紀元前にアラブ民族のナバテア人たちによって建てられたぺトラ。世界の7不思議の一つ。
間違いなく、世界中で一番心に残る場所のひとつになりました。
では古代遺跡の旅、はじまりはじまり~。
入り口からすぐに、1200m続く シクと呼ばれる崖の空間を歩く。高さは80mくらい。
崖はピンク、オレンジ、黄土色、と太陽の加減によって色を微妙に変えるの。
2200年もずっとこの色を生み出してきたんだなぁ。
アガサ・クリスティとか、偉大な作家や詩人がその美しさを詠っています。
神秘的で、空気がすごく澄んでいて、ずっと歩いていたいと思うほど気持ちいい。
迷路のような As Siq が終わると、序章が終わったみたいに、目の前にばーんと壮大なエル・カズネ(宝物殿)が現れた。
インディ・ジョーンズ・最後の聖戦の舞台にもなった場所。って言いたくない。言うとなんか、感動が安くなっちゃう気がする。
さらに、歩いて、登って、休んで、歩いて・・・ 歩くこと7時間半。
40度超えていますから、めっちゃきつい筈だけど、景色に見とれていてそんなに疲れなかった。水3.5㍑飲んだし。日傘も重宝。
帰りは念願のラクダで。
ラクダはらくだ~。ってこれは私ではなく、ヨルダン人のラクダ使いが口ずさんでいた言葉です。確かにラクだ。
かわいい笑顔の下にずる賢さを蓄えたラクダ使い。ユニセフ職員が児童労働を奨励・・・
最後に私の魅力的なキスシーンで古代遺跡の旅とお別れしましょう。