困ったときのレンブラント頼み

2009-07-01 22:14:31 | 絵画鑑賞、創作
 曇り時々晴れ。

 お絵描きで行き詰った時は、やはりレンブラントを見なければならない。
 過去はレンブラントのためにあり、未来はレンブラントから始まった、などと思い込んでいる位に好きな画家。実際、レンブラントより凄い絵描きはたくさんいるが、なぜか惹かれてしまう。
 全集が欲しいが、これはそもそも無いので買えない。なぜなら、レンブラント作品には多くの他の画家の手になる”レンブラント調”の作品が存在しているからなのだ。どれが真筆か、よくわからない、というのが本音らしい。出来れば確実に真筆の作だけの作品集で構わないので、大き目の写真で掲載し、発売していただきたいものだ。ド高い画集を購入したが、ダナエの図版が小さすぎてダメだったり、肝心の作品が白黒ではあまりにやるせない。画集を作っている人たちは、何が見たいのかわかっているのか? やたら長ったらしい解説なんぞいらない。レンブラントの筆の跡が見たいのだ。