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喜び  神が与えてくださる特質~聖書

2020年07月19日 | 日記

真の喜びは心の特質の一つで,全身に良い影響を及ぼします。
「喜びに満ちた心は顔色をよくする」,また『喜びに満ちた心は治療薬として良く効く』,あるいは,『体に良い働きをする』,と賢明な「箴言」の筆者は述べています。

「心に喜びがあると表情が明るくなり,心に痛みがあると気持ちが沈む」。
(箴言・格言 15:13)
「喜びにあふれた心は良い薬になり,打ちのめされた心は体を弱らせる」。
(箴言・格言 17:22)

 

【喜び  神が与えてくださる特質】

わたしたちは皆,幸せな生活を送りたいと願っています。しかし,終わりの日の今,「対処しにくい」問題にぶつかります。
「このことを知っておきなさい。終わりの時代は困難で危機的な時になります」。
(テモテ第二 3:1)

不公正,病気,失業,愛する人の死などです。そのために喜びが徐々に奪われるかもしれません。
神の僕であっても,落胆して喜びを失うことがあります。そのような時,どうすれば喜びを取り戻せるでしょうか。

まず,本当の喜びとは何か,神の僕たちが問題にぶつかってもどのように喜びを保ったかを考えましょう。

その後,わたしたちが喜びを保ち,喜びを深めるためにできることを考えます。


喜びとは何か
喜びとは,単に楽しいと感じたり陽気になったりすることではありません。例えば,お酒をたくさん飲むと上機嫌になる人がいます。
でも,酔いがさめると楽しい気分は消え,問題だらけの現実に引き戻されます。このような一時的な楽しさは本当の喜びとは言えません。
「笑っていても心が痛むことがあり,喜びが悲しみに終わることがある」。
(箴言・格言 14:13)

喜びは,「良いものを得ること,あるいは期待することによって引き起こされる感情」と定義されています。喜びは内面の深いところにあるので,周りの状況に左右されません。

「皆さんは,大きな苦難の中で,聖なる力による喜びを抱きながら神の言葉を受け入れ,主と私たちに倣うようになりました」
(テサロニケ第一  1:6)

動揺させられるような問題にぶつかっても失われません。例えば,使徒たちはキリストについて語ったためにむち打たれましたが,
「彼の名のために辱められるに足る者とされたことを歓びつつ,サンヘドリンの前から出て行」きました。
(使徒 5:41)

むち打たれたことを喜んだわけではありません。神に忠誠を保てたことを喜びました。

喜びという特質は,生まれつき備わっているものでも,自動的に得られるものでもありません。
喜びは,神の聖霊の実の一面です。喜びを含む「新しい人格」は,神の霊の助けによって身に着けることができます。

「そして,新しい人格を身に着けましょう。その人格は神の意志に沿って形作られるものであり,本当の正しさと忠実さに基づいています」。

(エフェソス・エペソ 4:24)
「一方,聖なる力が生み出すものは,愛,喜び,平和,辛抱強さ,親切,善良,信仰」
(ガラテア 5:22)


喜びという特質があれば,生活のストレスに対処しやすくなります。