木材高騰

2021-05-12 22:07:56 | Weblog

  晴れ。今日はけっこう暖かくなった。

 輸入木材の価格が異常に高騰し、住宅など木造建築物が建築できない状況に陥っているそうです。アメリカ、中国の木材買い占めに加え、先日のパナマ運河座礁事故によるコンテナの循環が悪化したなど、様々な要因が加わってのことらしく、この事態がいつ収束するのかは現時点では未定、とのこと。ここにきて、国内材木業者を痛めつけ続けたツケを払わねばならなくなった訳です。アメリカ的資本主義に染まって仁義を忘れた日本という国の歪みが見えたような気がします。今こそ渋沢栄一氏が提唱した合本主義に方向転換すべき。個人の利益ばかりを追求し、国内の業者を冷遇し続けた結果なので、甘んじて受けねばなりませんが、これからは考え方を改める必要があるかと思います。

 木造建築ができなくなると、今度は皆んなが鉄骨造に流れるので鉄骨造が高騰します。木を使った建材が軒並み高騰し、在庫がなくなれば業務が止まってしまいます。工夫にも限度があるので、この事態、「ウッドショック」はマジ(本気)であらゆる作業に支障を来たしそう。

 一難去ってまた一難、と言いたいところではありますが、最初の一難も去っていない今日この頃でした



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