ローマで一泊の後は、次の朝、早朝、ローマ発。 いよいよだぁ・・・・・。
3月22日 眠れないけれど、それなりに起床。 一人だとホントに時間はたっぷり。 念入りに(?)お化粧して、時間があるのでレセプションの人とその彼女のために「折鶴」を折った。 で、ゆっくりキーをかけてチェックアウトに。
レセプション氏は不在! ソウ~いうコトってあるんだ。 キーと折り鶴をレセプション脇の箱に入れた。 既に我々世代のカップルがシャトル便をお待ち。 ほどなく、昨夜のドライバー氏 Mr.Luigi が見えてシャトル・バンで空港へ。 相乗りだったけれど20ユーロだった・・・って???
8時発のマドリッド行きの飛行機。 私の席に着こうとすると隣席になる若い子から「ボーイフレンドの席と替わっていただけますか?」 OKと言い通りがかったCA氏に断って席チェンジ。 2時間半でマドリッド着。 大半の人が手荷物程度だったが、私はスーツケースのラインへ。 私の便名のラインで待っていたがナカナカ出てこない。 別のラインへ行ってみたがソコは別の便名。 一組、同じラインを待っていた。 しばらくして男性が「あなたもローマからの便の荷物を待っているんですか? アチラのラインに・・」と教えてくれた。 で、先ほどのラインに行くとアッタ! すぐ、ランザローテ行きにチェックイン。 LANZAROTEの文字! 空港からの景色を眺める。 向こうに雪を頂いた山々も見える。 いよいよ目的地へ離陸。 マドリッドを飛び立つと下は乾いた大地。あの川は? ちょうど一年前、私はスペインを旅行していたんだ。相変わらず乾いている。 かなり飛んでから、どうやら大西洋上に出たようだ。 時計を見ていて、もうすぐだぁ・・・が、下降の気配ナシ。 で、気付いた。 時差1時間、2時間45分の飛行。 1時間オマケだったけどこれはラッキー。 楽しみは先延ばし!?!
カナリヤ諸島はどんな形で現れるだろう・・・。 マルタ初見参を思い出す。 あの時はパッチワーク模様だった。
初めてのカナリヤ諸島は褐色。 初めて見る光景だ。 緑はナシ! 代わりに白い塊が所々に点在。 近づいていくと、次第に白い塊が家であることが判明。 点在しているけれど、どのくらい離れているの?
着陸! まったくスムーズに空港を出て、ホテル行きのバスを探す。 ランサローテのツーリストで聞いていたが。ココは実際に尋ねるのがイチバン。 すぐ外に出るとバス停があった。 しばらくするとバスが・・。 スーツケースを持って入ろうとしたら女性運転手さんスペイン語で何か言って入るのを阻止! エッ?!? すると若い男の子が、「外のスーツケース置き場に入れるよう教えてくれ、開けて入れてくれた。 ソッカァ・・・空港発のバスはこうなっているんだ。 今度は運転手さんに改めて、地図を見せて「ココに来たら教えてね」。
10分も走ると到着。 海岸・大西洋を右手にみながらそこからズルズル・ゴロゴロとスーツケースを転がして数分で着いた! ア~~~~ 来たぁ・・・。
レセプションの男性、「今、キミの部屋を確認していたところだった!」 拍子抜けするほど、アッサリとチェックイン。 問題があったらタイヘンなんだけどネ! こう言ってもらうと、旧知の人のような感じ。 3階の部屋・・・つまり日本流にいうと4階。 残念ながら海を向いているどころか暗い部屋だったけど、ドンマイ! 寝るダケだもんね。
レセプションに行って、明日の予定を決めるべく質問。マンリーケ氏の作品を見るよりは自然に触れたいので、南ツァーを申し込む。 次にスーパ-の場所を尋ねて出掛けた。 「スグそこだよ。 日本料理やもあるよ。」 地図を描いてくれた。 ほかにも、「ココは商店街で色々なお店がって・・・・・。 ココをみてからスーパーで買い物をするといいだろう。」とのアドバイス。 そのツモリで出たけれど先ずはスーパーへ行こう。 何とかたどり着いたがウィーンと比べると小さなスーパー。 サラダがない。 トマトを買おう。 ランザローテだもん、ワインを買わなければ…と思うけど、ナイ。 小瓶があったけど、スクリューキャップのワインなのか否か分からずビールとパンとハムを購入。 帰路いつもながら迷う。 海が見えればいいのだが・・・。 サァ、スマホで現在地を知ろう・・と取り出したが周りの風景が。 聞くっきゃない。 通りがかりの女性に声をかけた。 海が見えるところまでは角を曲がればよかったのだが・・。 彼女は「イタリア出身。 私、二ホンが好き。 ナットが・・」 「ナットウ???」 チガウらしい・・・・・ 「・・・・NOTO,・・・ 能登」だった。 「写真で見たら自然がすてき。 ココは緑がないから・・」
部屋に戻って、 また外へ。 海岸へ出てみた。 写真を何枚か撮ってFBで写真をアップ出したら、 いつもコメントを下さる山本さんが「力強い雲ですねぇ!」と。 いつもながら適格な表現。 「確かに!」とコチラが納得。 大西洋の水蒸気を一気に吸い上げた雲! 下の二枚、同じ場で撮った写真ながらまるで違う感じ。
散歩から戻って、サァ大晩餐会! ビールを一口飲んで・・・猛烈な眠気。 イササカ迷ったが、7時半、シャワーも入らずに寝た。 こんなコト初めて! タブン、横になったら即、眠り込んだかも。 10時過ぎ覚醒! ぐっすり寝て起きると、一瞬、「ココはドコ??? 」気分。
シャワーを浴びて、洗濯もして・・・・。 日付が変わるころ、FBを見て投稿して・・・・
今回の旅行は今までの旅と異なって、スマホ持参!! ケイタイもガラケーもスマホの区別も出来ん私。 ホンのひと月半まではスマホを持つなんて考えてもいなかった。 ホボ毎晩のFB投稿は一日の報告が出来て、友達との旅をしているような気分に。