性善説を信じたいが……

2022-03-14 21:47:36 | 読書、書物

  曇り後晴れ、後雨。寒くは無い。

 青森県新型コロナウイルス感染者数は、三百五十名。なんと、とうとう東北ナンバーワンの座を獲得しました! バンザーイ!! ……しょうもないナンバーワンですが。この状況を見て、青森県民は何も感じないのでしょうか。私は危機感しか抱けませんが。ワクチン三回目接種後の副反応ですが、今日の午前中は微熱が出ていたっぽい感じで、午後には回復しました。

 ウクライナ問題は、とにかくプーチン氏を拘束するかあの世へ送るかしない限りは解決の目処は立たないでしょう。それにしてもあの国連大使の厚顔無恥ぶりには呆れるというか、失笑を禁じ得ません。国連の場もそういう雰囲気に包まれていました。言わされているのは分かりますが、恥ずかしいとは思えないのか。あの連中には仁義はありません。

 長らく読んでいた「孟子」を読み終えました。孟子という賢人は、性善説を訴えた思想家で、その根本には人間はもともとは善であるという前提があり、人間を信じていたと思います。信じていなければ根本が善であるとは訴え続けられませんからね。しかしながら、このロシアのウクライナ侵略の有様、プーチンの顔を見ていますとあの人の根本が善であったなどとは到底思えないのが残念です。諌めに聞く耳も持たず、即刻粛清では暴走もするでしょうが、根本が邪悪としか思えない。まだ「荀子」の性悪説は読んでいませんが、果たしてどちらの思想が正しいのかは永遠の謎ですね。

 次は「コンドリーザ・ライス自伝」を読んでいます。「体制の中にある不平等を克服するためには人の二倍優秀でなければならない」という名言を知ってる? 差別の強い南部地域で大学を出て大統領補佐官、国務長官にまでなった傑物です。なんで今更ライスさんの自伝かと申しますと、何かにと人種差別の多い昨今、読んで見たいと思いました。学問は銃に勝りますね。

 今日は平和な一日でした