ほとんどが後方脱臼といって、肘関節
が上腕骨の後ろに脱臼します。
整復は誰かに上腕骨を押さえてもらい
前腕骨を片手で牽引しながら、もう片方
で肘をつかみボコッと整復音がしたら、
肘を曲げて正しい位置に戻します。
関節が正しい位置に戻ると、それでおしまい
というわけにはいかないのです。
関節が脱臼したということは、周りの関節を
包んでいる関節包が破れ、靭帯・筋肉
も伸ばされ、損傷してしまいます。
この関節包・靭帯・筋肉の傷が治るまで
固定しなければなりません
更に内出血し患部は結構腫れてきます。
痛めて1週間ぐらいは、1時間ごとに10分ぐらい
冷やします。熱があるので結構気持ちいいです。
固定具をとって冷やしますから、気を付けて
冷やしてください。
大まかな治療のプログラムです。
つづく・・・