要旨
日本人である我々と日本語の関係は、非常に濃密である。しかし近年、日本語を取り巻くは大きく変化しており、新聞、テレビ、雑誌、広告等、様々な場面で外来語を目にする機会が増えてきたと感じる。
そこで本研究では、過去から現在に至るまで毎日ほぼ同じ形式で発行されている新聞を用いて、外来語使用頻度の推移を調査する。調査対象は朝日新聞の「天声人語」「社説」である。また、それに加えて同じ内容を扱ったニュース番組と新聞記事における外来語使用率の比較調査を行う。
松田梨江(2007)「外来語の変遷―新聞記事における外来語とカタカナ表記語―」東京女子大学言語研究所を先行研究として利用し調査を行った結果、外来語は年々増加しているのではなく、増加期と停滞期を繰り返していることが分かった。また、新聞という媒体には外来語の使用が比較的少なく、外来語が氾濫しているとは言い切れない結果であった。
日本人である我々と日本語の関係は、非常に濃密である。しかし近年、日本語を取り巻くは大きく変化しており、新聞、テレビ、雑誌、広告等、様々な場面で外来語を目にする機会が増えてきたと感じる。
そこで本研究では、過去から現在に至るまで毎日ほぼ同じ形式で発行されている新聞を用いて、外来語使用頻度の推移を調査する。調査対象は朝日新聞の「天声人語」「社説」である。また、それに加えて同じ内容を扱ったニュース番組と新聞記事における外来語使用率の比較調査を行う。
松田梨江(2007)「外来語の変遷―新聞記事における外来語とカタカナ表記語―」東京女子大学言語研究所を先行研究として利用し調査を行った結果、外来語は年々増加しているのではなく、増加期と停滞期を繰り返していることが分かった。また、新聞という媒体には外来語の使用が比較的少なく、外来語が氾濫しているとは言い切れない結果であった。