齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

美食なしカミサンポなし:地図遊びが高じて今に至る!!

2021-07-04 00:26:07 | アメリカ西部
小学校の時である。同級生のK君と「社会」の授業時間に行っていたのが「地図遊び」だ。例えば、お互いに中部地方の地図を広げ、「松本」と私がいい、K君が「須坂」という。「ヨーイドン」で、その地名を探す。早く見つけたほうが勝ち。小学生ながら、これで結構地名を覚えた。

こんなこともあり、地図を見るのが未だに好きだ。

地図を見て行ってみたいがまだ行っていないところの一つが、青森県三沢市の北から下北半島の東側一帯。原発村として有名な一帯だが、湖沼が多く、その北には下北丘陵という500メートル前後の山が続く、地形の変化のある地域だ。

地元の人には悪いが、放射能汚染→新種の生物とガスの発生という発想になってしまう。「こんなところで霧に遭遇したら?」、スティーブン・キングの「霧(ザ・ミスト)」が頭に浮かびゾクッとしてしまう。こういう発想が遺伝してしまい息子は漫画家になった。

アメリカの地図で気になっているのがネバダ州のほぼ真ん中を横切る50号線。西は州都のカーソンシティ、東はGreat Basin国立公園近くまで延びる。実際には両隣のカリフォルニア州サクラメンからユタ州の中ほどまでが50号線である。



何があるわけではなく何もないのが魅力の50号線である。

1986年7月、ライフマガジンはこのネバダのハイウェイ50号線を「Loneliest Road in America(アメリカで一番孤独な道路)」と名付けた。

地図をよく見るとPony Express Stationという遺跡名が複数回でてくる。Pony Expressは、ミズーリ州St. Josephから、カリフォルニア州サクラメントまで、今でいう郵便物を運ぶ会社だったが2年ほどでなくなった。

この他にもゴーストタウンや鉱山跡、昔のオペラハウスなどもあり、多少の見どころがありそう。距離は約350マイル。宿泊施設とガソリンスタンドが少ないので要注意。万一のために水は余分に積んでいこう。

いずれにしてもカミさんが一緒に行ってくれそうにはない場所だ。万一、カミさんに先立たれたら一人で行こう。本当にLoneliest Journeyだ。
コメント
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