新橋 Cerisier (スリジエ)他

ここは、「うお倉」のすぐそばで、偶々見つけたビストロ。

2名で予約していたのだが、ワタシのチョンボが発端でいろいろ計画変更が生じてしまい、相手がいなくなってしまった。

せっかく予約したので、一緒に行ってくれる人を探すことにしたのだが・・・

さて、金曜日の夜、当日声をかけて見つかるか??

相手の条件は①フレンチが好きなこと ②暇そうなこと、③(当日の話なので)目上の人ではないこと

で、3人目のトライアルで某外国金融機関執行役のK君がヒットした。
あっさりと「あ、面白そう、行きます!」。


広さは僅か4坪。カウンター7席のみ。シェフ一人で全てまかなう。
それにしてもお店は狭い!

誰か奥のトイレに行くときは、席を立たないと無理かも・・

カウンターだけは立派な桜の木でできており、立派。(店名Cerisierは桜という意味だそう)

「9時前の入店のお客様は、コースのみ(メイン魚のみのコースで3800円、肉、魚両方入ったコースは5200円)」とのことで今回は5200円の方を選択した。

K クンは酒が飲めないので、私はシャルドネのグラスワイン500円をオーダー。
南米かなんかでうまい。

さて、コース開始。

最初が、海の幸のコンポート? 出汁が効いててうまい。


続いて、ホタテの薄切り(トウモロコシのピュレを包むようにしてある。)ソースも凝っているものだが、詳しい説明は忘れた。 大変美味しく、暖めて出てきたパンで全てすくって食べてしまった。


魚は「関イサキ(?)」。ジャガイモのガレットや新鮮野菜とあわせたもの。
カリっと焼いてあって塩加減も良い。付け合せやソースも美味。またまたソースの最後の一滴まで完食!


肉は、松坂牛を赤、白ワイン、その他諸々で煮込んだもの。(ブッフドブルゴーニュ?)自家製ベーコンつき。

肉がホロホロと解れる。ソースも適度な酸味があっておいしい。

デザートは「普段はケーキを自分で焼くんですが、夏なのでメロンとメロンのソルベにしてみました。」との解説つき。ウマーイ


最後はコーヒー。

食器はそれほど高級ではないし、ワインも5-6千円が中心。(1本だけ43000円のフォール・ド・ラトゥール?がリストにあったが)

グラスも頑丈さが優先されたカジュアルなものだが、料理はどれもすごく食べやすくて美味しい。
日本橋のメルベイユのような華やかさとか革新性はサスガにないけれど、丁寧に工夫して「美味しく」という気持ちが伝わってくる。

偶々今日は、「4人のキャンセルが入ってしまって・・うちみたいな店でそれをやられると痛いんですよね。」とのことで客は最後までワシラ2名のみ。

シェフとカウンター越しに話をしながらの食事は楽しかった。

料理はニースのホテルで修行してきたそう。「皿洗いじゃなくてちゃんと料理してきました。」と笑っていた。 〆て一人7000円いかなかった。(ワイン2杯とペリエしか飲んでないが)

ここ又時々来よう。

さて、実は来週夏休みで、今日は休み前の金曜日!
ということで、帰りに一人でワインバー「アムルーズ」にフラッと立ち寄り、カウンターでチーズを肴にグラスワインを一杯だけ。


【アムルーズ】
DUJAC?のシャンボール・ミュジニー2006年。いつまでも香りが立ってて、飲みやすいワインだった。

パンはちゃんと温めてある。


空瓶がおいてあった。アンリジャイエのボーヌロマネ、クロ・パラントー?イクラシタンダロ?? ロマネコンティよりずっと高いんだろな・・


同じ空瓶。(空き瓶を箱に入れて飾ってある!)


これも空瓶だがジョルジュ・ルーミエのミュジニー。


20分ほどでおいとました。ところが、今晩はそれでも帰らず、せっかくなので3軒先のビル7Fにある「やまぐち」をのぞくとお客がいる。

一杯だけというのは悪いのでそのまま帰ろうしたら、オーナー板前の山口さんが、玄関までおいかけてきてくれて「カウンター空いてますから、どうぞどうぞ」と言ってくれた。

ということで隅のほうの席で一杯だけ。

【やまぐち】
(佐賀の千代盛とおひたし)


このおひたし、何で?と言うくらい美味しかった。さすが山口さん。
ここも20分程度でお暇し、サスガに帰路についた。

家についたら、まだ11時(^^)。

アー楽しかった!

さあ、休みだ 休みだ。 でも月曜は台風が来そう。







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