妥当な結果・凝縮の数行

2020-12-16 22:16:46 | 読書、書物

  雪、時々晴れ。晴れ間と降雪が繰り返されるような天気だった。

 チョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜寒い。寒さゆえに風邪を引いてもなんだかコロナ扱いされそうで怖いので、下手に風邪も引けません。この寒さでコロナも活発になっている様子。毎日毎日新規感染者が出続けています。青森でも弘前管内でまた一名。

 そんな今日この頃ですが、座間九人殺害死体遺棄ですが、死刑判決が出ました。九人も身勝手な理由で殺害しているのだから、もはや救う余地はないでしょうから、妥当な判決。これでまた精神なんちゃらが出てきて減刑にでもなれば、殺された被害者の人権を無視しているとんでもない判決だったと思います。それにしてもこの犯人、殺害して解体した被害者の遺体をクーラーボックスか何かに入れて一緒に暮らしていたと記憶します。一体どういう神経して、どんな人生を送ってきていればこんなことになるのか。そこの部分が全く分かりません。おそるべき闇の一端を垣間見た、そんな気がします。

 三島由紀夫著「仮面の告白」を読み終わりました。同性愛者の苦悩と葛藤、ナルシシズムが巧みに織り込まれた名作。著者の半自伝的小説でもあるそう。堅い隙のない文体で、淀みなく、淡々と一人の若者の生き方が描かれます。彼がその後どうなるのか、やはり最後の数行に凝縮されているんでしょうか。

 次も三島文学より「花ざかりの森・憂国」を。とりあえずこれで三作品を読みますので、次はまた別の著者の作品を読もうと思います。買えば増える一方なので、できるだけ我慢(笑)。

 どエラく寒いので早く布団へ入りたいです