お待たせしましたあ・・・
2016年も もう終わりですねえ・・・あっと言う間に過ぎて行きました
来年はよい年にしたいですねえ
普段は暇な私ですが 年末 或る作曲の依頼を受け 今年は人並みに忙しいですね
さて早速ですが まず先回の答えあわせをしましょう
それから時々勘違いしている人がいるようなので 一応書いておきます
シャープ(♯)は半音上がる と云う意味ですね フラット(♭)は半音下がるという意味です
だから例えば〇と×と云う音程に♯や♭の課題の場合
〇である下側の音に♯がつけば半音上がるので間は半音狭くなります
〇である下側の音に♭がつけば半音下がるので間は半音広くなります
×である上側の音に♯がつけば半音上がるので間は半音広くなります
×である上側の音に♭がつけば半音下がるので間は半音狭くなります
宜しいでしょうか?
さて今回は難しかったと思うので 少し説明も入れたいと思います 先回の課題は
次の音程を答えなさい
1 ドとシ♭ 2 ミとド♯ 3 ソ♭とファ 4 ド♭とソ 5 シとファ♯ 6 ファ♯とシ
7 ファ♭とシ♭ 8 シ♭とファ♯ 9 ド♯とシ♭ 10 レとレ♯ 11 ファ♯とミ♭
12 ドとシ♭♭(w♭) 13 レとド♭ 14 ド♯とシ♭ 15 ミと1オクターブ上のミ♭ でしたね
答えです
1 短7度 2 長6度 3 長7度 4 増5度 5 完全5度 6 完全4度
7 増4度 8 増5度です 9以下は次回答え合わせします
さて 少し説明します
1はまずシ♭の♭をはずして考えます すると ドとシは長7度ですね
そして その長7度を土台として考え、次にシに♭を戻します するとその間は
長7度よりは狭くなります つまり答えは短7度です・・同じ様に2 3 4もそうです
さて5はちょっと難しいですね まずファ♯の♯をはずした シとファとして考えます
これの難しいのは、まずシとファの段階で減5度であるということです ここは注意ですよ
さてその減5度を土台として考え 変化記号を戻します つまりファのシャープにします
すると減5度より間は半音広くなります 減5度より半音広いのは完全5度ですね
同じ様に6は♯を取った段階のファとシの段階で増4度です 何も♯や♭がついてない
ファとシの段階で増4度となる事には注意が必要です 宜しいでしょうか?
さて それにファ♯の戻してやると間は半音狭くなります だから答えは完全4度ですね
それから7次のは以外に簡単です ファ♭とシ♭は同じ変化記号 つまり両方♭がついてるので
相殺の考えで両方のフラットを消せばよいですね ついてないのと同じ事ですね 答えは増4度です
8は少し難しいかもしれません でも問題の解き方は同じ手順です
シ♭とファ♯の変化記号とって考えます つまりシとファで考えます 答えは減5度ですね
この減5度を土台として考えます まずどちらでもいいですが シに♭を戻し
シ♭で考えましょう 減5度よりも間は半音広くなります 答えは完全5度です
今度はこの完全5度を土台として考えます 次に更に今度はファに♯を戻します
ファ♯になると その間は又半音広くなります 完全5度より半音広いのは?
・・・・・そうですね 答えは増5度です
いかがでしょうか? 今回で理解を深めた方は更に9以下を解いてください
その9以下の答え合わせは次回に ・・・。
説明を見て理解できました
どうしても変化記号を付けたまま考えるから時間が掛かるんでしょうねえ
まあ 出来たのなら結果OKじゃないの\\/
上の音と下の音は どちらを先に変化記号を省く或いは戻す事への順番ってありますか?
例えば ドとソ そしてド♯とソ♯は音の高さは違うものの
音の幅は同じと考えていいんですよね?
今回と次回の課題で音程は完了でしょうか?