランには行けないと思うが、チャウダーで有名なニューポートのMo'sは是非とも行きたいと思う。

Mo’sのメニューはここ。

きっと太るよと心配の声が聞こえてくるが、炭水化物が少ないので、米国旅行ではいつも少しやせる。

<旅行計画作成にあきたら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)>

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オレゴン&ワシントン州への地味な旅:39年前の写真と旅行プランが出てきた。

2023-06-17 23:05:56 | アメリカ西部
「そういえば」と思い古いアルバムを押し入れの奥からから引っ張り出した。

あるある1984年、カリフォルニア赴任時にオレゴン州とワシントン州を旅行したときの写真と旅程。

7月3日(火)業務終了後の18時10分にサンノゼを出発し、カリフォルニアの北端、サンノゼから232マイル(371キロ)先のレディングのキャンプ場に23時15分に到着。テントは張らずに車中泊。

この頃は旅行に夢中で、金曜日の夕方、業務終了後ほぼ毎週移動してどこかに行っていた。北に行くときは先ほどのレディング、南に移動するときはLAの手前くらいまでその日のうちに行っていた。

7月4日(水)ポートランド近くのカスケードロックにキャンプ。コロンビア川沿いのキャンプ場で蚊が多くて閉口したのを覚えている。ただ、夜涼しくなると蚊はぴたっといなくなった。この日の走行距離465マイル(744キロ)。東京から岡山くらいの距離だろうか。当時のキャンプ場(テントサイト)の料金は8ドル10セント。現在は32ドルで4倍。それでもホテルに比べれば格安。

<当時の旅行計画書。今も同じような書き方で計画書を作成。ただ、上手そうなレストランやファーマーズマーケットなどネットで情報を拾えるので書き込む情報量が増えた>


7月5日(木)Mt.Rainier国立公園を経てギグハーバーまで。走行距離361マイル(578キロ)。当時、持っていた車はシボレーの小型車。日本車の小型車に比べると馬力がなく、山道では止まってしまうのではないかと何度も心配した。この時点で日本の自動車技術は米国を抜いていた。

7月6日(金)ギグハーバーからオリンピック国立公園を経てオレゴン州のウイーラ。走行距離408マイル(653キロ)。この日からワシントン州、オレゴン州の海岸を走り、道端の野草の花々がきれいだった印象が残っている。しかし、『アメリカ48州(アラフォー女のひとり旅)を車で回ってみた』(幻冬舎、アベマリコ著)によると、このあたりでエアガンで撃たれたとのこと。幸いフロントガラスにヒビが入っただけで済んだが、実弾だったら・・・・・。

7月7日(土)ウイーラのホテル前の鏡のように穏やかなラグーンを覚えている。そこからオレゴンコーストを南下し、カリフォルニア州のクレセントシティまで移動。走行距離317マイル(507キロ)。美しい海岸や砂丘などの写真が残っているが、記憶の奥から出てきたのはアザラシの住む洞窟、シ―ライオン・ケーブ。

<セピア色になりかけた写真>


7月8日(日)クレセントシティからレッドウッド国立公園を経てサンノゼに帰宅。走行距離404マイル(646キロ)。以前、紹介したバナナスラッグという巨大なナメクジがいるのがレッドウッド国立公園あたり。猿の惑星のロケ地としても有名。
<人間、気持ち悪いものを見ると食欲がなくなることを発見>


6日間の走行距離を合計すると2185マイル(3496キロ)。一日平均583キロ。毎日、東京~大阪のチョット先までを毎日、走ったことになる。長距離トラックの運転手になれる。とにかく米国の自然が見たい一心。スタミナもあったようだ。

今、計画中の旅行の総走行距離は、1820マイル(2912キロ)。15日間の長旅で一日当たりの走行距離は121マイル(194キロ)。年齢相応の距離になっている。

サラリーマンではなくなったので時間が自由に取れるようになったのは大きなメリット。健康で収入さえ続けば、当分、旅行はできそうだ。

<旅行計画作成にあきたら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)>
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