「北移協」の活動が道移植医療推進協議会のな
かの「移植者部会」として再出発して、最初の
通信「かがやき vol.1」が届いた。
移植体験者が語る手記の題名は、
「移植手術という『魔法』」です。
肝硬変を患い、余命2年と自覚された方です。
夫婦、家族、そして未来。涙なしには読めま
せん。
移植待機者は、(2015年11月現在)
心臓 449人、肺 275人、肝臓 376人、
腎臓 12,794人(道内 553人)、
すい臓 205人、小腸 4人
2014年の腎臓移植を例にとると、生体腎移植
は1471例、心停止・脳死からは127例となっ
ている。
圧倒的に「生体間」となっている。
せめて欧米なみに「心停止・脳死」からの移植
が求められている。
宗教や文化の歴史が深くかかわっているといわ
れている。しかし、救われる命があるというこ
とを、もっともっと、普及していかなければ。
免許証や健康保険証のうらに書き込むドナーの
意志表示。公の施設やコンビニなど、さまざま
な場所に置かれているドナーカード。
そして、移植者部会通信「かがやき」が、普及
の一翼を担っていくことを願う。
関係者のみなさん、ごくろうさまです。
釧路市 生体間移植