現役自衛官のプライベートと職場のギャップにビックリ! 自衛官募集WEB動画「国家を守る、公務員。」&「自衛隊のソレ、誤解ですから」篇
音で“見る” 1975-目ざめよ!誌
◆ レーダーやソーナーに関して人間がコウモリから学んだ事柄は,大抵の場合,軍事目的のために使われてきた。
ところが今,カリフォルニア州のある盲目の赤子は,コウモリの用いる反響式位置決定法を利用して物を“見る”ように助けられている。
人間の耳には聞こえない音波が赤子の額に取り付けた装置から発せられ,子供の前にある物体に当たってはね返って来ると,その反響音は気持ちのよい小さなさえずりに変えられて
幼児の耳に聞こえて来る。 幼児は,数か月にわたる毎日の訓練の後,そのさえずり音の高さ,大きさ,質の違いなどによって,前にある物体の遠近,方向,大きさ,果ては硬さまで知ることができるようになる。
音だけで周囲の状況を「見る」反響定位(エコロケーション)
生まれつき両眼性網膜芽細胞腫(網膜がん)を患っていたダニエル・キッシュは、生後13カ月で両目の視力を失いました。
動く際にエコロケーションを利用することを教えられたキッシュさんは、2018年現在、「チッチッ」と舌を鳴らしながら歩き、その反響音から周囲の状況を把握する。
舌を鳴らすことで、キッシュは壁やドアの位置などを頭の中に描くことができる。
キッシュは、エコロケーションは目が見えない人の自信や自立を支えると考えており、「World Access for the Blind」という非営利組織を立ち上げ、
主に盲目の人々に対してエコロケーションを教えている。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
反響定位(エコロケーション)
最も有名なのは、哺乳類でありながら空を飛べるコウモリである。コウモリ類には大きく2つの群があり、昆虫食が中心の小型コウモリ類が反響定位を用いる。
大型で果実食のオオコウモリ類は大きな目をもち、視覚に頼って生活する。
視覚障害者は、杖がコンクリートをたたく音や舌を鳴らした音などの反響で、周囲の状況、例えば横にブロック塀があるといったことがわかるという。
阪神・淡路大震災では、町中のブロック塀がことごとくくずれ、そのため、普段歩いていた道の反響が全く変わって、困惑した視覚障害者が多かったとのことである。
~Wikipedia~
音で「見る」ことで、世界を動き回る
ダレン・ブラウンとダニエル・キシュ
自転車にも乗れます
人間のエコーロケーションは盲人の「見る」ことができます
【武田邦彦】”NHKが映らないTV”にブチギレました!今まで必死に我慢していましたが、今度ばかりは徹底的に糾弾します!!
どうして誰も言わない!!NHK民営化!最低東西二社或いは、全国九社
国鉄→JR 日本電電公社→NTT
専売公社→ 日本たばこ産業(JT)
郵便、郵便貯金、郵便為替、郵便振替及び簡易生命保険の事業→ 日本郵政公社→ 日本郵政(JP)
コウモリ ― 誤解されていながらすばらしく,貴重でありながら危機に瀕している
『コウモリなんて大嫌い! コウモリって,害虫がうようよしているし,目も見えない。それに髪の毛にからみついたり,狂犬病をうつしたり,血を吸ったりするでしょう。ああいやだ。コウモリのことを考えるとぞっとするわ』。あなたもそのように感じていますか。
実際にコウモリは,こきおろされている小動物で,ジャーナリズムを通してひどいことを言われています。
コウモリは潔癖なほど身繕いをし,その大部分は優れた視力を持っています。目の見えないコウモリはいません。
人の髪の毛にからみつきたいと思ってもいません。狂犬病を持っていることはほとんどなく,持っている場合でも,噛みつく傾向はありません。
そこが,狂犬病の犬と違うところです。一人の研究者は,「毎年,蜂に刺されたり飼い犬に襲われたりして死ぬ人のほうが多い」と述べています。
さらに,血を吸うのは,1,000種類ほどいるコウモリのうち,わずか3種類にすぎません。
米国テキサス州オースティンのコウモリ国際保護協会の創設者であるメルリン・D・タットルは,コウモリに関する権威者として世界的に認められています。
その人が次のような事実をわたしたちに教えています。
「コウモリは,哺乳類に属する種全体のほぼ4分の1を占め,重さがわずか1セント銅貨の3分の1にも満たない世界最小の哺乳動物であるタイのバンブルビー・バットから,翼幅が1.8㍍もあるジャワ島のジャワオオコウモリまで,その種類は驚くほど多岐にわたっている。……コウモリの約7割は虫を食べる。果実や花の蜜を食糧とするものが多く,肉食するものは少ない」。
タットルによれば,コウモリは好ましく扱いやすい動物で,頭がよく,仕込むことができるのに,誤解されている,とのことです。また,実にすばらしい動物でもあります。
実にすばらしい!
サイエンティフィック・アメリカン誌は次のことを認めています。
「科学技術が勝利を収めている当今,生物体の仕組みが,その人工的な模造品よりも飛び抜けて優れた機能を持っていることを思い起こすのは良いことである。
この定則を説明する例として,コウモリの音波探知装置以上に適切なものはない。それは重量の面でも電力の面でも,人間の考案したレーダーや音波探知器とは比較にならないほど機能的で感度がよい」― 1958年7月号,40ページ。
コウモリの音波探知装置は人間のそれよりもはるかに複雑なので,その機能を表わす一層正確な言葉として,“音響定位<エコーロケーション>”という語を好む人は少なくありません。
虫をあさるコウモリは飛び回りながら音のパルスを発しますが,各々のパルスは1,000分の10ないし15秒ほどの長さです。音が虫に当たり,反響音が返って来ると,
コウモリは獲物に近づいて行きます。
また,パルスの長さを1,000分の1秒以下に縮め,音のパルスの発生率を毎秒200回にまで増やして,獲物に近づきながら,得られる像を常に新しいものにします。
細い針金を張った部屋でも,音響定位の能力の優れたコウモリは,すべての針金を避けます。直径が1㍉の針金を避けて通ることができるのです
コウモリの音響定位のシステムは,各々のパルスのピッチを,毎秒5万サイクルから2万5,000サイクルにまで変化させることにより,さらに機能が高められます。
ピッチが変わると波長も増し,最初は約6㍉だったのが,12㍉に達します。これにより,コウモリは種々の大きさの標的のある位置を突き止めることができます。
コウモリが食する虫の大半は,この波長の変動の範囲内の大きさだからです。コウモリは反響音から,その物体が食用に適した虫かどうかを知ることができます。もしそれが固い石であるなら,
最後の瞬間に方向を変えます。
極めて驚嘆に値するのは,幾千幾万といる他のコウモリから発せられる余分な雑音にもかかわらず,コウモリが自分の反響音を識別し,拾い上げる能力です。
洞くつの中に巣を作っている無数のコウモリは,鳴き声と反響音の充満する空気の中で飛び回っていますが,各々のコウモリは自分自身の鳴き声と反響音を区別できるので,他のコウモリと衝突せずにすむのです。問題を複雑にし,コウモリの音響定位のすばらしさを物語るものとして,次の点を認めなければなりません。
「反響音はコウモリの出す音よりもはるかに弱く,実際に2,000分の1ほどになる。その上コウモリは,それらの反響音を,自分たちの出す音で騒然としている場所で拾い上げる。……しかしコウモリは,暗騒音の2,000分の1ほどの強度しかないそれらの信号を識別し,用いるのである」。 そのような精巧な音波探知装置は,わたしたちの理解を超えています。
ウサギコウモリは「自分たちのささやき声でさえ,反響音で完全に聞き取ることができる」と言われています。ある種のコウモリは非常に繊細な聴覚を備えているので,3㍍離れた砂の上を歩くカブトムシの音を聞くことができます。
しかし,音響定位を行なっている時には,自分自身の鳴き声は聞きません。「音が発せられる度に耳の筋肉が自動的に収縮し,それによって瞬間的にその音自体が遮断され,反響音のみが聞こえるようになる。どのコウモリにも独自の音の型があって,独自の反響音によって導かれるということは可能である」。
コウモリの母親は見上げたものです。普通は年に一子だけをもうけますが,食物を求めて外へ飛んで行く時にその子を連れて行くのもいれば,洞くつの中にある,1平方㍍当たり約4,000匹というぎゅうぎゅう詰めの託児所に子供を置いて行くのもいます。
母親が戻って来て赤ちゃんを呼ぶと,赤ちゃんも呼び返し,かん高い声で鳴く赤ちゃんと我が子を呼ぶ母親が無数に群がる大混乱の中で,母親は自分の子供を見つけ,乳を飲ませます。
雌の中には非常に利他的なものもいて,食事をして帰って来ると,自分の食べた物を吐き出して,食べ物の見つからなかったほかの雌たちに食事を分けます。
パート Ⅱ へ続く>>>