美しき鍵

2014-10-27 23:44:48 | Weblog

  雨。やたら風が強い。

 かったるい一日だった。サボーどもがだらだら過ごしてる傍らで真剣に仕事することほどあほらしいものはない。

 昨日までの旅行、幾つか面白い知恵も仕入れて来た。大概は適当だが、見る所は見ているのだ(笑)。

 

 五稜郭奉行所が再建され、観覧出来る。総工費二十六億円(だったか二十七億)という莫大な費用をかけて建設された。あの材木だときっとその位になるだろうな、と妙に納得出来る。ところで上記の写真、何だかお分かり頂けるでしょうか。実は、欄間の鍵。金属製でなくともこんな芸術的加工で鍵をこしらえられるのだ。驚きである。機構を説明すると、台形の部材を横に動かすと、縦の棒がすとんと落ちるというもので、この写真の状態は施錠されている場面なのである。触っちゃダメ!との警備員さんからのお達しで実際に動かせないのだが、実はこれ、足下の雨戸にもあった。その後の展開はご想像にお任せするが、とにかく素晴らしい細工物。単純明快で、効果的である。日本人の知恵って凄い。

 

 五稜郭。小学校の修学旅行以来であるが、五稜郭タワーも新しくなり、よりはっきりとこの形が見えるようになりました。確か前のタワーはもっと低かったような…。何せもう二十五年以上も前の事、すっかり忘れている。

 

 定番の赤煉瓦倉庫。ここでインスピレーションで詩を書いてくれるというパフォーマンスをやっている人がいたので書いてもらった。大変面白かったし、なんだか感動しました(ほんとに)。

 いろいろと見て楽しめた強制参加型旅行、あの乾物臭がなけりゃもっといいのにネ。