今度のアフリカ出張はたった3ヶ月弱なのに、ちょっとした緊張感というか、気合いというか、むしろ”憂い”に近い気持ちが消えない。
初めてアフリカに行ったときは、辛いなんて感じたこともなかった。今考えると、けっこうオンボロホテルに泊まっていたけれど、本気で御殿だと思っていた。
あれから3年強、一丁前にいくつかのアフリカの国で仕事をしてきて、そんな潔い姿勢もどこへやら・・・
2年ぶりに思い出のシエラレオネに戻ることはとても楽しみ。アフリカでのお仕事再開も楽しみ。
でもやっぱり色んなことが不便で、ストレスは溜まるんだろうって。停電とか、電話の不通とか、ネットの遅さとか・・・
だけど一番嫌なことは、
汚い(流れない)トイレ。
ほんと、トイレが汚いのだけは、辛い。大抵は水が出ない場合が多い。
外国人が利用する綺麗なホテルかレストランじゃない限り、大抵はトイレが酷い。
とてもじゃないけど便座に座りたくないし、「あのー これはどうやって使うのでしょうか?」というトイレも地方に行ったりするとある。
これだけはカンベンなのです。
トイレをガマンするから膀胱炎になりそう。
そうすると、すべてにおいて心が安らげなくなってしまう。
・・・何て弱気になることもある今日この頃ですが、せっせと渡航準備と壮行会の毎日です。
今日、沢山お土産を買ってきた。
久しぶりに会う人たちに持っていくものだけでスーツケースが埋まってしまいそうです(>_<)
再会が楽しみな人たちばっかりだけど、中でも沢山お土産を買っちゃったのは、首都から少し離れたルンサーという小さな田舎町にいる、宣教師のシスター根岸です。
もう何十年もシエラレオネで子どもたちを支えているシスター。内戦時には銃口を突きつけられて生き延びた話をしてくれました。そんな恐ろしい体験をしても、シエラレオネの田舎で生き続けている。日本で資金集めをして、身を粉にして捧げている。
本当に、同じ人間でこういう方がいるんだって感動したし、言い表せないほど尊敬するし、普段はあまり関心がないキリスト教さえも、ちょっとかじってみようかなとまで思ってしまった。
あともう一人シスターがいて、その方はまだいるのか怪しいのだけれど、前に行ったときに、スパゲティにのりたまふりかけかけて食べているのが笑えました
こんな地の果てみたいな場所で、のりたまふりかけスパかよっ
in 2004
だからこのシスターお二人に日本の味を持って行こうと買ってきました↓
私は首都のホテル暮らしで、たった3ヶ月弱。
お二人の足の爪にも及びませぬ。
いざ、2年ぶりのシエラへ。