授業中、新しい言葉を説明すると、留学生がそれに相当する自分の国の言葉を日本語に訳して教えてくれます。その中にはおもしろい表現がいくつかあります。
「すしづめ」は人やものがいっぱい入っているという意味ですが、英語では「いわしがいっぱい詰まっている」というそうです。アメリカからの学生によると、缶詰にいわしがいっぱい詰まっているイメージだとか。
なるほど、国が違えば詰まっているものも違うんですね。
授業中、新しい言葉を説明すると、留学生がそれに相当する自分の国の言葉を日本語に訳して教えてくれます。その中にはおもしろい表現がいくつかあります。
「すしづめ」は人やものがいっぱい入っているという意味ですが、英語では「いわしがいっぱい詰まっている」というそうです。アメリカからの学生によると、缶詰にいわしがいっぱい詰まっているイメージだとか。
なるほど、国が違えば詰まっているものも違うんですね。
カタカナって不思議な力を持ってますね。同じ言葉でも、ただカタカナで書くだけで、外来語のような響きになってしまう。
住宅関連の言葉でいうと、「ヘーベー」や、「ホーロー」はカタカナをうまく利用してます。(私は「坪」のほうが広さをイメージしやすいんですが、おっと、年がばれてしまう)
平方メートルというよりも、「平米」、つまり「ヘーベー」と言ったら、なんかちょっとかっこいい。「琺瑯」という難しい漢字を使わずに「ホーロー」にしたほうがなんとなくおしゃれ。
カタカナの力って結構すごいですね。
普段、何も考えずに使っている言葉にも、実はちゃんと意味があったりすることって多いですよね。
ボンレスハムもそういう言葉の一つです。食べるハムとちょっと太めの腕を例える時にも使いますね。
ハムはわかる。レスは多分、less ?~がないっていう意味?
じゃあ、ボンって何? ボン、Bonn? born? bone?
正解はbone で骨。つまり骨なしハム、骨抜きハムってことなんですね。
なるほど・・・・
4年ほど前に日本語のブームがおきましたが、今でも続いているみたいですね。日本語に関する本が出版され、テレビでも日本語を問題にした番組が放送されているのを見ると、ああ、みんな日本語に関心があるんだなあと思います。
私は現在、大学院で日本語を研究しつつ、留学生に日本語を教えています。毎日、いろいろな発見があって、おもしろいです。このブログを通して、日々の生活で見つけた日本語のおもしろさを伝えることができたらいいなと思います。
留学生の書いた作文なども載せていく予定です。お時間のある時に読んでくださると、とてもうれしいです。