早くも十月がお終い。もう十一月、つまり今年も残すところあと二ヶ月なのだ。早ぇぇ~。
抽象絵画を評論する際、けっこう引き合いに出されるのが晩年のモネの作品。なんだか妙に鼻に付く。モネは最初から”抽象”を狙ったわけではなく、見えない目に苦しみながら見た光景を描いているのだろう。でも抽象絵画群は最初からそういう効果を狙って描いている。ここが決定的に違う、異次元なのだ。自然にそう見えるようになった(というのも変だ。抽象絵画なんて概念は我々の時代のものなのだから)のと、最初から狙っているのとは訳が違う。勘違いに陥らないように気をつけねばならない。指先から自然に迸るようにならなければ。どどん波(知ってる?)ではない。
と、いうかそういう考えがすでに勘違いなのかもしれないが。
抽象絵画を評論する際、けっこう引き合いに出されるのが晩年のモネの作品。なんだか妙に鼻に付く。モネは最初から”抽象”を狙ったわけではなく、見えない目に苦しみながら見た光景を描いているのだろう。でも抽象絵画群は最初からそういう効果を狙って描いている。ここが決定的に違う、異次元なのだ。自然にそう見えるようになった(というのも変だ。抽象絵画なんて概念は我々の時代のものなのだから)のと、最初から狙っているのとは訳が違う。勘違いに陥らないように気をつけねばならない。指先から自然に迸るようにならなければ。どどん波(知ってる?)ではない。
と、いうかそういう考えがすでに勘違いなのかもしれないが。