わが子が小さい時、絵本や児童文学をたくさん読んであげました。
私にとっても至福の時間でした。
(と共に 色々と大変ではありましたが)
日本の昔話
新美南吉 等の童話
落語
長靴下のピッピ
(色々な方が翻訳されていますが、言葉遊びの訳に優劣あり。
岩波少年少女文庫バージョンが好きです。)
やかまし村シリーズ
エーミールシリーズ
カッレ君シリーズ 等
リンドグレーンさんの物語は、声に出して読むと本当に楽しいです。
ケストナーのエーミールシリーズ等
クマのプーさん
メアリーポピンズ
グリーン・ノウシリーズ
ナルニアシリーズ
ムーミンシリーズ
などなど
絵本もこれらの物語も 子ども向けの優れた本には
真理がチラチラと / 又は根底にゆったりと流れていて
感心する事が多いですよね。
また、読んでもらうと、字面を追う必要がない分
物語を堪能する事ができるので、
子どもにとってはもちろん
大人にも良いです。
誰か 私に物語を読んでくれないかしら...
『 クローディアの秘密 』 の中で好きな箇所を紹介します。
“ ひみつ ”は子どもの時から好きでした。
秘密は安全だし、人と違ったものにするには
大いに役立つのですよ。
人の内側で力を持つわけね。
幸福というものは、
わき立つ感情が心の中に落ち着き場所を見つけることですが、
いつもそこには小さな片隅が残っていて、
落ち着かずにパタパタしているものです。
クローディアの秘密 より
幸福には色々あると思いますが、
この様なタイプの幸福 分かる様な気がしませんか?
そして私には、
このパタパタにどう対するかが 問題なのです。
そして それは 大切な秘密だったりします。