2023年 2月20日(月)
知人のブロガーさんが裏山だと言っていた龍王山がどんな山なんだろうと興味が湧き、登ってみることにしました。
天気予報は曇りでしたが、雨が降らなければOKでしょう。
行こうと思った時に行くのが、ベストなタイミングだと思っています。
往路は崇神ルート、帰路は長岳寺ルートを使いました。
「山辺の道」無料駐車場に車を停めさせてもらいます。
最初は山辺の道を歩いていきます。
崇神天皇陵を右に見て歩いていきます。
土手に登って、崇神天皇陵を見ました。
大和朝廷の創始者とされる第10代天皇、崇神天皇の陵墓。
規模が大きい~権力が大きかったことが伺えられます。
貯水池の横を通って。
龍王山への標識の方へ。
先ほどの標識からそれほど歩いてないように感じてますが、もう1.5Km歩いたのね。
今は寒いけど、夏ならあまり歩きたくないような・・・蛭が出そうな感じ。
石仏にみかんのお供え。
葉を落とした木々、新芽の頃は美しい森になりそうです。
古墳が見られるようになってきました。
県下最大級の古墳で、円墳と横穴墓(山の斜面に水平に穴を掘っただけの墓)が各300基以上、合わせて600基以上あると言われています。杉林になっていますが、こんもりと盛り上がった所を見に行くと古墳があります。
外から覗くだけで充分です。
登山道の両サイドに古墳があったりします。
古墳が沢山あります。周辺を注意しながら見てると、すぐに見つけることができます。
登山道に階段が多くなってきました。
奥の院分岐。 奥の院に行きます。
長岳寺奥の院。谷になった所にあり、常に水が流れているような感じです。
不動明王石像 鎌倉時代後期に作られたらしいですが、大きな破損はなく形よく保たれていました。まだ鏡開きがされてませんね。😅
他にいくつか大明神と彫られた石碑がありました。
分岐まで戻って、さらに登って行きます。
トイレが見えて林道に出合いました。
林道から山頂に行けますが、竜王社の方から行きます。
矢印に方へ。
竜王社。 結界が張られてたので、近くへは行きませんでした。 竜王社の下には池がありました。
また階段・・
山頂直下、平坦な場所。 ここに何か建っていたのだろうと思う平地でした。
山頂に着きました。
龍王山山頂、南城本丸に着きました。
山頂からの展望。 雲が多くて霞んでますが、大和三山や金剛、生駒山脈などが見えました。
北城本丸へも行ってみました。
途中にあった馬池の案内板。
これが馬池。水はお湿り程度でした。
馬池の少し先に、城跡への道があります。
歩きやすい道なので行かれるなら、ここからがお勧めです。
北城本丸跡。
北城本丸は広い平坦地でしたが、周囲の展望はありませんでした。
お城があった頃は、よく見えたのでしょうね。
下山はトイレの所まで戻り、長岳寺方面へ下りました。
往路より、なだらかな所が多くて歩きやすかったです。
ここにも不動明王石像。
後少しです。
山から下りてきました。
左に行けば長岳寺、駐車場は右へ。
駐車場に到着して、本日の山行終了です。
初めての龍王山、古墳が沢山あって、こんな山も珍しいと思いました。
城跡であり、地元には落城にまつわる悲話がいくつか伝えられています。
そのひとつのジャンジャン火伝説は、怖い伝説です。
龍王山は今でも何か起こるのではないかと思えるような雰囲気を持つ山でした。
天理市の龍王山(りゅうおうざん)に十市遠忠(といちとおただ)という武将が城を築きましたが、攻め落とされて大勢の兵士とともに命を落としました。このうらみが真っ赤な火の玉となって山上に現れるようになったそうです。
今にも雨が降りそうな夏の夜、龍王山にむかって「ホイホイ」と叫ぶと、城跡の方から火の玉がジャンジャンとうなりをたてて降りてきて、その人を焼き殺してしまうとか。
田井庄(たいのしょう)町には、ジャンジャン火に襲われた武士が誤って斬ったと伝えられる首斬地蔵が残っているそうです。
夏の夜、龍王山に向かって「ホイホイ」と叫ばないようにしましょうね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます