今、ホーチミンでフォーを食べていまーす。さっぱりで美味しい。
さて、もうちょっとパリの思い出を。
パリで、数回水泳を教えました。
パリのプールは古いものが多くて、というか建物全体が古いものばかりなんだけれど(伝統的な景観を維持するために新しい建築物を極力排除するように、パリ市の法律で決められているんですって。洗濯物も干しちゃいけないんですってー。)
2回目に行ったカルチェ・ラタンのプールはこれまた見事でした。
写真のように、個室の更衣室が上の階にプールを見下ろすようにびっしり並んでいて、
まるで小劇場のようでしょ。
なかなかお洒落です。
1930年代に建てられたものだって、一緒のレーンで泳いでいたおっちゃんが教えてくれました。
鍵がなくって、オートロックになっていて、泳ぎ終わったら係員に「77番です」とかって告げて、開けてくれる。
めんどくせぇぇぇぇー
こういうところ、フランスって頑固っていうか何ていうか、日本だったらどんどん便利な方に、綺麗な方に改装していくのに、面倒くさいこともずーっと守り続けていくんですよね。。。
しかも私たち、閉館ぎりぎりまで泳いでいて、上がってきて番号を告げたら、
「もう全部空いてるよ」
だって。
意味ねぇぇぇぇー
いくら早く帰りたいからって言ってもさ。責任持ってよぅ
パンツ盗まれてたらどうしてくれるんですか。
でも何かこの横着さがまた、このレトロなプール劇場の味に妙にマッチしているのでした。