地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

聖なる木

2008年07月08日 | sri lanka

古都アヌラダプラに出張中です。

 

この建物、世界遺産。紀元前に立てられたの。B.C.です。Before Christ = キリスト以前。

でもこんなに綺麗にペンキ塗られてたら、ちっとも古さが伝わらない。

 

仏陀が悟りを開いた木も、ここアヌラダプラにあります。

この木か~(手前)と思っていたら、同僚が、「違う。奥の、細いヤツ」。

 

えー どれ?

あの、奥のやつ。

 

    ・・・細っ!

 

私の腕ほどの細さです。

なんて細いのかしら!笑

(写真では何だかよくわからないくらい細い)

 

インドから運ばれて(盗まれて?)きたのです。

こんな細くったって、仏教徒には一生に一度は拝みたいほど、尊いの。

 熱心に拝む人たちを激写

 

アヌラダプラ出張2回目ですが、世界遺産といえど、観光ではここには来ないわ。笑

 


メンタルでここまで

2008年07月07日 | swimming

アメリカという国は、ほんとうに、信じられない人がゴロゴロいる。

 

アメリカ競泳五輪代表選考会。

 

世界新記録が続出しているんだけれど、その人たちの存在に勝るほどの輝きを放っている人たちがいます。

 

ダラ・トーレス、41歳と、ライアン・ロクティ(写真、かなりオモシロいですが)。

 

トーレスは41歳、1児の母。女子100m自由形、53秒で優勝。84年ロサンゼルスから数えて、5回目の五輪出場。

 

恐ろしいおばはんです。

 

とにかくテクニックが半端じゃない。熟練された、もっとも効率的な泳ぎ。ドーピング疑惑が起こる背景もわかるけれど、彼女のテクニックはものすごい。

 

勝因は「メンタル」だそうだ。

 

 

そしてライアン。昨年のメルボルン世界選手権200m背泳ぎでピアソルを世界記録で下して一躍スーパースターになった彼ですが、今回もその強さが際立っている。

 

 

ピアソルとデッドヒートで200m背泳ぎを世界新記録から0.02秒落ちで泳いだ(ピアソルが世界記録タイで優勝)、

 

その25分後、

 

200m個人メドレーで王者フェルプスに迫る、世界歴代3位の好タイム。

 

普通、泳げませんよ・・・ 25分後に・・・

 

でも彼は、こう言ったの。

 

「泳ぐ前は、本当に勝てると思っていたんだ。それが僕の考え方なんだ」って。

 

 

・・・勝てるって、

 

フェルプスにだよ? 

 

200m背泳ぎをほぼ世界記録で泳いで、その25分後にだよ?

そもそも自己ベスト2秒くらい差あったんだよ?

 

 

相手はその日まだ泳いでいない、元気なフェルプスだよ?

 

 

 

・・・っていうか、フェルプスだよ?

 

 

 

そう思える彼に、感動する。

アホちゃうかとも思うけれど(笑)、想像の範囲を超えてしまっているけれど、それだけ自信があるのだろうし、それだけの練習を積んできたのだろうし、それだけ自分を信じられるんだろう。

 

でも、気持ちが、肉体をここまで超越できちゃうものなのかな。

 ほんとうに、気持ち次第でここまでできちゃうのかな。

 

・・・考えさせられます。

 

オリンピックでフェルプスの7冠を阻むとしたら、ライアンだろうな・・・

二人は親友なのに。

 

早く北京のレース観たい。