オルタードスケールの3回目です・・・先回の課題は
ド レ♭ レ♯ ミ ファ♯ ラ♭ シ♭ ド
・・・・のオルタードスケールの内の ファ♯ ラ♭ シ♭ ドの
ディグリィー(主音から何番目になるか)を分析する事でしたね
では回答です
ファ♯は♯11になります(♯4と言うよりテンションと考え1オクターブ上の♯11で表記します)
ラ♭は♭13になります(これも♭6ではなくテンションノートとして1オクターブ上です)
シ♭は♭7になります(これは普通のドミナント7の7番目の構成音ですね)
最後のドは言うまでもなく完全8度 或いは主音ですね
因みに呼び方は♯イレブンス・♭サーティーンス・♭セブンス・パーフェクトエイスですね
ではここで前回の方とあわせると
ド(ルート) レ♭(♭9) レ♯(♯9) ミ(M3)
ファ♯(♯11) ラ♭(♭13) シ♭(♭7) ド(Pf8又はルート)
・・・になります いかがでしょうか?・・・赤がテンション青が構成音です
あとはこれをスケールとしてどう考えるかだけですが
その前に・・・ここまでで重要な事をちょっと書きます オルタードの内容とはちょっと違うけれど
上記の ♯11・・・? ♭13・・・んー? ♭7って何の事だっけ?・・・って思われた方へ
説明がないので無理はないですよ・・・ただ色んなことを知ってる前提で音楽書は書いてあるので
ただその時に問題なのは或いはちょっと考えて欲しいのは
どの知識があれば、それが分かるようになるのか? その事自体さえが分からない
と言う事です 私もその繰り返しで暗中模索でここまで来ましたから その心情が分かる一人です
例えば学校は一学期サボっても二学期から又授業が始まり、結局は何とかはなりますね しかし
音楽は或る前の事が不透明だとその後を理解したつもりでも、本当は理解できていません
そして又どの部分が理解できていないのかに気付く人も又アドバイスしてくれる人も少ないです
そしてそれは大げさではなく 前段階が理解できてない限り、その後は一生理解は難しいです
それで結局現状は実力やセンスある人達も、音楽の勉強を挫折・離脱を余儀なくれる分けです
その辺の残念な想いも、音楽ブログを書こうと思った私の、微力ながらの想いでもあります
今回ブログを見てくれた人に道案内します 上記の事が?だった人は音程とは何か?
その部分が理解できていません・・・その部分がクリアされれば道路封鎖が解除になり
理解度やスキルが一挙にステップアップしますよ
さて脱線はこのくらいでオルタードに戻ります
課題 上記のディグリー分析で構成音の青とテンションの赤の音が使えるコードは
1トニック系 2サブドミナント系 3ドミナント系のどれでしょうか?
そしてその理由も書いてください。 回答は次回に
(石川社中に通う人はスケールとテンションのプリント課題9から11をメールにて)
オルタードスケールは主音以外を半音させる
と書いてありますが
いままでオルタード暗記してましたが
指慣れたメジャースケールを一つ左側に移動すればいいのでしょうか?
そうですおっしゃるとおりです
ただ主音は下げないので 最初のドは指に馴染んだ
いつもの指と場所で弾いて
その後レを弾く時に左に移動します
そして最後のシの音からドはいつものように1フレット隣ではなく
2フレット分は慣れてるのでご注意を
スケールを忘れて確かめる時には便利ですよね
又オルタードとよく似ているのが
コンビネーション・オブ・ディミニッシュスケールですよね?
最初のうちはご存知かもしれませんが
混乱起こしますよね 中々指が記憶しない
そんな時にオルタードは主音以外半音下げる
コンディミは半音+全音・・・と
いつも確かめるように整理してます
丸々スケールダイアグラムを暗記するよりその部分を暗記する事をお勧めします。
ルートが変わると途端に分からなくなってしまいます
でも中々良いアイデアでこれは嬉しいです
ところでコンディミと言うのは日本だけの呼び方だと言う噂は本当でしょうか?
例えばギターのチョーキングもそうですね
海外ではチョーキングではなくベンドです
10年ほど前私の音楽教室にアメリカ人がいて
夏休みにジャズギタリストだと言う友人を連れて教室に来たので、そんな話をしてみたら
〔セブン・イレブン〕と真顔で言われました
私の発音が悪かったかもしれないけれど
どうやらコンビニと間違えられたようです
そしてその時にHarfStep・HoleStepのスケールと言ってましたが
つまりディミニッシュ・スケールは2種類あって全音と半音を繰り返すタイプと
逆の半音と全音の組み合わせを繰り返すタイプがあるわけです
その中で 半音+全音のディミニッシュスケールのほうを日本ではコンディミと言ってるわけです
だからHalfStep・HoleStep と言ってたんですね
因みに前者はディミニッシュコードに後者はドミナントコードの時使います
アメリカではコンディミとは言わず
ハーフステップ・ホールステップ ディミニッシュ・スケールと言うと通じますよ。
いい情報ありがたいです
又今後も訪問させてください・・。
そうなんですよオルタードにはアボイドのように
弾いてはいけない音はないんですねえ
どの音もテンションか構成音ですから
しかしアウトの時に効果的に使いたいのに
つまりかっこよく音をはずしたいと思ってる時に使うのに その音はあっていません
・・・って アボイドがあるのなら何の為に?・・と思うけれど
正確にはWhole Toneです・・・。