曇り。いよいよ冬が接近している。朝晩の寒さが秋などというレベルではなくなった。
11月は国立新美術館へ突撃する予定だが、いつ行くか大分迷っている。ぼちぼちタイヤ交換が必要だし、ドリーム50をバイク屋へ預ける手続きも必要なのだ。こう見えて、実は割りと忙しい私。
東京へ行くついでに新しくリニューアルオープンした東京駅を見てくるのもいいかも。ああいう建築って、現代では出来ないんですよね。技術的には可能でも、予算と工期、そして何より施主の理解を得ることが難しい。嘘っぽいプリント製品が出回り本物はどんどん無くなっていく、なんだか味気ない時代である。銅版屋根とか知らない人は「なんであんなにぎらぎらしたトタンを使ってるんだろう?」などと思うかもしれないが、銅版屋根は年を重ねるほどに緑錆が出て、いい感じになるのだ。ようするにインスタントではなく、噛めば噛むほど味が出るスルメみたいなものなのである。現代社会、そういう建築素材ってぜんぜんと言っていいほど無い。