幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

ギアナ高地へ行ってきました!

2014-08-14 18:58:44 | 旅行
20日から28日までベネズエラのギアナ高地へ。但し、飛行機の乗り継ぎが多くて正味5日半ほどの滞在。大昔、TVでギアナ高地のテーブルマウンテン(卓上台地、テプイ)を見てナンジャ、これは!? 見たいけれど・・・夢の話と思い込んでいたところ好条件のツァーを見っけ! 昨年の滅私奉ソンへの労いと勝手に解して参加を決めた。
南米・豪・アフリカ・北極大陸がくっ付いていた頃の様相が残っているという卓上台地は120個以上もある由。先ずはヘリコプターでテプイへ。天候不順のため、着陸の可否は半々とのことだったが無事、ランドオン。添乗員氏はシゴト柄、ダイブ、抑制気味の予想だったようだ。
天空の台地に立ったのだが、立ってみると「瑞々しい大地」に立っている感じ。もっとも背景は緑の野山でなく、大空だった。ヘリが予想外の速さでテプイに近づいたこと、テプイへ接近する際、何度も雲の中に入りヤキモキしたこと、ヘリの羽がテプイにぶつかるのでは・・・とヒヤヒヤしたことも思い出だ。
もう一つの圧巻のエンジェルフォール行き。次々と現れる・・・なんと贅沢な・・・テプイの間をぬって丸木舟のモーターボートで遡ること5時間。舟を降りて登ること2時間弱で落差978mのエンジェルフォール展望台到着。その後15分ほど上り下りして滝つぼ(?)の先にある滝に手を入れ、同じ道を引き返し、再び丸木舟へ。 途中、浅瀬では我々は舟を降りて舟のみ航行。 瞬く蛍を頼りに・・・・大げさな!・・・暗くなった道をコワゴワ歩くこと30分。先回りしていた舟に乗り、予定時間を大幅に遅れて宿舎着。星は大きくボタン雪の如く光っている。わが記憶では初めて見るような天の川。マサに星屑の集まりが、夜空を横切っていた。そして蛍。淡い光を点滅させながら舞うがごとき蛍で非ず。木に止まり、瞬くと、それに呼応して別の木でピカッ! マタマタ、呼応して別の木でもピカッ! エンジェルフォールへ向かう丸木舟ボートから、金剛インコが3羽、ドコかヘ向けて悠然と真紅の腹を見せて飛んで行った姿も印象的。
LOST WORLD・・・地球の原風景とイメージするにはわが想像力は乏しすぎるが、広大なグランサバナをヘリから、車窓から眺めつつ、すみれ色に見えていた多くのテプイが緑濃い台地・ゴツイ岩壁として姿を見せていく様が脳裏に焼き付けられている。 残念ながら、カメラは丸木舟の水に浸かって使用不能! が、忘れるには迫力満点の自然であり仲間だった。同行者は12名。パリ・ローマをト~の昔に卒業。年間、数回以上成田を出入りして地の果て・高みを見物するマニアックな人ばかりで、私は場違いな感あり。が、初心者はソレナリに堪能できた。 添乗員氏については特筆したい!
実は初めての添乗員付きのツァーだったが、彼の献身的なサービス業務に感嘆! カナイマでの滝の裏くぐりで子どものようにはしゃげたこと、メキシコでの屋台のタコスに挑戦できたのも彼のお陰! 「将来(?)の夢は添乗員」の私だったが、諦めた。とても、あのようにはデキン! 彼の名はユーラシア社の伊藤三智夫氏だ。すばらしい添乗員さんだった。 ありがとう。