デッサン力 Ⅱ

　目に見えた光景を、そのまま描くのはとても難しい。勘違いしては困るのは、写真を見て描けば、そのままの光景が出来るではないかということ。人間の目で見た光景と、写真に写した光景では全くの別物。
　こういう経験はないでしょうか。旅行に行って、いい景色だとか思ってそこで記念写真を撮影、現像してみると「あれ？　こんな感じだったっけ？」
　実は、これは当たり前のことで、写真はそっくりそのままの遠近でものを写し撮るだけ（この場合は景色を切り取ってしまうと言ったほうが良いかも知れない）で、人の目で見る景色は、意外と距離感なんかが狂ってるからなのだ。　例えば、もっと山が近かった気がする、とか。

　ジャコメッティのありがたいお言葉。　写真は真を写しはしないのだ（日本語訳）

　セザンヌは、実際に目に見えた景色やモノを描こうと四苦八苦したらしい。それに筆触の素晴らしさが相俟って、澄んだ絵が出来ていると思われます。私としては、コッチに傾きますね。
※水浴図や裸体画を除く。ありゃ、いただけません。　すばらすぃ～、トカ言ってる人の気が知れない。
　…あしからず

　目に見えたモノを描こうと四苦八苦。全然描けませんでした…。理由は明確なのですが。今日の油彩はソレだよ。

サンダーバード

　失業して、就職の面接まで日があったので、ひまつぶしにサンダーバードなど久しぶりに見てましたが、小さい頃はあの手のメカが大好きで、いつもああいうのを造りたいと思っていたものです。どこでどう道を誤ったのか、全然関係無い方向へ進みましたが。
昨日のラジコンカーにも、いろいろ自作の部品をくっつけてみたり、あちこち説明書には無い、独自の改造を加えたりと試行錯誤して楽しんでました。火がついたら、また機械いじりばかりやってそうな自分がコワ～イ。
妹のお言葉　「お兄ちゃん、機械見てニヤつくのやめてよ」だって。エンジンまで（ラジコンのだが）分解して掃除してましたものねぇ…。チョー（超）オタッキーだな。

　絵は今日も全滅。どうしたことだ！？　これは？？？

大掃除

　今日は朝からひたすら大掃除。いらないものを捨てたり、使わないものを箱詰めしたりと大忙しでした。五、六年前までやっていた、エンジンラジコンカーの清掃も。
掃除してみると、各部の鉄パーツが錆びてきていたりと、ちょっと痛みが見えてました。
　ハチイチと呼ばれるサイズに、実車と同じ行程の四サイクルエンジンを搭載したモデル。錆び止め、潤滑油で磨き、ホコリを払ったりと、いじるとなんだかムラムラと走らせたくなって来ますね。再開するには、劣化した各部部品の交換、燃料の購入、新品バッテリーの購入などいろいろ手間がかかります。全開走行させたいなぁ。（させてやりたい）
　おいおい再開します。

　絵もどんどん描いてます。描けば描くほど腕は上がるので。

　写真は、今日掃除したラジコンカーです。

花鳥風月

　もうじき全日本にてお花見騒ぎが始まります。かくいう私も、花鳥風月を好む、”じゃぱにーず”なもので花見は好きなのですが（馬鹿騒ぎは大嫌い）
　トリノオリンピック・フィギアの金メダリスト、荒川静香選手の心配事に、お花見の席でイナバウアーを真似してたくさんケガ人がでるのではないか、というのがありました。私も背中がバリバリした一人なので、大きいことは申せませんが、皆さん真似しないように。
　最近では、花鳥風月より、酒だ・女だ・男だと、まさに花より団子の乱痴気騒ぎな有様で、せっかくの桜並木もゴミだの、喧嘩だので台無しです。皆さん、楽しむ分にはいいですが、ハメをはずしすぎないよう自覚はきちんと持ちましょう。

　今日は油彩を始めて、初めて花らしい華やかな花が描けた気がします。そのうち、眺めてみて残せるなと思えば、我がメインサイトにてアップします。
　最近は、ＴＶや映画を見ながら、その場面の速写を試みております。人物モデルがいない（自分以外）ので、試してみたのですが、以外に効果あり。花鳥風月は実物を見て描きますが。
　でも今日の猫クロッキーは不発。不発はこんなものです。あしからず。

デッサン力

　欲しい。デッサン力が。もっとも、そっくりに描くだけなんて全く芸が無いし、出来た絵もつまらない、退屈無比な見てるだけで疲れるようなモノになってしまうので、そんな技は不要。むしろ、動きや形を瞬間的に捉えることが出来るように鍛錬すべきなのだ。
　いろいろやってみてるのですが、今だになかなか上手くいきません。油彩はかれこれもう七年近くも描いてるのに。一年休業していたから、実質は満五年でしょうか。
　身につけるにはやはりひたすら数をこなしていくしかありません。かの北斎は、生涯で四万点ほどの絵（完成作だよ。素描なんかも含めれば、腰が抜けるほど描いてると思う）を描いているそうです。諸君、我々は情けないぞ。まだまだイケる。ビビらず進め！
…あしからず

ドガ（エドガー・ドガ）の名言　デッサンとはものの見方である（間違ってたらご容赦）

相撲

　今日の大相撲は凄かったですね。横綱・朝昇竜が大関・栃東に敗れ、関脇・白鵬が大関・魁皇に敗れ、優勝決定戦。栃東は来場所以降の綱取りにつなげ、魁皇は大関の座を死守したわけです。本当に盛り上がった千秋楽でした。横綱の勝った瞬間、土俵に額をつけた場面は良かったですね。今後も大いに緊張感のある場所になってほしいです。
　と、言う私は今日もただごろごろ堕落、なんとも情けない限り。いい加減にしなければなりません。来週から、就職活動開始しようかと思っていても、こんなにだらだらしていては受かるものも受からなくなります。自分で言うのもなんですが、マイッタ。

　今日のクロッキーは、食卓の上です。

ボクシング

　ついさっきまで観戦してました。長谷川、凄かったですね、あの一発のパンチ。ブラヴォー！　でもひねくれ者の私は、ウィラポンを賞賛してたりして。なぜって、三十七歳で、あれだけ出来るんですから、たいしたものです。勝負は時の運、一発食らわせたかもしれないし、また逆に食らったかもしれないもの。それにしても、ボクシングの選手寿命って、だいたい三十前半がいいとこなのに、あそこまでやってきているのは凄い。世のワカゾーよ、遅れをとるでない。私も。まだまだイケる、行くとこまで行きましょう。（注：悪いことは駄目だよ、あくまで、普通に目標に向かおう）

　勝者がいるから敗者がいるのではない。敗者がいるから勝者がいるのだ。

　ところで、昨日職安に行った帰り道、十代後半の若者が、特攻服なぞ着てイガイガしてました。必死に努力してる奴もいれば、ただ人様に睨みきかせて歩くだけのアホもいる。もっとも、最近では普通の人、というのも無くなってきたきがします。誰彼構わずに睨みつけたり、怒鳴りつけたりでどうなってきたのでしょうか。一昔前は、一般人とチンピラと区別してましたが、今はその境界線が大変曖昧です。おそそしい世の中が、もう間も無くやってきそうですね。これからは、Ｍ９３Ｒを持ち歩かなければならないかも…

今日はろくすっぽスケッチもせず、映画ばかりみてました。スンマセン…

職安 Ⅱ

　今日は最後の手続きと、給料を貰うために会社と職安へ行って来ました。これで完全に退職、失業者となったわけですが、保険がすぐ出そうなので、この際じっくり職を検討してみたらどうかという、家族。まぁ、お勤めを始めて十二年ほど経ちますが、一度も貰ったことが無いものですし、貰わないとそのまま掛け捨てになるみたいなので、貰ってもいいかな？　トカ思ったりして。しかし、遊んでるわけにもいかない。なにせ、出るのが四月の中旬なのだからして、そこまで何もしないでいれば、絶対堕落するに決まってますから。出稼ぎチラシはたくさんもらってきてますが、はてさてどこを受けてみようかな？
すぐ決まればいいけどねぇ…
　それ以外は、ずっと読書してました。

　今日は油彩Ｆ４号です。青が強すぎ。

超

　バカの壁というのは、勿論ご存知かと思います。私も当然のように読みました。そして、最近、超バカの壁というのが出版されていることを知りました。バカの壁は、なんだかモヤモヤとまた、漠然と思うことが、そのまま活字になったかのようで、大変興味深く読ませていただいたのですが、それに超（チョー）がついたら、これはもう買わざるを得ません。次回購入ＢＯＯＫにピックアップします。

　今現在、ＮＨＫでナスカの地上絵をやってますが（見てます）、こんなに大きな絵を、どうやってあんな昔の人が描いたんだろう、などと野暮なご意見が出たりしますよね（別の放送を思い出している）。私が思うに、今の人たちが、昔の人たちのやりかたがわからないのは当然で、昔の人のほうが、絶対賢いのである。科学というものは進歩していますが、頭の程度、ということになりますと、確実に大昔の人たちのほうが優れている。少しでも知ったかぶりをしないように生きていこうと思う、今日この頃。

　今日のスケッチは、勉強する妹。

職安

　行って来ました。で、結果はやっぱり氷河期也。出稼ぎ労働者化します。けっこう出ているので、いくつかうければどれか一つ位はひっかかると思う。いや、思いたい…。とにかく、資金を貯えないと、いろいろな行動・活動ができないですし、何より一度は他県へ出てみたいですしね。

　クロッキーがすこぶる不調で、全然駄目です。たまにこういう時があるんですよね。
解決策はただ一つ、ひたすら描く事。
　油彩は自画像を創意製作中。Ｆ３０号に半身、つまり等身大ということ。小さい号数にばかり描いていると、大きいのが描けなくなるとか言いますが、ぜんぜんそんなことありませんでした。けっこう描けるものです。

　今日のクロッキーは、不調・不発連続ながらも、妹。人物を描く時は、やっぱり横顔が簡単で描き易い。正面から描けないと駄目なんですが。