日本語おもしろ発見

日々の生活から

地道な調査を…

2020-01-28 11:27:23 | 印象に残った言葉
2020年1月24日付けの『朝日新聞』夕刊に,クリント・イーストウッド監督が語った,監督最新作「リチャード・ジュエル」に込めた思いや,若者へのメッセージなどが紹介されていました。

今の時代を描こうとしたのかと聞くと、イーストウッドは「そう考えて作ったわけではないよ」と言いつつ、「でも今の時代にも起こりうる。メディアは競争しすぎだ。引き金を引こうとするばかりで、やるべき徹底調査をしない。(映画には今と)少しパラレルな部分があるね」。


この言葉は,古今東西を問わず,業種に関わらず,言えることではないかと思い,印象に残ったので書き留めることにしました。研究も地道な調査が大切です。一つ一つ,コツコツと積み上げていこうと思います。
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「楽しむ」ことが一番!

2017-02-15 12:11:01 | 印象に残った言葉

 私の人生のモットーは楽しむことです。

これだけ言うと,なんだか極楽とんぼみたいですが,『論語』の一節を引用すると,とたんにかっこよくなりますね。


『朝日新聞』(くらしの扉)心に響く「贈る言葉」 人柄わかるエピソードを

2017年2月12日05時00分

エールをおくるときに荒井さんがよく使うのが引用だ。「知之者不如好之者、好之者不如楽之者(これを知る者はこれを好む者にしかず、これを好む者はこれを楽しむ者にしかず)」という論語の一節を引用し「仕事も同じ。楽しむことで、もっと仕事の幅が広がります」と後輩を送り出したこともある。本や歌の一節でもいい。よく知られた作家や歌なら共感しやすい。「色紙にその言葉を書いてプレゼントすれば、喜ばれます」

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音声言語で自分の主張ができなければ・・・

2013-06-04 14:36:00 | 印象に残った言葉
面白いことが書いてありました。城生伯太郎氏の言葉です。
http://www.athome-academy.jp/archive/literature_language/0000000192_all.html

──言語学・音声学がご専門の先生から見て、人の話し方の上手・下手はどこがポイントだとお考えでしょうか。

城生 人の話し方というのは、大きな意味で「音声言語」という分野に入ります。音声言語というのはすなわち、自分で話す、相手の話を聞く、あるいはテレビ、ラジオを聴く、というように、音声を使った言葉の範囲です。それに対して、新聞を読んだり、本を読んだりするのは「文字言語」と言われます。

話しの上手・下手にはいろいろな要因がありますが、日本人が一般に話下手と言われるのは、私は学校教育のせいだと思うんです。日本の国語教育の90%以上は文字教育ですね。音声言語に関しては、ほとんど教育が行われていません。

──そう言われてみると、学校では書き取りから始まって作文、論文と、文章作りは教えてくれるけれども、しゃべり方は教えてくれませんね。

城生 ええ。だから文章力はつきますけど、話し方はうまくなりませんね。

ところがヨーロッパでは、文章力などは知的生産の対象にはならないんです。文章の上手、下手というのは非常に低レベルな技術だとされています。

なぜならば、エリートというのは自分では文章を書かず、秘書に口述速記させるからです。私はこう思う、ああ思うと口で言うと、秘書が傍らでパタパタとタイプするわけです。エリートは自分の発想、アイディアを提供するのが仕事であって、文章に書き表すのは秘書の仕事なんです。

──ということは、いかにうまく話せるかが重要になるわけですね。

城生 そうですね。人前で、音声言語で自分の主張ができなければ、その人は知的階級ではない、ということです。

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兄弟というのは・・・

2013-05-11 11:06:23 | 印象に残った言葉
TBS金曜ドラマ TAKE FIVE 第4話より

倍賞美津子のセリフ

「兄弟というのは,最初に会った運命の人かもしれない」
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韓国ドラマ「天上の花園」

2013-05-08 21:05:40 | 印象に残った言葉
テレビをつけたら,韓国ドラマ「天上の花園」が放送されていました。

第30話でしたが,回想シーンのようだったので,前の回だったのかも。

桃の木の枝打ちをしているブシクおじいさんが,人生の岐路に立つ女性にこう言います。

「大きな実をつけさせるには,不要な枝をとりのぞかなければならない。人生も同じだ」

すると,女性は,重要なものと不要なものの見分けが難しいと言います,それに対して,おじいさんはこう言いました。

「不要なものがわからない人間などいるものか。捨てるのが惜しくて,わからないふりをしているだけだ」

その通り
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駿馬も老ては駑馬に劣る

2008-08-26 11:13:28 | 印象に残った言葉
「駿馬も老ては駑馬に劣る」

 こちらも『中央公論』(1906.7月号)に載っていました。

 どんなに優れた馬でも、年をとれば、足のおそい、鈍い馬よりも劣るということです。

 『日本国語大辞典』第2版の「駑馬」の項によりますと、戦国策―斉策五や、高野本平家に、その例が見られます。

 *高野本平家(13C前)五・咸陽宮「麒麟は千里を飛とも老ぬれば奴馬(ドバ)にもおとれり」

 では・・・・

 「駑馬」が年をとれば、どうなるのでしょう。最悪・・・・

 朝原選手にパワーをもらったところですが、「光陰矢の如し」、急がねば!

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拙速は巧遅に劣る

2008-08-25 11:41:22 | 印象に残った言葉
「拙速は巧遅に劣る」

 『中央公論』(1906.7月号)に載っていました。

  「たとえ遅くても、よくできていれば、速くても拙いよりは、よい」

 そうかもしれないけれど、遅くて拙ければ、最悪なので、だったら、速くても拙いほうがましかと思う・・・。

 もちろん、速くてよくできているのが一番いいんだけれど・・・
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