新聞に、読者から投稿された短歌、俳句、川柳が掲載されます。
自分では作りませんが、時々、目を通します。そして、特に心に響く作品があったときは、思わずメモすることがあります。
プロの写した風景写真よりも、その土地のアマチュアカメラマンが写した1枚の方に感動することがあります。究極の風景写真は、アマチュアの作品です。
短歌や俳句でも同じで、プロも及ばない歌や句があります。
最近、メモした中から、今日は俳句を4句紹介します。作品が上手か下手かではなく、私の心に響いた句です。ひとこと、感想も添えました。
蜩(ヒグラシ)は 森のささやき かもしれず
( 城 恵己子さん )
※「森のささやき」がロマン的です。或いは、神の気配。
うま酒を 酌むや良夜の 江戸切子
( 和田 康さん )
※切子のぐい飲みで。美しい夜ですね。
山門の 萩の誘ふ 白毫寺
( 川北 康徳さん )
※清楚で気品のある可愛いい花です。
子ばなれは 落ち葉を踏みて ゆくがごと
( 市川 どう子さん )
※心を揺さぶられた句です。「落ち葉を踏みてゆくがごと」という比喩が、人が生きていくとはどういうことか、その一つの側面を言い表して、心にしみました。
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今回、2014年4月~7月ごろに書いた次の11編を更新しました。カテゴリー 「西欧旅行 … シチリアへの旅 (地中海の文明の十字路となった島・シチリアへの旅) 」の1から6までと、随想5編です。
写真を一部差し替え、また、枠組をスマホ仕様にし、文章表現の手直しをしました。以下、書いた順です。
〇「里の春…散歩道7」… (随想…散歩道)
〇「山笑う…散歩道8」… (随想…散歩道)
〇「自分が敗ける夢を何度も見て、不安だった」
… (随想…スポーツ)
〇「『山の神・仏…吉野、熊野、高野』展に行って」
…(随想・文化)
〇「ざくっとシチリアの歴史を概観する」
…(シチリアへの旅1)
〇「旅の始まり」…(シチリアへの旅2)
〇「パレルモへ」…(シチリアへの旅3)
〇「ザッケローニを超えて」 … (随想・スポーツ)
〇「金色のモザイク画のチェファルー大聖堂」
… (シチリアへの旅4)
〇「ノルマン王宮礼拝堂のモザイク画」
… (シチリアへの旅5)
〇「モンレアーレ大聖堂と、ヴェネツィア、ラヴェンナのモザイク画」
… (シチリアへの旅6)
お暇なときに読み直していただければ幸いです。
また